平安女学院中学校・高等学校 オープンスクール

2018年8月23日 木曜日

昨年の夏にもお邪魔した平安女学院を紹介します。140年以上も前、米国聖公会から派遣されたアメリカ人教師が大阪西区で始めた学校が起源です。その後京都に移転したのが120年以上前。当時からの建物も含めて文化財に指定されている建物がいくつも残っており、重厚な当時の建築様式を伝えていて、中に入ると街中とは思えない静寂を味わうことができます。

さて、法人としての平安女学院は幼稚園から大学までがそろっていますが、中学校・高等学校は立命館大学とも提携しており、4割ほどの生徒が立命館大学に入学しています。2日前にこのエントリーで立命館守山中学校・高等学校のことを書きましたが、実はその場所は2005年までは平安女学院大学だったものです。平安女学院大学と短期大学は高槻市にもキャンパスを持っていますので、そちらに統合して、跡地を学校法人立命館に売却したというわけです。立命館にとってもきれいなキャンパスを手に入れることができましたので、双方にとっていい協力関係ができたというわけです。

平安女学院高校は立命館大学との提携に甘えることなく、国公立大学を目指すコースや幼児教育分野への進学を目指すコースなど複線化して生徒のニーズに応える改革が行われています。さらに高校には音楽系だけで5つ、(吹奏楽部・ハンドベル部・コーラス部・筝曲部・軽音楽部)を含めた18の文化部や体操・新体操など実力派運動部など、今も昔も部活動が充実しています。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

今回文化祭見学を兼ねたオープンスクールが開催されますので、それらの部活やクラスの活動を見てみてはいかがでしょうか。在校生の活躍と併せて140年以上の伝統と抜群の環境も味わってみましょう。

(事前申し込みが必要となっております。詳しくは学校HPをご覧ください。)

 

上宮学園中学校 公開授業見学会

2018年8月22日 水曜日

大阪上本町駅の南北に延びる「上町台地」に多くの学校がありますが、その中の一つ「上宮学園中学校・上宮高校」は、実は大阪最古の私立学校です。

かの司馬遼太郎も学んだこの学校、歴史的な建造物や文化財的な価値のある学術資料も残されている博物館のような学校で、戦前から男子校らしく文武両道の伝統があり、硬式野球も含めてスポーツ面でも全国的な戦績を残しています。しかしその伝統に甘えることなく、2011年に男女共学化、2018年からは中学校統合などの大きな改革に加え、今でも毎年千冊以上の図書の購入、ICTの導入など学習環境の充実にも手を抜かない学校です。中学入試でも一般的な教科入試に加えて「適性検査型」の問題を創るなど、最先端を走っている学校の一つです。

9月1日、11月24日にその最先端の授業を見てもらおうというイベントが行われます。いずれも事前予約が必要です。学校のHPからお申し込みください。

(画像をクリックするとPDFが開きます。詳細は裏面(2面目)にあります。)

 

「大阪市立咲くやこの花中学校」や「大阪市立水都国際中学校」を受験(公立中高一貫校は「適性検査」を受けるので「受検」と表記する地域もありますが、大阪市教育委員会に倣って「受験」と表記)する小学生は、1週間前に行われる上宮学園中学校の入試を受験しておくのもお勧めです。大阪市立中高一貫校の受検を考えている皆さんも、是非一度この見学会に参加してみましょう。

大阪私立中学校高等学校 芸術文化祭典

2018年8月6日 月曜日

灼熱の日々が続きますが、もうすぐ芸術の秋でございます。

というわけで、10月のイベント紹介です。

10月6日、7日にはこのようなイベントが開催されます。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

部活動に関して、運動系のクラブは対外試合がありますので、その分野の力量が客観的にわかりますし、文化系では吹奏楽や合唱はコンクールが、美術系でも展覧会があり、そこでの評価や全国大会への出場などでその技術水準がわかります。しかし、それ以外の分野を見比べる機会はなかなか無いものです。

このイベントでは筝曲だけでも3校が、洋舞も4校、チアリーディングも4校出場と、それぞれの分野をまとめてみることができます。また、生徒さんたちにとっても他校の演奏・演技を見ることで、大いに参考になることでしょう。また、先日このエントリーで紹介した美術展の優秀作品もここに展示されるそうです。

 

小学生の皆さんはもちろん、中学生の皆さんは中間テストの時期ですが、可能ならNHKホールに出かけてみてはいかがでしょうか。入場無料です。

 

親和中学校・親和女子高等学校 適性検査型問題体験&解説会

2018年8月2日 木曜日

公立の中高一貫校では、あくまでも「公立」ですので、学力の優劣で入学者を選別するのは好ましくない、とされています。そこで、その学校に「適した」人を入学させるとし、入試も「入学試験」と呼ばずに「適性検査」と呼ばれます。そして、その内容も教科ごとではなく、教科横断型(または融合型)で、思考力や表現力を重視したものが多くなっています。

神戸大附属中等教育学校でも入学に際しては「適性検査」が行われていますが、親和中学校でも昨年から適性検査を導入しました。しかし、私立では適性検査型の入試を取り入れている学校は少ないため、市販の問題集も少なく、その対策が難しいというのが実情です。(開成教育グループが得意とする大阪市立「咲くやこの花中」をはじめとして各地域の公立中高一貫校でも「適性検査」がありますが、傾向がそれぞれ異なるため、それに向けた対策が必要となります。詳しくはこちらをご覧ください。)

http://www.kaisei-group.co.jp/seminar/course/chukou_ikkan/

そこで、今回は親和中学校では適性検査型の問題を実際に解いて、解説するというイベントを開催します。親和のような難関中学といえば受験専門塾に通っていなければなかなか合格できないようなイメージがありますが、今からのスタートでも教科型ではない入試であれば力を発揮できるお嬢さんもいるのではないでしょうか。

 

 

以前このエントリーでも紹介しましたが、広くて明るい食堂や、神戸湾が一望できる校舎からの眺望も併せてお楽しみください。

 

第67回 大阪私学美術展 審査結果

2018年7月30日 月曜日

このエントリーで紹介した「大阪私学美術展」出品作品の審査結果がわかりましたのでお知らせします。美術に興味がある小学生、中学生は、ここに出てくる学校名を覚えておきましょうね。学校団体賞以外はもちろん個人受賞なのですが、ここでは個人名ではなく、学校名だけで紹介します。

団体では帝塚山学院が高と中、毎度のダブル受賞です。作品の質・点数とも充実していました。以前このエントリーで紹介した大阪信愛学院高も受賞多数です。校舎内の廊下が美術館になっているだけのことはあります。進学校のイメージが強い大阪国際大和田中も堂々の入賞です。好文学園高は版画・デザイン・イラストなど様々なジャンルでの作品が多数出品されており、見ごたえがありました。

絵画だけでなく、立体や工芸作品もユニークなものが多く楽しめました。オープンスクールで学校に訪れたときに、このような作品が展示されている場合も有りますので、要チェックです。

 

学校食堂について

2018年7月27日 金曜日

学生にとって、お楽しみの一つ「学校食堂」についてです。一昔前までは弁当持参を前提としていた高校もありましたが、今ではかなりの少数派です。大阪の清風中学校・高等学校も新たな校舎には明るい食堂とカフェテリアが作られました。

(写真は学校HPから借用しています。)実際に見せていただきましたが、開放感のある気持ちの良い空間でした。食材も有機栽培のものを使うなど、味だけでなく、安全性にもこだわりをもっているとのことです。

ほとんどの学校では昼食の時間帯は皆同じですから、食堂は込み合うことになりますが、それ以外の時間帯はもったいない空間にもなっています。そこで、放課後の自習室として活用している学校もあります。冷房の効いた食堂で、水分補給しながら友達と教え合いをしている姿を見ることもあります。

チェーン系のファーストフード店やカフェがある大学もあります。関西大学や立命館大学、龍谷大学、関西外大にはスターバックスが入っていますし、ハンバーガーのマクドナルドは関西外大、武庫川女子大にあります。

先ほどカリフォルニアのSaint Mary’s College を訪問中の方から、学生食堂の写真が送られてきました。隣の部屋がビュッフェになっていて、こちらの席運んできて食べるというシステムです。この画像は食事時間帯ではありませんが、学生たちが思い思いに談笑している姿が映っています。しかし、木の机といす、周囲の壁面の絵画や高い天井など、大学でもここまでお金をかけているのは見たことがありません。根本的に設計思想が日本と違うようです。

というわけで、オープンスクールでは学校食堂も見に行きましょう、というお話でした。

ところで、9月17日(月祝)には開成進学フェア(大阪会場)が開催されますが、来場の皆さんにはできるだけ多くのイベントに参加していただきたいので、軽食用に「ミスター・ドーナツ」の臨時店舗をマイドームおおさか内に設置します。こちらもお楽しみに!

 

第67回 大阪私学美術展 開催中

2018年7月26日 木曜日

現在、大阪市立美術館では大阪の私立中学校高等学校の美術作品が集う、「第67回大阪私学美術展」が開催されています。高等学校60校、中学校29校からの出品作品によるこの美術展の面白いところは、1校あたり○点まで、といった制限がないため、とても多くの作品が展示されているところと、絵画のみならず、版画や立体・工芸、イラストなど多岐にわたっているところで、飽きることがありません。美術系に興味のある中学生は、学校選びのヒントにもなることでしょう。御覧のように入館は16:00までです。

9月17日の開成進学フェア(大阪会場)でもKaisei School Gallery(開成スクールギャラリー)として、美術作品を展示します。この私学美術展で展示された作品も出品されるかもしれません。お楽しみに。

 

北嶺中・高等学校 オープンスクール

2018年7月23日 月曜日

いやぁ、毎日暑いですねぇ。暑いときには涼しい所に行くのが一番、というわけで、本日の最高気温が23度、最低気温は16度と別世界の札幌・北嶺中・高等学校のオープンスクール・学校説明会のお知らせです。

創立から32年という、比較的新しい、1学年120名前後の男子校です。全員ラグビーと柔道が必修で、中1~高2まで5年間、毎年6月の「全校登山」が行われるなど、体と精神を鍛えてくれる学校です。その効果もあるのでしょうか、進学実績も素晴らしいものです。東大13、京大2など難関大学に合格者を出していますが、特徴的なのは国公立医学部に40名、現役で18名の合格者を出しており、現役での国公立医学部医学科合格者占有率(18名÷卒業生数123名)でのランキングでは、灘、東海、久留米大付設、愛光、ラサールに続いて全国6位です。もちろん寮がついており、約1/3の生徒が寮生です。こちらでは専属の補習の教員に加え、北海道大学医学部の学生がチューターとして勉強などのサポート、外国人スタッフも時々訪れるなど、充実したサービスが受けられます。

8月18日は大阪でも説明会がありますが、やはり8月25日のオープンスクールに行ってみるのは如何でしょう。今から予約すると航空券もお安く手に入りますよ。

 

夙川が湊川の西に??

2018年7月19日 木曜日

河川が引っ越すわけではございません。学校のお話です。

西宮の夙川近くにあった女子校「夙川学院」は2016年にポートアイランドに移転して、共学化しましたが、今回さらなる移転が発表されました。昨年秋に須磨学園との業務提携が発表されると、進学校になるのでは、という期待感から中学受験者も増加しましたが、今回ついに運営法人自体も「須磨学園」に変更することが発表されました。

従来の「夙川学院」はスポーツ強豪校として知られていましたが、それに加えて須磨学園中高のように学力伸長もさらに強化する方針のようです。

現在のポートアイランドの校地は、短期大学と合わせてお隣の「神戸学院大学」に売却し、代わりに夙川中高は神戸学院大学付属中高のあった兵庫区の校地を取得・移転します。つまり校地の交換をするわけですが、「夙川」がすでに超えていた生田川ラインより、さらに西の湊川を超えて移動するわけです。また、校名変更(「学院」の文字が無くなる?)も予定されているようです。

 

詳細は今後発表されると思いますが、どのような進学校になるのか、期待が集まります。

 

兵庫 女子教育セッション2018に行ってきました②

2018年7月18日 水曜日

(続き)

【後半グループ】

「愛徳学園中学校・高等学校」は、全面ホワイトボードの「AL教室」でのグループワークや地域清掃ボランティアに加えて、新体操部の様子が紹介されました。

姫路城に隣接する「賢明女子学院中学校・高等学校」も生徒会活動、特に街頭募金の様子などが紹介されました。

「松蔭中学校・高等学校」は、ブルーアースプロジェクトという環境問題に取り組む活動や、体育祭、イングリッシュルームの紹介がありました。聴衆に向かって堂々と話す生徒さんの姿はプロの女子アナウンサーかと思うほどでした。

「神戸海星女子学院中学校・高等学校」は5月から10月まで使える屋内プールの写真を示されました。水泳部も屋内で練習し、通学でも日傘を使うために日焼けをしませんので、真っ黒な水泳部員が多い対外試合で目立つそうです。ESSドラマ部は英語で演劇を行うそうですが、その大道具の写真も圧巻でした。

「神戸国際中学校・高等学校」は、個性的形の校舎やフランス語の授業やそれによるミュージカルも紹介されましたが、制服着用は式典の時だけ、しかもチャイムがない、校内放送もないという、管理を排した学校生活についての説明が印象的でした。

「親和中学校、親和女子高等学校」は70年間変わらなかった制服が今年から変わったという説明や、自習可能な140席の閲覧席、9万2000冊の蔵書を誇る図書室の紹介などがなされました。

「園田学園中学校・高等学校」は語学研修についてのプレゼンです。系列の大学がニュージーランドに所有する施設を利用し、中学生は全員修学旅行で、高校生は希望者が語学研修に訪れます。また、女性学として茶道、華道、着付け、テーブルマナーの授業もあるそうです。ハワイに行く高2の修学旅行では、ホノルルフェスティバルという地元のイベントでダンスを披露している写真も紹介されました。

 

しかし、どの生徒さんも高校生徒は思えない堂々とした説明で、驚きました。いずれの説明も、パンフレットやホームページに書いていない生き生きとした学校生活がよくわかりました。今回同時に行われていたブース形式の説明や学校単独の説明会やオープンスクールも個別の相談ができるという点や設備を直接確認することができるという点で大変有益ですが、このような違う切り口の合同説明会も学校選びのいい勉強になるなと思った次第です。というわけで、学校説明会に既に参加したという方も、是非9月16日(滋賀)、9月17日(大阪)の「開成進学フェア」に参加して、他の面から学校を見てみることをお勧めします。