立命館大 2016年度3月入試に向けて

2016年2月22日

立命館大が2016年3月5日(土)に実施を予定されている「3月入試」に向けた情報をお届けします。

まずは、今後の出願先選択あるいは合否ライン予想をする上で大いに参考になる、「一般前期の出願動向」について簡単にご紹介致します。

全体の志願動向
・志願者数は前年から9.5%増加となっているが、新設の総合心理学部分も含めたものとなっているので、その分を差し引くと前年から3,120名増・+3.9%という増加率

新設の総合心理学部
・4,500名に迫る出願者数で、「前期出願者数÷一般募集定員」で算出される出願時の倍率では「28.1倍」となり、生命科学部の30.1倍に次ぐ2番目に高いという、驚異的な人気(ただし、合格者数次第でどのような最終倍率になるかが本当のポイントとなる)

志願者数減の学部や動向
・学部別に見ると特に文系学部で大きく増えている学部が多く見られる中、特に注意が必要なのは以下の学部
 法(昨年の一般前期も12.7%増だったので、2年続けて増)
 映像(昨年の一般前期も4.3%増だったので、2年続けて増)
 経済(昨年の一般前期では+30.5%だったが、今年は-6%に留まっており人気継続)
 政策科学(昨年一般前期は前年とほぼ同数で、今年は4割増)

志願者数増の学部や動向
・反対に狙い目となりそうなところは次の通り
 情報理工(昨年の一般前期は3%増だったが、今年は-6.6%で2年前水準より下の争いに)
 生命科学(一般前期だけだと2年続けて志願者減)

最後に、立命館大の合格を得るためのポイント、をご紹介致します。

・後期分割方式で2学科・学域を併願できるのは経済学部、文学部、理工学部、生命科学部なので、学部内併願でより安全な策を取るならこれらの学部がオススメ
・「後期分割方式」と「経営で学ぶ感性入試」が併願可能となっているので、入試問題のクセが強い「~感性入試」だが、トライしてみる価値はある(ただし、センター試験において「英語+高得点2科目の合計」が390点・65%を超えていないといけない)
・センター試験後期は複数出願可能なので、多目に出願しておくと、ひょっとして・・・

立命館大の3月入試は、2016年3月5日(土)の実施。「後期分割方式」と「経営で学ぶ感性入試」の出願は郵送・インターネットとも2月22日(月)が、センター利用型後期は郵送・インターネットとも2月26日(金)、がそれぞれ締切となっています。

立命館大の合格に向けて最後まで頑張る受験生の皆さんに、良き報せが届くことを祈ります。