「東の早慶・西の大和」という元気なTVCMを見かけましたが、その大和大学を生み出した奈良の西大和学園は5年前から「21世紀型特色入試」という入試方式を導入しています。答えのない課題を与えられた受験生が、グループで取り組むディスカッション型の入試で、募集枠の少なさから一般入試よりもハードルが高いとも言われていますが、実はこの入試を受けておけば一般入試での優遇制度があります。

この入試方式の説明会が来週行われます。受験生保護者の方は一度聞いてみては如何でしょうか。詳しくは学校HPをご覧ください。
「東の早慶・西の大和」という元気なTVCMを見かけましたが、その大和大学を生み出した奈良の西大和学園は5年前から「21世紀型特色入試」という入試方式を導入しています。答えのない課題を与えられた受験生が、グループで取り組むディスカッション型の入試で、募集枠の少なさから一般入試よりもハードルが高いとも言われていますが、実はこの入試を受けておけば一般入試での優遇制度があります。
この入試方式の説明会が来週行われます。受験生保護者の方は一度聞いてみては如何でしょうか。詳しくは学校HPをご覧ください。
そろそろゴールデンウイークが迫ってまいりましたが、中学受験生にとってはそろそろ受験校の候補を考えたい時期でもあります。このタイミングでちょうどよいイベントが用意されています。新築の校舎もまぶしい茨木市の追手門学院中学校でオープンスクールが開催されます。一度見に行ってみては如何でしょうか。
今回は体験授業のプログラム9種類とクラブ体験、校舎見学などがセットになっています。探究的な学び・協働的な学習活動を追求した多彩なテーマ学習活動を実現できる構造の校舎や周辺環境も必見です。今回のイベントの対象は小6だけではなく、小5、4も参加できます。それぞれの体験授業には定員が設けられていますので先着順となりそうです。お申し込みは早目の方が良さそうですね。詳しくは学校HPをご覧ください。
今年も5月・6月に大阪府堺市の賢明学院中学校では「授業体験&入試説明会」という入試関連イベントが開催されます。チラシの上にはご覧のように校名の前に「関西学院大学系属校」との文字が・・・。元は独立したミッション系の女子校でしたが、2010年に共学化し、2019年には関西学院の系属校となる協定を結び、関西学院大学への進学枠も確保できることになりました。昨年には賢明学院小学校の校長に、関西学院初等部の元副部長(関西学院では小学校を初等「部」といい、そこの学校長は「部長」といいますので、「副部長」というのは教頭先生にあたります)が就任されました。そして、この4月からは賢明学院中高の校長に、関西学院高等部元部長(つまり元校長)がいらっしゃったので、より関西学院色が強くなった、というわけです。その影響もあるのでしょうか、コース間移動などの制度も一部リニューアルされるようです。詳しくは説明会でご確認ください。
国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Researchのホームページに全国学力・学習状況調査の問題が掲示されていたので見てみました。知識の比重の高い理科の問題を見てみました。
おお、大学入学共通テストも大好き(?)な会話形式・・・
(2022年度 全国学力調査 中学理科 より抜粋)
実は学力調査の理科の問題は10年前から会話文形式なのです。大学入学共通テストよ、ようやく追いついてきたかぁ。
(2012年度 全国学力調査 中学理科 より抜粋)
しかし、同じ会話文形式ですが、実は必要とされている力が異なります。2012年は単に知識を聞いているだけです。一方今年の理科は実験・観察の手法についてその操作から得られる情報を整理して考えるという思考力を測る内容となっているのです。
他の教科でも知識や技能を測るだけではなく、その問題内の条件での思考力・判断力の比重が上がっています。というわけで、求められる「学力」の変化に伴い、高校の入試問題も次第に変わっていくことでしょう。
新学年も始まり、そろそろオープンスクールや体験授業などのイベント案内が各校から届くようになってきました。コロナ禍で昨年は体験型のイベントはことごとく中止になっていましたが、世の中も少しコロナに慣れてきたのでしょうか、人数を限定し、換気を十分に行い、事前の健康チェックなどの対策で感染リスクを下げれば開催できるという事になってきました。
そんな中で究極の換気は「屋外」。というわけで、浪速中学校、学外のスポーツ施設を使っての「体験レッスン」を開催します。
ゴルフ、テニス、陸上・・・個人的にお願いするととってもお高くつきそうなプロやオリンピックアスリートから直接レッスンが受けられるという素晴らしい企画が無料!実はこの講師の方々、浪速中高の部活の顧問や外部指導の先生だったりするのです。なんと贅沢な。小学生と偽って参加しようかな。(嘘です。捕まりたくないので。)
スポーツ施設まではバスの送迎付きとなっております。お申し込みはお早めに。
ようやく新学年もスタートし、概ね例年通りのカレンダーが動き出しました。そのような中で在校生参加型の入試関連イベントも再開されてきました。
今回案内いただいたのは大阪環状線福島駅から整備された歩道を徒歩8分という交通アクセス抜群の金蘭会中学校です。
お菓子作りの体験など、在校生と触れ合うことができる絶好の機会ですので、小学生女子は是非 参加して、女子校の雰囲気を感じてみましょう。この学校の生徒さんのフレンドリーぶりをご堪能下さい。
大阪上町台地の閑静な文教地区に位置する大阪女学院は緑豊かな余裕のある校地も自慢です。この写真は中高の玄関前から南西方向に撮影したものです。さすがに生徒さんの配置は写真のためだと思いますが、平日の昼休みにお邪魔した時には屋外でお弁当を食べているグループ、ベンチでギターの練習をするグループなど、まるでドラマの1シーンのような光景が見られました。
それはさておき毎年恒例となりました大阪女学院の春の学校外での説明会、今年は江坂と西宮で開催されます。略地図上の黄色い丸が会場の場所を示しています。西宮会場の「なでしこホール」は阪急西宮北口駅から1分もかかりません。いずれも申し込み制となっています。詳しくは学校のHPをご覧ください。
以前もこのエントリーで紹介させていただいた京都東山のノートルダム女学院から、今年もオープンスクールのチラシが届きました。一番下を見てみましょう。
「英検準1級2人に1人」!生徒さん方はそんなに自分を追い込んでいるようには見えないのですが、ネイティブの先生がコーディネートしているオンライン英会話やプレゼンテーションを取り入れた授業が効果的なのでしょうか。
「京都大学3年連続合格」!おお、今年も合格者が出たのですね。めでたし、めでたし。
「関関同立推薦枠49名」!いや、これはこっそり隠しておいてほしい。関関同立の附属校が泣いてしまいます。
というわけで、詳しくは4月23日、直接お聞きください。
因みに10日(日)はノートルダム女学院中学高等学校オーケストラクラブ第27回定期演奏会がびわ湖ホールにて開催されます。4階席がまだ空いているそうです。お急ぎください。(詳しくは学校HPでご確認ください)
さて、文部科学省は、土日祝を除いて連続5日以上の休業があった学校(小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校及び特別支援学校)に対してこの1月~2月に同様の調査を行いました。すると、「同時双方向型のウェブ会議システムの活用」を行った学校は69.6%と、この2年間で劇的に増えていることがわかりました。公立の割合が高い小学校に限っても70.6%と高い割合となっており、地方自治体や現場の先生方の努力が感じられます。逆にテレビ放送の活用は24%から12.1%と半減しています。そりゃそうでしょう。言われたとおりに教育番組を見続ける子どもはそれほど多くはないと思います。
というわけで、子どもたちのオンライン授業に対する耐性(?)もかなり向上していると思われますので、中学校、高等学校のICTを生かした教育活動もさらに効果的になっていくことでしょう。
【出典】 新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休業期間中の学習指導等に関する調査<結果>(令和4年3月18日)文部科学省
年度末になりますと、2020年、つまり2年前の3月の事を思い出します。2月27日夕方に政府から発出された休校要請。それに伴い学校生活は一変しました。部活動も全面禁止。音楽系のクラブが春休み中に予定していた引退コンサートも急遽なくなり、春の選抜高校野球大会も中止。卒業式、終業式も開催できず、その年に異動、定年になる先生方の離任式も無く、いつまで続くのかわからない春休みに突入したのでした。
そのような状況下でも私学を中心に一部の学校ではオンライン授業が行われました。しかし令和2年4月の文部科学省による調査では、双方向web会議システムを使っての授業が行われたのは全国で5%の学校に過ぎなかったそうです。(つづく)
【出典】 新型コロナウイルス感染症対策のための学校の臨時休業に関連した公立学校における学習指導等の取組状況について(令和2年4月16日時点)文部科学省