このエントリーでも何度か紹介した神戸市灘区の親和中学校・親和女子高等学校は137年の歴史を持つ神戸最古の女子校で、35年前に神戸市外大の跡地の現在地に移転新築された校舎も自慢の学校です。図書館からの神戸港の眺望も最高です。
中学募集では適性検査型やプレゼンテーション入試など特色のある選抜方法を取り入れるなど、最先端の入試方式を取り入れている事でも知られています。
さて、内部的には5月に既に公表されていたようですが、昨日2025年度の中学募集から男子にも門戸を開くことが発表されました。現時点での情報では、「女子部60名、共学部男女130名」という募集を行うそうです。中学校の校名には「女子」の文字が入っていないので学校名は現状を維持したまま、との事です。
ところで同じ法人が運営する神戸親和大学は2023年度募集から共学化したのですが、共学化前の2022年度の入学者数は243名だったのに対し、2023年度の入学者は467名(なんと1.9倍)と急増したというのも大きなきっかけとなったのでしょう。ただし女子校としての伝統も守りたいということで、「女子部」という形で別学も維持するというお考えではないかと思います。
回し合格制度があるのか?入学後女子部と共学部間の移動が可能なのか?など、詳細については今後の発表を待ちたいと思います。