★18学校説明会特集!(四條畷学園中学校高等学校)

2018年6月27日 水曜日

四條畷学園中学校高等学校の学校説明会に行ってきました!

JR四条畷駅から徒歩約1分。四條畷学園中学校高等学校=『近』で表される理由です。

創立93年目。「実行から学べ!」⇒「アクティブラーニング」=【自分プロジェクト】を進めておられます。

《中学校入試》では、[英数コース][英数発展コース]と[6年一貫コース]があります。[英数コース][英数発展コース]は中学3年間を学んだ後は外部の高校へ進むコースです。目を見張ることは、その進学先です。今春は、大阪公立・文理学科に29名の生徒が合格したことです。さらに私立高校においても、[東大寺学園高3名、西大和学園高3名、洛南高7名など]となっています。卒業生約140名に対してこの数字はインパクトがあります。一方、[6年一貫コース]は勉強だけでなく多くの行事やイベントなどにも取り組み、6年間の学校生活を充実させておられます。

2019年度の中学入試のポイントは、『自己アピール入試』・『検定の優遇制度』を導入されます。また、入試科目が、『2科か4科入試』であったものから『2科か3科入試』に変更されます。負担の少ない受験が可能となります。

《高校入試》では、最大のポイントは来年度入試より、[発展キャリアコース]が新設されることです。これまでの[総合キャリアコース][特進文理コース][保育コース]に加え4つ目のコースとなります。

[発展キャリアコース]は、「自己表現力・プレゼンテーション能力の育成」、[自己理解とキャリア形成力の育成]、[英語コミュニケーション能力の実践的習得]などを目標とされます。充実した[コース]と[指導]がより整った環境となり、さらに魅力ある学校になる期待されます。

詳しくは、学校説明会オープンキャンパスに是非参加してみて確かめてください。


城星学園 中学校・高等学校 入試説明会に行ってきました

2018年6月26日 火曜日

大阪城公園南、かつての日生球場(今は「もりのみやキューズモール」)のすく近くの落ち着いた文教地区にある女子校、城星学園の入試説明会が学校内で行われました。あいにくの雨の中ですが、先生方が門まで出てきてのお出迎えです。恐れ入ります。

 

校長先生からは、修道会の歴史から独立戦争、産業革命といった時代に子どもが置かれていた状況など今の建学の精神が生まれた背景などをお話しくださいました。また1950年幼稚園開校からの学園の歴史も紹介していただきました。中学校の開校は1959年ですので、今年で創立60年目というわけですね。

協定校となった大阪星光学院の校長先生と教育企画室長の先生からもお話がありました。外部講師を招いての勉強会やオーストラリアから来た生徒を招いての交流会などを大阪星光学院と城星学園の生徒が共同で行った話などを例に、交流によるメリットを説明していただきました。

 

教務部長の先生からは、毎年のように行われる旅行や合宿といった行事や、礼法、生け花、茶道、宗教行事など特色のある教育活動に加えて、中学校では英語、数学の習熟度別クラス編成や情報の授業内容など具体的な説明をいただきました。

「英語の広場」「数学の広場」と呼ばれる放課後自由参加で個別対応の補習など、きめ細かな取り組みも紹介されました。

 

進路指導部の先生からは中高それぞれの英語教育の目標と、それに至る方法の説明です。中学校では表現することをテーマに、英検・GTEC・英語暗唱大会、さらに英語キャンプや朝学でリスニングを行うなど、高校では自立をテーマにスピードリーディングや多読、英語のタイピングなど、学年に応じた様々な工夫が紹介されました。

 

最後に入試広報室長の先生から入試に関する説明がありました。細かい数値はまた学校の説明会や「開成進学フェア」のブースで聞いていただくとして、中学入試で理科を選択した生徒は少数だったことや、出願方法はインターネット出願のみであることなどの説明がありました。

一方、もともと専願率が高い高校入試についてです。こちらは5科目と3科目(英数国)が選択できますが、66%の受験生が5科目を選んだようです。

また、奨学金制度についての説明もあり、父親が大阪星光学院か大阪明星学園の、又は母親が城星学園の卒業生である場合や、そうでなくても大阪府外からの通学者がお得になる制度もあるようですから、対象となる場合は一度説明会に参加してみてはいかがでしょうか。

最後に副校長先生より、入学していただければ、実りある人生を送れるように取り組んでいきます、という力強い言葉で説明会は終了しました。

 

一番肝心な学びの様子がよくわかる説明会でした。どうもありがとうございました。

大阪信愛学院にお邪魔してきました(文化部編)

2018年6月25日 月曜日

 

校舎の廊下には生徒さんの書道や絵画の作品がずらり。美術部は近畿総合文化祭や全国高等学校総合文化祭に大阪代表として出品するなどの実力派です。

コーラス部の練習をちょっと見せていただきました。最初に柔軟体操(体も顔も)が行われます。次に発声練習、お互いにおなかを押さえて息を出す練習です。その後振りがついた曲を歌っていただきました。さすが関西大会レベルです。アカペラでも音程がぶれません。天井の高いホールに素晴らしい歌声が響いていました。

音楽室ではハンドベル部が練習中です。かなり演奏水準は高いです。しかも担当のベルを条件に応じて取り換えるなど柔軟性が高い皆さんでした。

 

この写真では演奏の素晴らしさが伝わらないと思いますが、9月17日(月祝)の開成進学フェア(大阪会場)で演奏を披露していただきます。是非ご来場の上お楽しみください。

突然ですが、ここで部員募集のお知らせです。現在ハンドベル部は楽器に比べて部員が少なく、特に現在中学生が居ないとのことですので、この学校に入学して入部すれば、演奏メンバーとして参加できる日も近いかもしれません。

軽音楽の生徒さん3名が学院ホールの前でポーズを取ってくれました。校則が厳しい学校と聞いていましたが、堅苦しい雰囲気は全くなく、このように学校生活を楽しんでいる生徒さんたちの姿が印象に残りました。

 

来年度から中学校がコース制を採用します。学習内容を先取りする「スーパー文理コース」と5科目を深める「学際コース」に分け、より生徒さんの状況や希望に応じた教育を提供しようというものです。時間割例やカリキュラムの詳細については今後行われる学校説明会や開成進学フェアでご確認ください。

 

今回取材にご協力いただいた先生方、生徒の皆さん、ありがとうございました。

 

 

大阪信愛学院にお邪魔してきました(運動部編)

2018年6月22日 金曜日

さて、授業後はお掃除タイムがあって、お楽しみの部活動の時間です。共学校なら、バレーボールやバスケットボールなど、男女別に行われる競技は練習場を交互にしか使えないのが当たり前なのですが、男子校・女子校はその必要がありません。つまりスポーツをするなら男子なら男子校、女子なら女子高を選んだ方が伸び伸びと練習できるわけです。

というわけで、運動部の活動を見せていただきました。大阪ベスト4のソフトボール部が練習をしていますが、その奥では陸上部が短距離の練習をしています。結構グラウンドも広いです。先生に聞くとソフトボールが2面取れるとのことで、他校を招いての練習試合もここでできるとのこと。遠征費の節約にもなっているとのことです。

体育館では今日はどの競技が練習しているのかなと思えば、なんと体育館が3つあるとのことで、バレーボール、バスケットボール、バトミントン、ダンス(2チーム)、機械体操が同時に練習しています。今日はたまたま活動していませんでしたが、卓球も空手も同時に練習可能です。しかもその隣に使用可能期間が長い室内プールが・・・。スポーツ女子にとってはたまらない環境だといえるでしょう。部活も教育の場として、時には厳しく指導をしていますという先生のお話からも、この学校でスポーツをするメリットは大きいなと感じました。(続く)

 

 

大阪信愛学院にお邪魔してきました(施設・環境編)

2018年6月21日 木曜日

今年から制服が変わりました。たまたま通りかかった生徒さんを撮影しましたが、さすが信愛、制服を崩して着ている生徒さんは居ません。夏服ですがいろいろ組み合わせを選んで、個性を出すことができるようです。

聖堂です。大阪都市景観建築賞・大阪市長賞等を受賞した、建築物としても価値の高い建物です。高い天井が素晴らしい音響効果を生み出しています。外の音は全く聞こえない別世界です。

もちろんオルガンもあります。

古い方の建物です。文化財としても価値の高い建物です。装飾が施された柱や少し丸みを帯びた手すりなど、歴史の重みが感じられます。学院の歴史を紹介するコーナーもあります。

5階建ての図書館です。NDCで分類された18万冊の蔵書に加えて、某熱帯雨林ドットコムでも手に入らないレアものも含めてCD6500枚も収蔵されています。

普通の学校図書館では見られない光景ですが、楽譜も大量にありました。

因みに校内の花壇は「環境部」の皆さんがお手入れしているのでした。(続く)

 

 

大阪信愛学院にお邪魔してきました(授業編②)

2018年6月20日 水曜日

高2の化学の授業では、センター試験を題材にしながら基礎の復習をしています。中学2年の理科の授業ではジャイアントパンダの写真を見せながら、歯の形から、実は肉食動物としての特徴を持っている、という動物分類の授業です。

英語の授業では、英訳しにくい日本語を、英語ではどのように表現するのかを生徒に予測させながらユーモアたっぷりに紹介する授業で、別の英語の授業ではネイティブの先生が「大好き」から「大嫌い」の間の表現を8段階も紹介するなど、どの教科・科目も実践的な内容からの導入が効果的で、生徒さんの興味を引き付けていました。

もちろん生徒さんは楽しんでいるだけではなく、ポイントをノートしています。この学校もやはり授業をとても大切にしていることがわかりました。

看護医療コースの高3では、新約聖書を使って宗教の授業がおこなわれていました。宗教の授業というのはひたすら聞くことが求められる授業が多いものですが、ここでは先生と生徒との対話で「愛とは何か」をテーマに授業が進行していました。将来医療現場で働く皆さんにとって、人に対する考え方を身に着けることは大きな財産となるでしょう。(続く)

大阪信愛学院にお邪魔してきました(授業編①)

2018年6月19日 火曜日

今年で創立134年を迎えるキリスト教系女子校である大阪信愛学院中学校・高等学校は、昨年まで「大阪信愛女学院」という校名でしたが、今年から「女」がなくなりました。そこで「え?共学化?」とのうわさも流れましたが、いえいえ、相変わらず女子校です。正確に言えば校舎を建て替えた小学校が今年から共学になったので校名を変更したというわけです。その小学校も含めて、幼稚園から短大までが同じ校地にあります。(お隣には保育園もありますが、幼稚園と同じくこちらは共学です。)

 

(※ 数値はすべて現役の実人数です。)

実はこの学校、今年大学合格実績が急上昇しました。特に中学からの6年一貫生の実績が大きく向上しています。(グラフの太い線は高校からの入学者も含んだ数値を表しており、細い線が中学からの一貫生です。)昨年度は落ち込みましたが、一貫生に関しては、今年は国公立も5名から12名と倍以上、関関同立も12名から20名と驚異的な伸びを示しています。

 

そこで、その秘密を探るべく、午後の授業を見せていただきました。

あれ、全員寝ている・・・わけではございません。まず、昼休みが終わったら、全員「黙想」を行います。楽しかったお昼休みから午後の勉強モードに切り替えようというわけです。今回のBGMはモーツァルトのフルートとハープのための協奏曲(K.299)の第2楽章アンダンティーノ。平和を象徴するヘ長調の響きの中で生徒さんも先生も静かに目をつぶって心を落ち着かせています。(続く)

関西8大学 一般入試難易度ランキング(医・薬・農・生命科学)

2018年6月18日 月曜日

いわゆるバイオ系ですが、医学部は別として、文系学部への人気回復の影響を受けて、ここ数年、競争倍率では落ち着きを見せている分野です。しかし、今回の調査では、むしろ大きく上昇している学科が多くなっています。(昨年の資料より5以上上昇しているところには水色を塗っています。)注意点として、近大和歌山がいずれも上昇しており、特に遺伝子工学は甲南の生命科学とほぼ差がなくなっていますので、併願を考える場合はどちらもそれなりの準備が必要です。

 

他の分野についての分析も行っていますが、詳しくは7月8日(日)に開催します「関西8大学大研究」で説明します。ご来場をお待ちしております。

http://www.kaisei-group.co.jp/freestep/event/800

(詳しくはこちらをクリックしてください。)

関西8大学 一般入試難易度ランキング(経済・経営・商)

2018年6月15日 金曜日

就職状況の好転から、人気が復調してきたこの分野ですが、募集単位が大きいこともあって、昨年と比べてそれほど難易度に変化は見られません。入学定員厳格化に伴う合格者絞り込みの影響で、全体的に上昇気味ですが、今まで狙い目とされてきた甲南のマネジメント創造や京都産業も上昇し、いずれの大学でも50以上の平均値となっています。この分野では、同志社、立命館 関西学院、関西、近畿と、そこまでのランキングは変わりませんが、財界とのつながりが強いといわれる甲南が、龍谷よりワンランク上になっています。(続く)

 

 

 

関西8大学 一般入試難易度ランキング(法・政治・政策)

2018年6月14日 木曜日

河合塾から大学別合格者平均成績一覧が発表されました。入試関係のデータ量で定評のある河合塾の資料ですが、今年度は更に細かく、偏差値帯ではなく、合格者の平均偏差値というリアルな数値で発表されています。(因みに5名以下のデータしか集まらなかった学科については掲載無しです。)

※「17偏差値」の数値は2017年度のボーダーラインですので、2018の数値と単純比較はできませんが、一応参考としてご覧ください。

その中から、関西8大学の法学・政治・政策関連の学部のランキングを作成してみました。

この分野での最難関は同志社法学部、今年度は更に難化し、平均偏差値は63.6です。大阪大合格者でも同志社が不合格だったケースもありますので、国公立併願校として考える場合でも、それなりの準備が必要です。龍谷の法・法律と甲南の法・法は昨年の資料よりも5ポイント高くなっています。(表の中で水色に塗っているところです。)

難易度では同志社の次は立命館、関西学院、関西と続き、近畿、龍谷、甲南、京都産業という大まかなランキングに変化はありません。(続く)