【スクープ】桃山学院教育大学【コース増設か?】

2019年11月26日 火曜日

 2018年4月に、プール学院大学のキャンパスを引き継ぐ形で開校した「桃山学院教育大学」は日本の教育学のカリスマ梶田叡一学長率いる西日本唯一の教育学部単科大学ですが、現時点で取得できる教員免許は小学校と幼稚園の一種免許、保育士資格、健康スポーツ教育コースでは保健体育に限られますが高校と中学校、特別支援、養護の一種免許となっています。  文部科学省への申請はまだのようですが、2021年(今の高2が受験する学年)から小中高の国語、英語の免許が取れるコースを新設しようという構想があるようです。表現力を重視する教育の流れから記述式の試験の増加に見られるように、読む+書く力はどの学校でも力を入れており、学校現場では国語の先生の負担が増しています。また特に新たに「教科」となった小学校英語は指導できる人材不足が問題となっていますので、国語でも英語でも小中高の教育法を身に着けた人材は重宝されるのではないでしょうか。  

勿論従来の小学校教育コース、健康・スポーツ教育課程でも、学校図書館司書教諭資格も取得可能ですし、海外にルーツを持つ児童・生徒の増加も社会問題化していますので、日本語教員養成プログラムも魅力です。  教員を目指す高校生は、要チェックですよ。