2023年6月13日
大阪市東淀川区、阪急京都線相川駅からすぐの大阪高等学校は、日本大学大阪中学校をルーツに持つ男子校でしたが、13年前に共学化して今では1学年500名近いマンモス校となっています。4年前から始動した探究コースでは、様々な地域問題、社会問題に向き合うなど、最新の教育理念も取り入れた実践が行われています。
メインのオープンスクールは8月にあるのですが、今年はそれに先駆けて「見学会&講座体験day」というイベントが行われます。
まずは14時から在校生による学校紹介と校内見学ツアーがあって、15時からご覧のように楽しそうな体験講座の中から一つ選んで受講という流れになっています。
どのような授業が行われているのか、中3の皆さんはひとまず体験してみてはいかがでしょうか。お申し込みは学校HPからどうぞ。
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2023年6月12日
一般選抜による入学者の割合が高く、受験者の地理的な広がりも大きな立命館大学では、コロナ禍の影響が大きく出ました。つまり2021年度入試は地方からの受験者が減り、早期決着志向もはたらいて出願数が抑制されました。出願数は次第に回復してきていますが、まだ2020年度水準まで回復していません。今後全体状況が回復すると、キャンパス移転が予定されている情報理工学部を中心に厳しい戦いになるかもしれません。
というわけで、詳しくは関西8大学で紹介します。受験生の皆さんは是非ご参加ください。高校教員向けのガイダンスも用意しております。ご来場お待ちしております。
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2023年6月9日
国公立の併願者の割合が高い同志社大学ですが、安全志向となった2020年度入試では予想に反して出願数が減少し、早期決着志向が高まった2021年度入試にはさらに志願者数が減るという不思議な動きがみられました。今年度の合格者数がまだ発表されていませんのでわかりませんが、恐らく2022年度水準に近い合格者だったと考えられます。(続く)
カテゴリー: 大学・大学入試 |
2023年6月8日
一般選抜からの入学者割合が一番低い関西学院大学ですが、2021年度から次第に学校推薦型選抜(指定校)による入学者を減らし、一般選抜による募集を強化する方針に切り替えました。その結果、今年は出願数、合格者数共に過去6年では最高となりました。もちろん学部など募集単位ごとの差はありますが、全体的に関西学院大学はこの傾向が続くと考えられます。(続く)
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2023年6月7日
開成教育グループ主催「関西8大学大研究」に向けていろいろと調べているといろんな景色が見えてきます。一般選抜の出願数と合格数に関して6年分の数値をグラフ化してみました。
関西大学は2021年度から3月入試を取りやめましたが、実は最後となる2020年度から志願者が減っていたことがわかります。安全志向とコロナ禍の影響を受けた2021年度から出願そのものは減少していますが、追加合格によって入学者の確保はできており、2023年度入試では合格者も絞り込む動きになっていることがわかります。(続く)
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2023年6月6日
以前このエントリーでも紹介した、兵庫県西宮市の仁川学院中学校からオープンスクールのご案内が届きました。
第1回目の次の日曜日は、「理科」「英語」「総合」の3つの体験授業も用意されていますが、既に「理科」は満席になっているようです。「理科」の体験授業に参加したかった皆さんはひとまず今回は「英語」か「総合」に参加し、第2回目の「理科」に申し込みましょう。
在校生の皆さんと、楽しい時間をお過ごしください。お申し込みは学校HPからどうぞ。
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2023年6月5日
2019年に現校名になり、学部新設や新キャンパスの整備、法人再統合による附属中高の設置、豪華な奨学金など話題に事欠かない京都先端科学大学ですが、この春「京都先端科学大学」の1期生が卒業し、その活躍が期待されるところです。
先日も高校教員向け説明会が開催され、多くの高校の先生方も参加されていたようですが、いよいよ受験生向けのオープンキャンパスが始まります。
次の日曜日を皮切りに9月まで6回企画されているようです。この大学に興味のある受験生はお申し込みください。学部ごとにキャンパスが異なりますのでご注意を。
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2023年6月2日
大学の出願数の推移について、2023年度入試でのベスト10大学を選んで、2016年度からの推移をグラフにしてみました。(受験料が定額で別の方式や募集単位に複数出願できる千葉工業大学は今年から集計から除外しています)
近畿大学は今年も全国1位を維持しました。多少の変動はありますが、ぶっちぎりです。
今年は明治大学が2位に返り咲きました。2020年度から続伸です。一方昨年2位だった法政大学が昨年の揺り戻しでしょうか3位に後退しています。
4位、5位の日本大学、早稲田大学はほぼ同じです。学部ごとに独立した動きをしている早稲田ですが、決して人気が低下しているわけではなく、受験できる人が限られる、といったことでしょうか。
立命館大学は6位です。一般募集での入学者割合が高く、受験生の地理的な分布も広い大学ですが、コロナ禍の影響を受けて、まだ回復していないように見えます。
拡大路線を続けている7位の東洋大学ですが、首都圏の定員抑制策もあって難易度が上昇しているのかもしれません。今年はちょっと敬遠気味だったのでしょうか。
2021年から実質3月入試から撤退した8位の関西大学ですが、特に大きくへこんだイメージはありません。今年も堅調に推移しています。
2019年から下降気味だった9位の中央大学はキャンパス移転効果もあったのでしょうか、今春にはプラスとなっています。本来のポテンシャルならもっと集まりそうに思えますので、次年度は狙い目だといえるのではないでしょうか。
自校での英語入試を原則廃止した10位の立教大学は、その効果でしょうか2021年度には出願数が上向きましたが、やはり国際系全体の様子見感もあって減少しています。
というわけで、次年度はこのランキングがどのように変動するのか注目です。
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2023年6月1日
来る7月16日(日)開成教育グループ主催「関西8大学大研究」が開催されますが、それに合わせて、今春入試の状況についていろいろ提供してみたいと思います。
今回は出願者数の前年比についてです。関西8大学+(摂神追桃)の12大学の、学校推薦型(公募制)と一般(前期)の出願数の前年比です。関関同立は実質公募推薦が無いので数値がありません。
ご覧のように、関関同立では関大以外はプラス。特に関学のプラスが目立ちます。このエントリーで先日紹介したように、指定校を減らした分一般での受験者を集めたかたちです。
産近甲龍では甲南の公募のみ異常値となっています。理由は「関西8大学大研究」で大学の担当者から直接聞いていただければよいのですが、入試システムの変更が大きいです。因みに甲南は次年度に向けても大きな変更を考えているようです。
摂神追桃では学部新設の追手門学院以外は苦戦しています。特に桃山学院大学はかなり大きな変動となっています。
というわけで、関西8大学、及び首都圏の難関大学に関しては、7月16日(日)新大阪にお集まりください。
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2023年5月31日
戦後学制改革の直後である1950年に設立、つまり73年の歴史を誇る龍谷大学短期大学部は2003年に文部科学省から「特色ある大学教育支援プログラム」に選定されるなど教育内容にも定評があり、龍谷大学への編入を目指す学生も多い学校ですが、なんと突然2025年度からの募集停止が発表されました。
18歳人口の減少と、短期大学の進学率の続落から、現状の定員割れを取り返す見込みが無いと判断されたようです。
短期大学独自のキャリア教育の伝統が消えてしまうのは大変残念ですが、良い部分は龍谷大学に受け継がれることを願っております。
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