大阪私立中学校 2020年度入学者数 伸び率ランキング(その3)

2020年6月12日 金曜日

5位 羽衣学園=女子ホッケーで有名なこの学校は2013年度から共学となり、今では約半数男子が占めていますが、その男子も大学進学実績に寄与し、今年も国公立大学18名と進学校として様変わりしました。放課後は大学が隣接し余裕のある校地でのびのびと部活動が行われています。

4位 浪速=校地の整備も完了し、全生徒にタブレットを配備しており、このコロナ禍の中でも安定した教育活動が行われたこの学校は、スタジアムや合宿所など学外設備も充実。高校も含めて強豪校といわれる部活が数多くあり、知名度は抜群です。

3位 堺リベラル=2017年度までは高校受験をさせる中学校でしたが、2018年度から高校も併設、同じ校地にありファッション系の実業校のイメージが強い「香ヶ丘リベルテ」とは異なり進学校として「堺リベラル高等学校」を開校し、六年一貫進学校となったことで支持を集めています。

2位 梅花=舞台芸術と英語教育の2本柱で北摂、阪急沿線で人気を集めているこの学校ですが、女子ならではのマナー教育や予備校の授業を校内で開講するなど多彩な教育活動が人気です。高校には漫画・イラストの専攻も増設する予定だそうです。

1位 大阪青凌=新校舎完成、移転によって、駅から徒歩圏内に引っ越してきた大阪青凌は、伸び率では第1位。元々募集人数も30名と少なく、丁寧な少人数指導で定評がありましたが、今回は定員以上の入学者を迎えることができました。京都と大阪どちらからでも通学圏内ですので、来年の募集も楽しみです。

というわけで、募集が好調だった15校を紹介しましたが、これ以外にも魅力あふれる学校は数多くあります。まだオープンスクールの開催などは難しい状況ですが、学校のホームページなどをチェックし各学校の良いところを探してみましょう。