ネット上でこのような記事を見ました。
『公立中学校の部活動改革に関する国の有識者会議「調査研究協力者会議」が27日、東京都内で開かれ、日本中学校体育連盟(中体連)の新宮領毅専務理事は2027年度から大会規模を縮小する全国中学校体育大会(全中)について、「近い将来、なくすことも選択肢の中にある」と述べた。』(時事通信社 10月27日18:54配信)
昨年、こちらの記事(↓)を書きましたが
【衝撃!】中体連 9競技は全国大会廃止【部活ピンチ!】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ
ついに他の競技も含めて、全中が消えるかも、というわけです。既に神戸市で始まっている部活動の地域移行(つまり各学校毎の部活動は無くなる)を今後全国レベルで行うことがスポーツ庁と文化庁の有識者会議による最終報告書で5月にまとめられており、2026年度から6年かけて休日は全学校で地域移行、平日も順次移行するとされています。これで公立中学校から部活動が消える可能性が高まってきました。学校の先生の働き方改革も大切ですが、部活動に参加していた生徒はレジリエンス(立ち直る力)が強い、という学術論文も複数存在します。競技人口の減少や部活動による教育力が失われるなど、そのデメリットも心配です。吹奏楽や美術など文化系クラブの動きも含め、今後の議論に注目したいと思います。



