【開成進学フェア 参加校紹介】京華中学高等学校【首都圏】

2021年8月30日 月曜日

文京区の小石川植物園の近く、白山神社、東洋大学白山キャンパスの隣に映画監督の黒澤明、作曲家の武満徹などの文化芸術の巨人も輩出した京華中学高等学校があります。124年前の1897年(明治30年)、京都帝国大学の創立と同じ年に尋常中学校として作られた「京華中学校」がルーツです。その後関東大震災を経て現在地に移転しています。戦後の学制改革に伴って男子普通科、男子商業科、女子部に改組され、その後それぞれが独立して今の「京華中学高等学校」(男子校)、「京華商業高等学校」(共学)、「京華女子中学校・高等学校」(女子校)と独立した学校となりました。それでも、校歌は共通、中学高等学校と商業高等学校は同じ敷地、女子中学・高等学校も100mほどしか離れていませんので、体育館の共用や、吹奏楽団のような合同の部活など、つながりは深いようです。

前置きが長くなってしまいましたが、その3校のうち、今も男子校を貫いている「京華中学高等学校」についてです。

1学年250名前後の男子が学ぶ、この学校、高校になると3コース(「S特進」「特進」「進学」)と分かれます。中学からの進級者とは高2で合流するクラス編成になっています。英検、数検の受験やオリエンテーション合宿、7限目や夏期休暇中の特別授業など進学に向けた取り組みも充実しています。実際に2021年度入試で、国公立 27件、早慶上理 21件、GMARCH 118件の合格実績となっており、進学校として立派な実績が出ています。

しかし、ここの生徒は勉強面で厳しくしごかれているというより、インターハイに出場の水泳部や、全国高等学校鉄道模型コンテストでベストクリエイティブ賞とベストライター賞を受賞の鉄道研究部など、むしろ伸び伸びと30以上もある部活を楽しんでいるようですので、各コースに応じた、大規模校に無い面倒見の良さが効果を表しているようです。

詳しくは9月25日から開催(特設サイトオープン)の「開成進学フェアオンライン(首都圏版)」をご覧ください。)お申し込みはこちらから。開成進学フェア オンライン2021 | イベント・トピックス | 個別指導学院フリーステップ[関東] (kaisei-group.co.jp)