立命館アジア太平洋大学(APU)にお邪魔してきました(学習支援+マルチカルチュラルウィーク編)

2019年6月13日

大学HPに詳しく説明が出ていますが、学内に「SALC=Self-Access Learning Center」という「言語自主学習センター」なる施設があります。簡単に言えば、授業以上に語学を勉強したい学生が利用できるもので、TOEFLなど英語力を高めるだけでなく、中国語・韓国語・マレー/インドネシア語・スペイン語・タイ語・ベトナム語を学ぶこともできるというところです。実は実際にここでの実働部隊は学生のアルバイトで、外国人に日本語のサポートをする日本人学生もいれば、日本人にベトナム語を教えるベトナムからの留学生もいるというわけです。学内のこれらの「お仕事」にはお給料が出ますが、職種は関係なく同じお給料だそうです。

それ以外にも健康相談や心理相談、就職についてなどそれぞれ専門のスタッフがカウンセリングに応じてくれるオフィスもあります。

さて、学内にはChinise Weekののぼりが目に付きましたが、これがこの大学特有のイベント「マルチカルチュラル・ウィーク」です。今週は「中国週」だそうです。なるほど、それでチャイナドレスの女子が踊りの練習をしているわけですね。

このイベントは中国出身の留学生を中心に中国の文化を踊りや劇で紹介する、というもので、居ながらにして世界のテーマパークを巡っているような体験ができるとのことです。中には在日大使館の後援や企業からの寄付を集めるなど、ビジネスマンさながらの活躍で経費も集め、本格的な演出を行っているものもあり、昨年のコリアン・ウィークではレーザー光線での舞台効果付きのK-popのダンスパフォーマンスがおこなわれ、一般市民や他大学生の観覧で大混雑したとのことです。

 

というわけで、APUを堪能させていただきました。自分が高校生の頃にこの大学があったらよかったのにな、と思いながらバスで下界に帰ったのでした。