合格した大学に進学した受験生の割合(その3)【大学入試2021】

2021年4月2日

京都産業大学は、出願者数も大きく減少した年でしたが、入学率も下がっています。ご覧のように昨年からの近畿大学への流出に加えて、今年は関西大学、龍谷大学への進学者も増加し、京都産業大学への入学者数が減少しています。近畿大学も2年連続で関西大学への入学者数が増加し、全体の合格者数は増加したのに入学率は下がってしまいました。甲南大学は関学、兵庫県立への進学者増が影響していますが、まだ、全体としては高めの入学率を維持しています。龍谷大学にとっては立命館大学と関西大学への入学者増がダブルパンチで効いた形です。

まだ、各大学の入学者数は公表されていませんが、志願者が増加し、合格者数が増えていても実際の入学者数が減った大学や学部に関しては、次年度の入試難易度にも影響が出てくることが考えられます。今後の情報にも注意していきたいと思います。