【スクープ】大商学園高等学校 新校舎建築準備中【もっと快適に高層化】

2017年12月25日 月曜日

大阪府豊中市の大商学園はこの11月に130周年を迎えた伝統校です。かつては男子校でしたが2009年には全面共学しています。阪急宝塚線の服部天神駅から徒歩10分少々、御覧のように明るくきれいな校舎に到着です。2001年に建築したこの建物は手入れが行き届いているのでしょうか、中に入っても新築物件にしか見えません。

その奥に、古い建物(といっても公立高校より新しくてきれい・・・)がありますが、現在解体準備が進んでいました。

教頭先生にお伺いしますと、この校舎を二つ解体して、同じ場所に、6階建て(中は5層)と高層化する予定だそうです。現在の新しい方の建物は3階から6階まで中に吹き抜けがあるなど開放的な作りですが、新たな建物も明るい作りになりそうです。

ちなみにこの場所は伊丹空港から近く、外にいると時々飛行機の音が聞こえるのですが、そのために既存の教室も防音対策+冷暖房完備となっています。新たな建物も最新鋭のオフィスのような快適な環境になりそうです。

女子サッカーが全国で準優勝、硬式テニスもインターハイ出場、硬式野球も年に何回も大阪桐蔭と練習試合を行うなどスポーツ強豪校ですが、運動部員は特別扱いされず、授業もテストも一般の生徒と同じ扱いで、テストの点数が悪かったら練習にも行けない、というように、あくまでも勉強を第一に考えている真面目な学校です。

この垂れ幕は去年の実績ですが、このような大学入試実績も上げているという、まさに文武両道の学校です。一方、今でも大阪府で商業科を併設している唯一の私立高校なのですが、その商業科では実社会で通用するライセンス取得に特化したカリキュラムが組まれており、実社会に通用する人材育成という部分でもぶれていません。

新校舎は2019年3月完成とのことですので、今の高1以下の学年は新しい校舎を使うことが出来そうです。完成したら見に行こうと思います。