同志社大学 文系10学部一般入試倍率推移(その2)

2020年5月26日 火曜日

但し、学部ごとの動きを見ると、かなり乱高下があります。確かに2018年度は実質倍率が最高を記録した学部も多いのですが、各学部の線を見るとジグザク。つまり前年度の結果を見て、逆の動きをするという隔年現象がみられる学校であるともいえます。

例えば2018年度には文化情報学部、政策学部が難化したわけですが、その時に最も実質倍率が低かった法学部が2019年度に大きく跳ね上がるなど、極端な動きをします。ここ2年で全体では実質倍率は低下傾向にありますが、その中で2020年度に再び最低倍率となった法学部や、例年よりも低くなった商学部は、2021年度には、逆に要注意だといえるでしょう。但し例外として今年はこのコロナウイルス感染症の影響で全体的に国際系・観光系の学部・学科はマイナスに振れるところが増えると考えられるため、グローバルコミュニケーション学部はもう一段階落ち着いた倍率になるかもしれません。 まだ学校の授業も始まっていない今の段階では何とも言えませんが、同志社大学の場合は複数日程で受験学部を散らすなど、リスク分散型出願をお勧めします。