京都翔英高等学校 入試説明会

2019年12月19日 木曜日

京都府宇治市にある京都翔英高等学校は商業系の専修学校をルーツに持ちますが、25年前に高等学校になり、その後全日制普通科単位制の学校になりました。甲子園に2回出場している野球部も有名ですが、バスケットやサッカー、バレーボールに加えて、ゴルフ部や少林寺拳法の精神を生かしている学校ということで少林寺拳法部などスポーツ系の部活の充実でも知られています。  

全校生徒838名(5月時点)と大規模校ではありませんが、7つのコースにわけて手厚い指導を行っています。単位制という制度を生かして、授業時間や単位数がコース(この学校では「類型」と呼びます)によって大きく異なるのも特徴です。

 ということで、この学校にも興味を持った受験生は、ひとまず説明会に参加してみましょう。美術系の講習会も行われるそうです。詳細および申し込みは学校ホームページからどうぞ。

上宮高等学校・上宮学園中学校にお邪魔してきました(部活動編)

2019年12月18日 水曜日

上宮といえば部活が盛んなのでも有名です。ちょうど期末試験が終わっての午後は部活天国。校内各所から楽しそうな声が聞こえてきます。いくつか活動中の部活を見せていただきました。

新校舎の5階には、新しい弓道場もできました。そもそも弓道が盛んな学校なのですが、今では50人以上の部員が活動しており、午前午後で女子と男子分かれての練習です。もちろん初心者用の俵も設置。矢道も人工芝の公式戦でも使える恵まれた環境で多くの部員が練習しています。

こちら体育館地下の温水プールです。休憩なしに部員がガンガン泳いでいます。各コースにはタイムを計測する部員が、プールサイドでは指導する先生がフォームなどを大きな声でアドバイスしています。このように1年じゅう泳いでいる部員たちは直射日光を浴びないので色白ですが、逆三角形の体形になっていくそうです。

テレビにもたびたび出演している書道パフォーマンス部の活動風景です。部屋が汚れないように黒いシートで覆われた部室で巨大な作品作りの打合せをしています。卒業生でもある先生とマネージャーが居るなど、組織的なクラブです。

ダンス部も有名です。部員も多く、いくつものグループに分かれて練習しています。教室を使っているグループ、多目的ホールを使っているグループなどそれぞれ厳しい練習をしています。まるでダンススクールのようになっています。講堂では講師の先生に巨大な鏡の前で振り付けを教えてもらっていました。

余裕のある楽器庫を持つ音楽室では吹奏楽部が緊張感あふれる練習していました。

生徒の部活動といえば顧問の先生が付き添っていると思われがちですが、実際には多くの学校では生徒の自主練習が中心といったのが実情です。しかしこの学校ではどの部活にも先生やコーチが付き添って、熱意ある指導を行っているのが印象的でした。 現在北側の古い校舎の解体工事が行われています。そこには新たなグラウンドができるそうです。そちらの完成も楽しみです。

お忙しい中ご案内いただいた先生方、お邪魔した生徒様方、ありがとうございました。

上宮高等学校・上宮学園中学校にお邪魔してきました(図書館編)

2019年12月17日 火曜日

2020年に130周年を迎えるという歴史ある学校ですが、図書館も5万冊を超えるといわれる蔵書の多さでも有名です。最近の高校生は本を読まないといわれますが、この学校では図書館も教育の重要な施設と位置付けており、以前の校舎でも図書館は広かったのですが、今回の新校舎でさらにパワーアップしております。まず、外からも中が見えるような透明ガラス。思わず入りたくなる仕掛けです。

天井に固定されている書架には蔵書が整然と並んでいます。まだ書架に余裕がありますね、と質問すると、いえいえ、まだ元の図書館の書庫にあるのをすべて移し切れていないんです、とのこと。さすが府内トップレベルの蔵書数を誇るだけのことはあります。

 授業の為のコーナーもあります。ここで課題を与えられて図書館内を自由に使える授業・・・。私も受講してみたいです。

 試験終了後なのに自習している生徒がこんなにいます。案内してくださった先生が、「ウチの生徒、こんなにまじめだったかな?」と首をかしげています。いやいや、この勉学に対するモチベーションをつくったのは先生方ですよ。

 ところで図書館の運営は書店の紀伊国屋さんに委託しているそうです。年間に1000冊以上の図書を購入しているそうですから、書店にお任せするのは合理的ですね。一般図書に加えて最新の「赤本」も揃っております。とても居心地良さそうな空間なのでした。(続く)

上宮高等学校・上宮学園中学校にお邪魔してきました(新校舎編)

2019年12月16日 月曜日

大阪上本町駅南、清風中学校・高等学校と至近距離の上宮高等学校・上宮学園中学校は来年130周年を迎える歴史ある学校で、明治41年の地図で確認すると、当時は近鉄線も環状線の鶴橋駅もありませんが、この学校は今と全く同じ場所に今よりも少し広い校地があったことがわかります。このように歴史のある学校なので、作家の司馬遼太郎や有栖川有栖、吉本興業の会長や牛乳石鹸の前社長や最初に述べた清風中学校・高等学校を運営する清風学園の理事長など各界の著名人を多く輩出しています。  北側に校舎、道を挟んで南西にグラウンドがあったのですが、そちらに今回新たな校舎が建設されましたので、見せていただきました。 まず、外観。

玄関。一足式(上履きに履き替えない方式)ですが、ピカピカです。

食堂。サービスでランチにケーキが付くときもあるそうです。営業時間外でも食べ物を売っている自販機もあります。

先生が3名以上常駐の保健室。ベッドは5つ、シャワー室やカウンセリングコーナーも設置されており、ほぼ病院です。

いやぁ、充実してます(続く)。

【一般入試】近畿大学 ウナギ人工ふ化成功【㊙情報もありますよ】

2019年12月13日 金曜日

 クロマグロの養殖で知られる近畿大学水産研究所ですが、この度その生態が謎に包まれているウナギの人工ふ化に成功したとのニュースが入りました。  浜松のウナギの養殖は有名なのですが、実は稚魚である「シラスウナギ」は天然でしか存在せず、そのシラスウナギを取ってきて栄養と温度を与えて早く大きく育てるという技術なのです。しかし、近年シラスウナギの漁獲量が激減し、このままではウナギが食べられなくなるのではと危機感を抱いておりました。(ウナギ大好きな中の人)  しかし、今回ウナギの親から取った卵を元に人工授精を行いシラスウナギまで育てることに成功したとのことです。これでウナギを絶滅から救うことができるかもしれません。  ところで、日経新聞によると、近大が人工ふ化から稚魚まで育てることができた魚は18種類にのぼるそうです。

(日本経済新聞社電子版11月1日 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51701480R01C19A1LKA000/より転載)

 うまくいっただけでこれだけの種類があるわけですから、失敗したのも含めると実は膨大な種類の魚を相手に実験を行ってきたことでしょう。さすが研究熱心な近畿大学です。

 ところで、入試に関する㊙情報です。昨年度の高倍率を敬遠してか昨年度より出願数が減って競争率も落ち着いた近畿大学の公募推薦入試でしたが、経営学部はそれ以上に合格者を絞り込んでいます。つまりまだまだお席が空いております。一般入試では文系は経営学部・特にキャリアマネジメントが超お勧めです。理系は最低点を見る限り、キャンパスが変りますが生物理工がお勧めとなっております。併願の作戦に是非お役立てください。

上宮太子高等学校 入試関連イベント

2019年12月12日 木曜日

上宮太子高等学校は1988年に上宮高等学校太子町学舎としてスタートし、1991年(平成3年)に上宮太子高等学校として独立したという比較的若い学校です。男子校としてスタートしましたが、その後中学校の併設(現在は天王寺の上宮と統合)やコース改変、関西大学や近畿大学との提携なども進め、2012年(平成24年)から共学化に踏み切るなど改革に積極的で、今では多くの受験生を集めている学校です。 近鉄長野線 喜志駅からバス利用ということで、大阪市内からは心理的な距離を感じていましたが、主要な駅からスクールバスが学校の中まで運んでくれますので通学はとても快適です。 夏期学習強化合宿やニュージーランドへの語学研修など行事も充実。大学進学実績も国公立30名と、受験指導にも手を抜かない真面目な学校です。

その上宮太子高等学校から、おそらくデザインは先生方手作り(?)のチラシが届きました。 15日(日)の「直前対策入試説明会」は過去問解説授業も聞けるようです。受験を考えている中3生は是非参加しましょう。校舎見学もできるようです。高校入学後にスポーツをしたいという受験生は、恵まれたグラウンドなどの施設もご覧ください。

大阪女学院 2019年公開クリスマスのご案内

2019年12月11日 水曜日

大阪女学院中高からこのようなカードが届きました。

裏面はこの通り。1日に2回もクリスマス会をしていただけます。

参加ご希望の方はお早めに。結構満席になります。

昨年の様子です。皆さん温かい服装でどうぞ。

【よく見ると】大阪工業大学 特待生制度【実はお得】

2019年12月10日 火曜日

大阪梅田に22階建ての校舎を建てるなど、拡大路線の続く大阪工業大学についてです。一般入試に向けて、お得情報が届きました。

① 他学部の併願ができるよ。→合格通知が来る確率は当然上がります

② 特待生制度があるよ。→4年間全額免除となれば国立大学よりもお得です

③ 入学検定料の軽減制度があるよ。→別日程を同時出願するとお得です

詳しくは大学のホームページをご覧ください。出願は今月24日から始まります。梅田キャンパスにあるロボティクス&デザイン工学部に入学すると、毎日大阪を見下ろしながらランチを楽しむこともできますよ。

産近甲龍摂神追桃 狙いの大学は?

2019年12月9日 月曜日

京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学・摂南大学・神戸学院大学・追手門学院大学・桃山学院大学の公募推薦入試の出願数が明らかになりました。ひとまず、今回の出願数の推移が、一般入試の難易度にも影響を与えますので、参考にしてみてください。 (昨年比の高い順に並べてみました)

特に今回多く出願者数が減っていたのは近畿大学。出願数、レベルとも年々上昇していたのですが、安全志向からでしょうか、今回は大きく減少しています。一方摂南大学は昨年よりも2千件以上出願が増えていますが、農学部新設の影響で定員も増えていますので、一般入試でもまだまだお席が空いております。というわけで、一般入試の受験校選択の参考になさってみてください。

追手門学院大学 公募推薦 結果速報

2019年12月6日 金曜日

追手門学院大学の公募推薦入試が終わり、結果が判明しました。 大学入試制度改革の影響からか、昨年あたりから受験生は最難関校を避け、中堅大学に集中する傾向が出ています。追手門学院大学もその影響で昨年は受験生が集中し、一般入試で高倍率になった学部もありましたが、今年の動きはどうなるのでしょうか。

まず、公募推薦全日程・方式の出願者数合計は昨年に比べ687名減の9435名。昨年が1万件以上の出願がありましたので減ってはいますが、実人数に換算するとほぼ横ばいといったところでしょうか。 最もメジャーなスタンダード方式に関しては昨年差573名(約1割)増となっています。それでは方式での合格最低得点率で比較してみましょう

おや、得点率が上がっている募集単位がほとんどありません。多くはマイナスに振れています。心理や募集人数が多い経営で昨年差が0ということは、問題の難易度にはそれほど差が無かったと考えられますので、地域創造では合否ラインを下げて合格者確保を行ったことがわかります。

合格者数と合格最低点昨年差を散布図に表しました。すると、御覧のように近似直線の上に位置する募集単位は合否ラインを変えずに、または経営法務のように上げても多くの合格者を出しているわけですから受験者層が上がったことがわかります。一方国際教養、国際日本、経営マーケティング、社会は合格者の増加以上に合否ラインを下げていることになりますから、受験者層は昨年並み、または下がっていることになります。 一般入試では合格者をすでに多く確保してしまった地域創造よりも、社会学部や国際系の学部の方が穴場だとわかります。というわけで受験生の皆さん、出願前の学部の選択のご参考にどうぞ。