2025年6月25日
立命館大学からオープンキャンパスの案内チラシが届きました。立命館なのに「えんじ色」ではなく、水色と黄色。つまり関大+関学カラーになっている。何があった?
それはさておきこの2日間、大学を自由に見ることができます。数年前びわこ・くさつキャンパスにお邪魔したことがありましたが、学生によるステージや展示などでお出迎え、入試説明だけでなく、生命科学部の最先端の研究室を見学する事もできて大変充実の1日となりました。
高3生はもちろんそれ以下の学年も是非参加してみましょう。衣笠キャンパスに設置予定の「デザイン・アート学部」にも興味があるなぁ。もう一度受験したいな。
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2025年6月24日
昨年も同時期に紹介した京都岡崎の京都文教中学校・高等学校ですが、今年も「部活体験会」の案内が届きました。全国レベルの5つの部活がそれぞれ体験会を開催します。
但し、気軽に誰でも参加できるものではなく、色々と参加条件があります。
いずれのクラブも複数日程が用意されていますが、参加できるのは中高受験者となっています。特に硬式野球とソフトテニスは高校受験者(つまり中3)男子限定となっています。
中学受験者(つまり小6)はその競技の経験者のみに限られ、保護者の付き添いが必要となります。さらに、水泳では100×10を1分30秒サークルで回れ(結構早い!)なければ参加できません。厳しい世界です。
逆に言えば本格的にそれぞれの競技に向き合いたい人にとって、素晴らしい環境が与えられているということでもあります。
希望者は学校HPをご覧の上、お申し込みください。
ところで、一般の受験生向けには「プチキャンパス見学会」が用意されています。こちらは何の条件もありません。事前申し込みをして安心してご参加ください。
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2025年6月23日
そろそろ高校生は期末テストの時期。それが終われば楽しい夏休み。旅行、部活、夏期講習などいろんなことに時間が自由に使えるわけですが、大学のオープンキャンパスにも行きましょう。
7月・8月には摂南大学のオープンキャンパスが開催されますが、その一つ7月20日は枚方で開催されます。枚方キャンパスには、薬学部、看護学部、農学部がありますので、その分野を考えている高校生は必見でしょう。
プログラムを紹介しますと・・・
おお!どこかで見たような塾の名前が・・・
というわけで、このブログの中の人、ここでも登場予定です。ご来場お待ちしております。
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2025年6月20日
毎年恒例となった同志社合同学校説明会は今年も開催されます。キリスト教主義の学校ですから説明会の開会宣言として、まずは礼拝が行われるようです。
そこから9校が各20分間の説明を行います。幼稚園も大学も同じ20分間というのはいささか無理があるような気もしますが、平等性の方を取ったということでしょう。
さらに詳しく聞きたい場合は個別対応も行ってくださるようです。受験生はもちろん、それ以外の学年の皆さんも、関係のある時間帯だけでも良いので参加してみてはいかがでしょうか。
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2025年6月19日
来月には体験型のプログラムも用意されたオープンキャンパスも用意されています。幼児教育には欠かせないピアノの練習室や、栄養学部の学生が喜びそうな本格的な調理実習室、実際の心音や呼吸状態を再現できる人形(というよりロボット?)が配備された看護学部の実習室など、必見ポイントも満載です。高校生女子は一度行ってみてはいかがでしょうか。因みに建物の上の方からは築55年の遺跡「太陽の塔」も見えます。
お申し込みは2次元コードからどうぞ。
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2025年6月18日
千里金蘭大学と金蘭会中高が大きく変わりそうです。
女子大、女子中高が変わるといえば共学化か?と思った方、そうではないのですよ、今の体制で中身をブラッシュアップしようというお話なのです。
この春、副理事長として着任したのは元広島県教育長で数々の学校改革を断行してきた平川理恵氏。先日直接お話を伺う機会がありました。アメリカの最新統計(Federal Reserve Bank of NEW YORK)によると、大学卒業予定者の中で高い収入を得られる専門分野といえば、コンピュータサイエンスやコンピュータエンジニアリング、化学、電気、工業、航空工学の技術者が上位を占めます。一方で就職できない専門分野には、人類学や美術・美学などに並んで、第3位にコンピュータエンジニアリングがこちらにもランクインしているそうです。コンピュータエンジニアリングの分野は「できる人」は高所得が得られるが、そうでなければ仕事にありつけない、という状況だということだそうです。
この例を元に、これからの教育には資格取得はもちろん、本当に社会に求められる力を付けることが大切だというお話でした。今までの教育を否定するのではなく、それに加えていくものを追求していく、という点で「大きく変わりそうだ」と思った次第です。
ひとまず次の週末、ミニオープンキャンパスが開かれます。ちょっと見てみてはいかがでしょうか。
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2025年6月17日
「武庫川女子大(兵庫県西宮市)を運営する学校法人は、2027年度をめどに同大学を共学化する方針を固めた。複数の大学関係者への取材でわかった。学生数が9000人超と女子大では全国最大規模で、18歳人口の減少が続く中、規模を維持するために共学化が必要と判断したとみられる。」読売新聞オンライン 2025/06/17 02:00配信より
以前このエントリーでも13番目の学部誕生をお知らせしましたが、【13番目の学部誕生!】武庫川女子大学 環境共生学部【学部としては女子大初】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ
理系も含めて学部の改組や新設といったリニューアルを進め、女子大としては成功例の一つだと思っていたのですが、まさかの共学化の方針が発表されました。
4月にノートルダム女子大の募集停止のニュースを受けて作成した募集状況リストをもう一度掲載します。
最新のデータは全大学揃っていないので、2021年から2024年までの定員充足率で並べたものですが、武庫川女子大学近畿圏女子大で4位と全く悪くないのです。2022年以降、2000人を超える入学者を確保できていますし、特に学生募集上特に問題は感じないのですが、思い切った決断をしたものです。
まだ設備の面などで一斉に全学切り替えできるかどうかはまだ不透明だそうですが、2027年度から共学化、となれば次の入試が女子大として最後の入学者となるわけです。今までの他大学の例から予想すると、この段階から受験者数が増える可能性が高いです。武庫川女子大学への入学を希望している受験生は、早めの日程の入試を積極的に利用していきましょう。
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2025年6月13日
同志社大学の理系学部についてです。他大学でも人気分野である理工学部情報システムデザイン学科ですが、不思議なことに実質倍率は3.3倍(2023年度)→3.0倍(2024年度)→2.9倍(2025年度)と志願者は減少しています。しかしこれまた不思議なことに合格最低得点率は60.6%(2023年度)→61.0%(2024年度)→63.4%(2025年度)と逆に上昇しています。つまり少数精鋭の入試となっているわけですから、次年度この学科を受験しようと考えている受験生は、今年の合格最低得点率を少し超えるあたりを目標に、準備しておくことが必要でしょう。
生命医科学部の医情報学科は生命を幅広くとらえている専門分野です。化学的・物理的なアプローチや認知・行動の神経メカニズムの解明といった生物学的や心理学的な面からも研究できる分野です。AIについても学ぶことができますから理工学部と併せて考えるのもいいかも知れません。
詳細は「関西8大学大研究」でお伝えします。大学受験生の皆さんのご来場をお待ちしております。
(リンク)https://www.kaisei-group.co.jp/freestep/event-topics/31372
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2025年6月12日
世の中いろんなことが起こるので、4月頭から掲載してきた関西8大学の2025年入試結果速報がいつの間にやら途切れ途切れになってしまいました。すみません。いよいよ最後の1大学である同志社大学の結果についても分析をしてみました。
文系学部では、最も競争倍率が高くなったのが神学部の4.8倍。昨年の最高倍率は社会学部メディア学科の5.3倍、2023年度の最高倍率は社会学部産業関係学科の5.9倍でしたから、受験生が良い感じに分散したように見えます。神学部は例年3.5倍付近ですが、ここでいきなり倍率アップ。キリスト教だけでなくイスラム教、ユダヤ教も含めて広く宗教哲学を学べる面白さが受験生に伝わったのでしょうか?
一方文化情報学部の倍率は2.6倍(2023年度)→3.1倍(2024年度)→3.3倍(2025年度)と毎年上がってきていますが、合格最低得点率は文系学部の中では低め安定となっています。最先端の統計科学を中心に美学や哲学、心理学に加えて言語学も学ぶことができる面白い学部なのに田辺キャンパスだからでしょうか?多くの受験生にこの分野の面白さも知って欲しいところです。
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2025年6月11日
2026年度入試(要するに次の入試)から滋賀県、奈良県では公立高校の入試制度が変更され、日程が一本化されますが、京都府でも同様の変更が検討されています。手続き的にはまだ「構想段階」ですが、2027年度(現在の中2が高校受験する年度)からの導入が想定されています。
現時点で発表されている発表内容とそこから考えられる受験生にとってのメリット、デメリットを挙げてみましょう。
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【現時点での発表内容】
現行の「前期選抜」と「中期選抜」を一本化し、「前期選抜(仮称)」と「後期選抜(仮称)」の2回の受験機会となる。「独自枠(仮称)」と「共通枠(仮称)」の2つの枠を設ける。
独自枠:各校が定める「求める生徒像」に基づき、学校独自の検査項目・配点での選抜。
共通枠:共通の検査項目・配点で選抜を行う。
「独自枠」は1校1学科等、「共通枠」は最大3校3学科等に志願可能。
選抜は連続する2日間で実施され、1日目に共通学力検査、2日目に学校独自検査(独自学力検査、作文、小論文、面接、実技検査など)を行う。
【受験生にとってのメリット】
前期選抜に志願者が集中し、倍率の偏りが生じていた現行制度に対し、一本化により志願倍率のバランスが改善される。
「共通枠」と「独自枠」の両方に志願することで、最大4校4学科まで志願可能。受験生の選択肢は広がる。
【受験生にとってのデメリット】
現行制度では、前期選抜で不合格となれば中期選抜で再挑戦できる機会があったが、新制度では原則として1回の選抜となるため、再挑戦できない。
最大4校4学科までの志願が可能になることで、出願戦略が複雑化する。
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この制度変更に合わせて嵯峨野高校や堀川高校で普通科を廃止し、すべて専門学科にすることが発表されています。というわけで今後の続報にも注意が必要です。
(いつもちょっと漏れてしまう心の声・・・私学にチャンス到来か?)
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