合格した大学に進学した受験生の割合(その2)【大学入試2021】

2021年4月1日

それでは、それぞれのグループ内での状況を見てみましょう。まず、関関同立。開成教育グループからの受験生に関しては、去年に引き続き、関西、関西学院、同志社、立命館という並びになります。2020から関西大学の割合が上がったのは、国公立への進学者が減ったからです。2019では大阪、滋賀、京都工芸繊維、大阪教育、奈良女子など近畿圏の国立大への入学者がいたのですが、関西大学合格者の中でそれらの大学に進学した人が減少しています。

一方 関西学院合格者で、神戸、兵庫県立、奈良女子への合格者が増加しており、国公立の併願校としての機能を果たしています。同様に、同志社でも神戸の入学者数が増加したことが入学率の微減につながっています。立命館でも同様の傾向が見られます。(続く)