第2回 水都国際中学校説明会に参加してきました

2018年7月3日 火曜日

6月30日(土)、住吉区民ホールで開催された大阪市立水都国際中学校の説明会が開催されました。
以前、このエントリーでも紹介しましたが、水都国際中学校は今年から募集を開始する公立中一貫校です。広々とした公園と市民図書館に隣接している、いつもは静かな区民ホールが、数百名の来場者で、混雑している状況からも、人気の高さが伺えます。中学校に関しての説明は13:30からと、16:00からの2回行われましたが、合計で1500名以上の来場です。

ロビーには制服の案が4つ展示されています。実はアンケート用紙に人気投票コーナーがついています。まさにみんなでこれから作っていく学校という感じですね。
この学校は公設民営という前例のない運営方法ですが、今回の説明会の前半は運営団体である大阪YMCAではなく、大阪市教育委員会が主体となって行われました。

前回の説明会でも紹介された教育課程や課外活動について紹介がありました。部活動は初年度としては地域活動などを想定しているようです。やはり1年生しか在籍しない初年度は中体連への所属も難しそうです。
今回は入学者選抜に関しても説明がありました。約4割の授業が英語で行われる中学校ですが、入試では英語力を問われることはありません。但し面接で英語学習への意欲や関心は問われるようです。

後半では大阪YMCAが主体となって模擬授業体験会が開催されました。

ドラえもんの登場人物の中でのび太に悪影響を与えているのは誰、という英語での質問(もちろん小学生用に日本語訳も付けてくれます。)が提示され、来場者(主に子ども)にその答えと、その理由を答えてもらうというものです。この例を通して答えが大事なのではなく、プロセス、つまり考える過程を大事にしたいという学校の教育方針が示されました。

1回目の説明会よりも、教育内容が具体的に示されたという点で、今回の説明会もとても意義深いものだったと思います。この学校を是非受験させたいと思った保護者も増えたことでしょう。
ちなみに、開成教育セミナーでは大阪市立中高一貫校対策のコースを設置しています。各種イベントも実施していますので、ぜひこちらもご覧ください。