大阪府私立高校 入学者数ランキング2022 (旧1学区)

2022年5月12日

中間テストの時期が近づいてきました。高校に合格、入学して舞い上がった毎日を送っている皆さん、そろそろ現実に戻ってきてください。

それはさておき、私立高校の入学者数が明らかになってきましたので、入学者数ランキングを作ってみました。高校募集を行っていない学校は併設中学校からの進級者のみになりますが、リストに入れています。

今年の状況をわかりやすくするために、 2015~2021の過去7年間の平均と、2022年度との差も計算してみました。旧1学区の学校ランキングです。

1位 箕面自由学園高校 879名

昨年も765名の入学者を迎え教室が足りない状況だったのですが、今年はどんなことになっているのでしょうか。府立高校の多くが300名前後の定員ですから、その3倍というとんでもない人数となっています。大学進学実績も急上昇中ですが、この人数で部活動もさらに活性化していることでしょう。

2位 大阪高校 765名

高校からの募集のみでこの規模はすごいです。ここ8年間では最高の人数となっています。数多くの大学と連携した探究学習など多彩な学びも人気です。この規模になりますと生徒同士の相互の刺激も期待できますね。

3位 大阪成蹊女子高校 505名

500名超という規模は、女子校で大阪府下最大となっています。60名募集の美術科である「アート・アニメーションコース」を除くと普通科ですが、その中を6コースに分けて行われている女子に特化したキャリア教育が支持されている形です。

4位 履正社高校 469名

併設中学からの進級は34名ですから、ほぼ高校からの募集による入学者という事になります。新校舎の完成、強化クラブに所属する「競技コース(旧Ⅲ類)」の生徒以外の部活動も可能となるなど、ハード・ソフト面でのリニューアルが中学生のハートを掴んだということでしょう。

5位 大阪学院大学高校 458名

昨年から減少はしていますが、安定して多くの入学者を迎えている高校です。2020年に新校舎が完成、JR岸辺駅からのアクセスが良くなりました。阪急京都線の南にある旧校地には総合スポーツ施設の建設が進んでいます。こちらも楽しみですね。(続く)