「武庫川女子大(兵庫県西宮市)を運営する学校法人は、2027年度をめどに同大学を共学化する方針を固めた。複数の大学関係者への取材でわかった。学生数が9000人超と女子大では全国最大規模で、18歳人口の減少が続く中、規模を維持するために共学化が必要と判断したとみられる。」読売新聞オンライン 2025/06/17 02:00配信より
以前このエントリーでも13番目の学部誕生をお知らせしましたが、【13番目の学部誕生!】武庫川女子大学 環境共生学部【学部としては女子大初】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ
理系も含めて学部の改組や新設といったリニューアルを進め、女子大としては成功例の一つだと思っていたのですが、まさかの共学化の方針が発表されました。
4月にノートルダム女子大の募集停止のニュースを受けて作成した募集状況リストをもう一度掲載します。

最新のデータは全大学揃っていないので、2021年から2024年までの定員充足率で並べたものですが、武庫川女子大学近畿圏女子大で4位と全く悪くないのです。2022年以降、2000人を超える入学者を確保できていますし、特に学生募集上特に問題は感じないのですが、思い切った決断をしたものです。
まだ設備の面などで一斉に全学切り替えできるかどうかはまだ不透明だそうですが、2027年度から共学化、となれば次の入試が女子大として最後の入学者となるわけです。今までの他大学の例から予想すると、この段階から受験者数が増える可能性が高いです。武庫川女子大学への入学を希望している受験生は、早めの日程の入試を積極的に利用していきましょう。