近畿圏の私立中学校で行われるプレテスト、ことしもそろそろ終盤となりました。そこで(株)エデュケーショナルネットワークから参加者数の調査データをいただきましたので、速報として現状をお伝えします。まだ学校様からのアンケートが届いていない、集計中のデータもあります(判明率147/151=97.4%)ですが、判明している範囲で分析してみます。
①今年のプレテストのべ受験者数は、合計29,760件(昨年28,445件)と昨年比で4.6%(実数で1,360件)の増加となっています。12歳人口は減少していますので、受験率は増加していると考えられます。
②今年の参加者ランキング

今年は大阪桐蔭が1位、昨年1位だった南海清風を抜きました。4位関大北陽、5位近大附属と大学附属系が続きます。共学化した滝川はさらに受験者が増えています。大学提携+伝統的な価値観と現代的な教育を融合させた独自の教育理念で多彩な教育活動を行っている帝塚山学院はこの2日程合計でのべ1,322名が受験しており、大学進学実績が爆上がりしている常翔学園や多彩な入試を取り入れた金蘭千里などの人気校ぶりもこの数字からうかがえます。(続く)