関西私立大学 出願数・合格者数 昨年比①

2020年3月4日

先月、当グループの出願数の昨年比を紹介しましたが、今回は合格者数を含めて紹介します。まだ続きの日程は残っていますが、ひとまず3月4日時点のデータと、2019年3月4日のデータを比較してみました。まず中堅私大の「摂神追桃」。

ご覧のようにこのグループ内では桃山学院の独走状態。合格者は増やしたが、その学力レベルが高いため、さらに上位の大学に合格したようで、大学としては入学者確保のためにさらに後ろの日程でも合格者を増やすという、受験生にとってもありがたい状況が見えます。追手門学院の一般入試も同じような状況で、出願者層も上昇、それに伴う手続き率低下を予測して合格者を増やしているようです。摂南大学はその逆で、年内の入試で多くの合格者を出したために一般入試での出願者が減ったということでしょう。決して不人気なわけではありません。(続く)