高校ごとの大学合格実績2024(東京都)難関10国立大学

2024年10月30日 水曜日

東京都の高校で難関10国立大学の合格実績です。占有率10%以上の39校をランキングにしてみました。

1位は筑波大付駒場、2位は開成、3位は都立日比谷と続きます。東大への合格者数では開成がぶっちぎりですが、10大学合計となると都立西、国立などの公立も上位にランクインしていますね。

高校ごとの大学合格実績2024(埼玉)早慶上理

2024年10月29日 火曜日

こちらのランキングになると私立が上位に上がってきます。占有率40%以上の10校ですが、私立が4校ランクインしています。

このランキングでのベスト5校のうち、県立浦和と県立川越は昨日紹介したので、残りの3校に着目してみると、いずれも中学を併設している学校となります。

1位の栄東は、まだ歴史が32年と若い学校ですが、今年も東大19名を含む国公立に212名、医学部医学科に70名とすさまじい合格実績を出しています。中学募集、高校募集両方行っていて、クラス編成は習熟度別なので、高校からの入学者が中学からの進級生と混じることもあるようです。

3位の浦和明の星女子も創立57年と若い学校ですが、カトリック系のミッションスクールで1学年160名程度の規模の完全中高一貫校です。温水プールや広大なカフェテリアなど、立派な施設と落ち着いた環境も魅力ですが、カリキュラムが完全に国公立難関校向けになっているのが最大の特徴でしょう。

4位のさいたま市立浦和は1学年2クラス80名の中学を併設しており、高校からは6クラス240名募集と高校からの入学者の方が多いのですが、東大など最難関校への合格者は中学からの進級生がほとんどなのだそうです。16の運動部、14の文化部があるなど他の公立と同じように部活も盛んです。ちょっと面白いところで「外語部」というのがあるのですが、全国高校生ドイツ語スピーチコンテストで入賞していたりします。

高校ごとの大学合格実績2024(埼玉)難関10国立大学

2024年10月28日 月曜日

埼玉県は公立の男子校、女子校が残っているという地域ですので、備考欄に別学の表記を入れています。それではこのランキングでのベスト3の学校を紹介します。

埼玉県では東大合格者数でもトップの県立浦和が第1位です。129年前に創設された旧制浦和中学以来男子校で、埼玉県東大ランキングでも2016年以外の72か年でトップの学校ですが、部活動も盛んです。クイズ研究会は時々テレビ出演しています。

2位の県立大宮。こちらは共学校ですが、元々男子校と女子校が戦後統合されたという歴史があるため、男子と女子、共学の3通りのクラスが存在していましたが、10年ほど前にすべて共学クラスになったという学校です。今でも男子と女子で校章が異なっています。こちらも部活動が盛んで、国際大会にも出場している生物部や化学研究部、物理部、天文部と理系の部活に加え、全国大会レベルの音楽部(合唱)やアンサンブルコンテストで金賞の吹奏楽部など、音楽系のクラブも充実しています。大宮といえば聖地、鉄道博物館がありますが、大宮駅をはさんで南北逆方向になりますので、両方訪れたい場合は時間に余裕も持っておきましょう。

第3位は県立川越。こちらも旧制第3尋常中学をルーツに持つ伝統校です。映画「ウォーターボーイズ」でも有名になった男子校ですが、文化部も盛んで、新聞部や書道部、料理部など、文化部だけで23もあります。

東大合格者数は1(2022年)→5(2023年)→7(2024年)と順調に伸び続けています。

高校ごとの大学合格実績2024(京都府)産近甲龍佛

2024年10月25日 金曜日

こちらの数値を集計してみると、やはり甲南大にはほぼ合格実績がなく、他の4大学が多くなっていますが、龍谷大に3桁合格している高校も少なくありません。

12位までは公立が独占しています。京都の受験生は大阪の学校はあまり受験しない、といわれてきましたが、城南菱創、南陽、大谷から近畿大に150名以上合格するなど京都南部では次第に変化が出てきていることがわかります。

散布図も作りました。ご覧のように近畿大にも強い城南菱創の実績が目立ちますね。

高校ごとの大学合格実績2024(京都府)関関同立

2024年10月24日 木曜日

関関同立のランキングも作成しました。当然ですが京都の高校生は同志社と立命館に集中している様子がわかります。こちらも結構公立校が健闘しています。そんな中で福知山市の京都共栄学園が昨年の30位から一気にランクイン。大きく実績を伸ばしています。コース改編が影響したのでしょうか。

いつもの散布図ですが、高校合格基準偏差値の50~55付近で大きく差が開いているように見えます。ここでも公立高校の健闘ぶりが良くわかります。

高校ごとの大学合格実績2024(京都府)旧七帝大・近畿圏国公立

2024年10月23日 水曜日

この元ネタの冊子では、地域ごとに掲載されている大学が少しずつ異なっており、京都府の高校のページには、なぜか東工大や一橋大が掲載されていないので、難関10国立大ランキングの代わりに旧七帝大ランキングを作ってみました。

実数では洛南がぶっちぎりの1位なのですが、卒業生数で割ってみると、洛星、西京、堀川の順番になります。2020年に宮津高校と加悦谷高校が統合して生まれた宮津天橋(みやづてんきょう)高校もランクインしています。

いつもの散布図です。11位以下は合計合格数が少なく、団子になってしまうので、ベスト10校から、高校募集の無い洛星を除いた9校で作成しています。

まあ、予想通りの結果となりました。

近畿圏の国公立についても作成してみました。このように対象校を広げると、公立高校も多くランクインしていますね。散布図も添付しておきます。

【楽器経験のある女子】ノートルダム女学院 オーケストラクラブ推薦入試制度【大歓迎】

2024年10月7日 月曜日

ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」・・・世界中の人が知っているクラシックの名曲で、2楽章の一部の旋律が「家路より」と名付けられ、下校時のチャイムとしても使われているので日本でも有名ですが、この全曲を2024年4月にびわ湖ホールで全曲演奏したのが、このノートルダム女学院のオーケストラクラブなのです。

オーケストラとは弦楽器5部(バイオリン2チームにビオラ、チェロ、コントラバス)に管楽器、打楽器が加わった演奏形態のことですが、ここ400年弱の間に作られた多くの管弦楽曲・交響曲がこの編成で再現できるようになっています。この4月にノートルダム女学院の中高生が、1893年にドボルザークが楽譜に書いた通りに、当時と同じ構造の楽器を使って手分けして音を出したら、131年前にニューヨークのカーネギーホールのお客さんに与えたのと同じ(いや、それ以上の)感動を、びわ湖ホールでも与えることができたというわけです。(正確に言うと、ドボルザークの手書きの楽譜をドイツの出版社が清書して印刷したのですが、ドボルザークの書き間違いと出版社の清書し間違いをドイツ在住のブラームスらが校正したので、初演楽譜と違っている部分があるようですが、演奏者でなければ気がつきません。)

閑話休題、このような演奏形態をクラブとして持っている学校は京都市では文化都市といえども5校(洛星、同志社、同志社女子、京都女子、京都ノートルダム女学院)の私立のみとなっています。

前置きが長くなりましたが、ノートルダム女学院中高では、「オーケストラクラブ推薦」という制度があります。合奏経験のある楽器経験者(特に弦楽器)はもちろん大歓迎されるのですが、そうでなくてもピアノなどの楽器経験があれば初心者でも戦力になれる教育力がこのクラブにはありますので、大丈夫です。ひとまず一度相談してみてはいかがでしょうか。びわ湖ホールの舞台、気持ちいいですよ。

梅花中学校・高等学校 チアリーディング部 創部20周年記念公演

2024年10月4日 金曜日

日本には多くのチアリーディング部がありますが、その頂点を決める「チアリーディング日本選手権大会」というのが毎年8月に開催されています。

過去16年分の優勝~3位までの学校名がウィキペディアに落ちていたので、それを元に日本チアリーディング協会のHPも参考に表にまとめてみました。今回の主役である梅花中高大を太文字で示しています。

【中学校の部】

梅花女子中学校のチアリーディング部は創部4年目にはいきなり優勝しています。しかもたまたまというわけではなく、2018年まで連続して準優勝以上です。

【高等学校の部】

歴代の優勝校を見ると、箕面自由学園と梅花の2校の校名しか出てきません。特に箕面自由学園はここ16年間で優勝か準優勝しかありません。全国大会は池田のアゼリアホールで良いんじゃないかな。

【大学の部】

箕面自由学園には大学がありませんので他の大学名が入ってきます。しかしこのようにまとめてみると梅花女子大の安定した強さが際立ちますね。

と前置きが長くなりましたが、梅花中学校・高等学校のチアリーディング部は創部20周年を迎えるそうですが、その記念公演が12月に開催されます。全国レベルの演技を間近で見ることができるチャンスです。ご興味のある皆さんは是非ご覧ください。

【韓国行きチケットが】建国中学・高等学校オープンスクール【当たるかも?】

2024年10月3日 木曜日

大阪住吉区の建国中学・高等学校からオープンスクールのご案内が届きました。韓国系の学校ですが、半分くらいは日本国籍の生徒が在籍しているこの学校は、日常的に日本語、韓国語、英語が飛び交っており、以前お邪魔した時にはドラマを使った中国語の授業まで行われていました。いろんな言語ができたら便利ですね。

こちらのオープンスクールもその自慢の韓国語講座とキムチチゲの給食がセットになっており、クラブ体験も用意されています。

というわけで、韓国系のルーツでなくても、韓国の言語や文化に興味のある小中学生は参加してみてはいかがでしょうか。

因みに参加すると景品が頂けるそうですが、抽選景品に韓国行きのチケットが含まれているそうです。これは熱いぞ!

【岸和田に】私立6校 合同イブニング 進学相談会 2024【6校集結】

2024年9月26日 木曜日

毎年岸和田の南海浪切ホールで開催されている私立高校合同の説明会のご案内が今年も送られてきました。大阪府南部の6校が合同で開催するブース相談形式の説明会です。9月の開成進学フェアに参加できなかった方はもちろん、その後に志望校を変えようかなと考えている受験生も是非参加してみましょう。平日ということもあり、早い時間帯が空いています。参加費はもちろん駐車場も無料です。自家用車をお持ちのご家庭はおうちの方に連れて行ってもらいましょう。