★18学校説明会特集!(大阪信愛学院中学校・高等学校)

2018年7月5日 木曜日

7月3日(水)大阪信愛学院の塾対象説明会に行ってきました。

6月の地震では体育館が一部傷んだそうですが、以前このエントリーで紹介したようにスポーツも盛んな女子校です。

校長先生の御挨拶は、吹奏楽部でフルートを吹いていたという卒業生の保護者がお嬢さんの結婚の報告にいらっしゃった時のエピソードでした。そのお嬢さんが困難に向き合ったとき「信愛スマイル」で乗り切った、というお話を通して、お勉強の知識以外に身に着けたものも大切だとのお話でした。また「皆かけがえのない存在である」ということを伝えたい、という学校の理念を自らのお言葉で伝えてくださいました。

続いて進路状況の説明です。これも以前のエントリーで紹介した通りですが、138名の卒業生に対し、現役で国公立大学14名、関関同立26名、関西医大1名、薬学22名合格。さらに併設短期大学に10名、他の短期大学に8名など幅広い進路状況が紹介されました。きめ細かなコース制が成果に結びついています。

入試に関する説明も頂きました。

2019年入試から中学校に新たなコース制を導入します。
学習内容の先取りを行う「スーパー文理コース」は7限授業を行います。高校進学時にも、高校からの入学生と混ぜないクラスです。
一方先取りをせずに教科内容を深める「学際コース」は6限授業が基本としますが、補習や学びなおしが加わります。こちらのコースは高校進学時に、高校からの入学者と一緒になり、5つのコースに分かれます。
「スーパー文理コース」の五ツ木駸々堂模試での目安は45程度を想定しているとのことです。入試で「スーパー文理コース」の基準に達していなくても、「学際コース」への回し合格もありますので、安心ですね。

 

高校のコース制についてです。

5つコース(「文理」「進学ソレイユ」「進学エトワール」「看護医療」「子ども教育」)の違いについて、詳しく説明がありました。
大学進学に特化している「文理コース」ですが、高2までは国公立進学も視野に入れた全教科履修、高3になってから科目を絞り込んだ私立大学型にすることが可能だそうです。
グローバル教育が特徴の「進学ソレイユ」(ソレイユとはフランス語で「太陽」のこと)、学ぶことの大切さと楽しさ、わかることの喜びが実感できる少人数制の「進学エトワール」(エトワールはフランス語で「星」のこと。)も魅力ですが、済生会病院での実習もある「看護医療コース」とお隣の幼稚園での実習やピアノレッスンもしてくれる「子ども教育コース」は併設の短期大学に進学する場合、単位の先取りもできます。
※看護以外の理系は「文理コース」に入る必要があるとのことです。理系進学の可能性がある場合は注意が必要です。
成績の基準はありますが、希望により高校2年時で転コースも可能となっています。

 

入試に関しての情報です。

中学入試は(19日午前、午後、20日午後)の3回設定です。
英語も選択できますが、内容としては英検5級程度のリスニングです。放送された英文を聞き取って選んで答える形式です。
高校募集は内部からの進学50名と別に、外部募集として、文理コース30名、他コース合計で70名を定員としています。
5教科、3教科双方で合否判定が行われますので、5教科選択で、理社で失敗しても心配はありません。こちらも中学入試と同じく他コースへの回し合格があります。

副校長先生による、「今の校風を大切にしていきたい。」というお言葉で説明会は終了しました。合格の目安など入試に関する詳細は9月17日の開成進学フェアなどで、直接学校の先生方からお聞きください。