
今から145年前、大阪市西区川口に英国聖公会によって女学校が創設されました。その5年後にはその近くに男子校の小学校を設立します。女学校は戦後プール学院中学校高等学校となり、1950年に短期大学を、1996年には4年制大学を開学させました。
一方男子校の方は、鶴橋駅近くの、現在大阪赤十字病院があるあたり(当時の地名は桃山)に移転したので、学校名は桃山学院となりますが、その後現在地の昭和町に移転します。そして1959年にはその校地で併設する形で桃山学院大学の開学となりました。
このように姉弟の関係だった2校ですが、2018年にプール学院大学の教育学部を桃山学院が引き継ぐことになり、桃山学院教育大学が誕生しました。
しかしプール学院時代から引き継いだ設備の老朽化や桃山学院大学からのアクセスの問題もあり、和泉中央の桃山学院大学に統合して新学部にしてしまおう、となったようです。
既存の教員組織や教育実績があるわけですから、文部科学省の認可が下りないはずはないと思っていましたが、正式に認可されると一安心ですね。
というわけで、桃山学院教育大学をめざしている皆さんは入学後、桃山学院大学に通うことになりますのでお楽しみに。