【高等学校】大阪府 吹奏楽コンクール 地区大会 結果発表【北地区】

2022年7月27日 水曜日

7月24日の日曜日に開催された北地区の結果が入ってきました。高等学校Aの部門で金賞+代表は以下の7団体です。

常翔学園、常翔啓光学園、追手門学院大手前、関西創価、金蘭会、同志社香里、大阪府立桜和・南・西・扇町総合(4校合同)。

シード校の淀川工科、東海大付属大阪仰星、大阪桐蔭はこの中に入っていませんが、今回代表に選ばれた上記の7校に関して、この春大阪市から大阪府に移管された「桜和・ 南・西・扇町総合」の4校合同団体を除くと私学に占められています。常翔グループの2校もそろって代表入り。おめでとうございます。13日の府大会に向けて練習が始まっていることでしょう。

小編成では、香里ヌヴェール、大阪国際、大阪信愛、相愛、大阪府立淀商業の5校が金賞+代表。昨年は代表権のない金賞だった大阪国際は、この春の学校のお引越しもあり、超多忙の中で先生も頑張って代表権獲得という涙なくして語れない大金星です。で、この小編成でも代表入りの公立高校は1校のみ。小編成は8月16日が府大会です。どのような結果になるのか楽しみです。

【経済的に大変でも】近大附属「子どもの未来サポートプラン」【近畿大学附属にいらっしゃい】

2022年7月26日 火曜日

突然ですが、クイズです。

学校法人近畿大学にはいくつの学校があるでしょうか

大学は1つ

短期大学は2つ

工業高等専門学校は1つ

附属高校は7校(東大阪、和歌山、新宮、豊岡、福岡、福山、東広島)

附属中学校は6校(上記福岡以外の6校)

附属小学校は1校

附属幼稚園は2園

専修学校は附属看護専門学校の1校

というわけで、合計21校となります。改めて数えてみるとやはりすごいです。

その附属中高で寮が併設されている豊岡と新宮の2つの中学校・高校で、収入制限等条件を満たしていれば3年間経済的なサポートが受けられる制度ができました。それが「子どもの未来サポートプラン」です。

その支援内容というのが・・・

【支援内容】

学 費:入学金、授業料等を原則3カ年間免除

寮費等:入寮費、寮費(光熱水費含む)、食費等の免除

諸経費:<入学時>教科書、制服、体操服、学級費、タブレット、修学旅行費等

    <2年次>教科書、学級費等

    <3年次>教科書、学級費等 他

というわけで、お金を払わずに寮に住んでご飯食べて制服や体操服、教科書やタブレット端末まで頂いて授業を受けて修学旅行にも行ける、という夢のような支援です。

詳細の条件はHPでご確認ください。

【2024年から】滝川中学校 滝川高等学校 共学化

2022年7月20日 水曜日

1918年(大正7年)に「日本のマッチ王」と呼ばれた実業家、瀧川辨三氏によって設立された神戸市須磨区の男子進学校、滝川中学校・高等学校は、阪神電鉄・山陽電鉄・神戸市営地下鉄の「板宿」駅から徒歩5分という、交通至便な場所にあります。中学校から「医進選抜」、「サイエンスグローバル一貫」、「ミライ探究一貫」という3つのコースに分かれており、2021年度も卒業生217名に対し、国公立に65名(既卒含む)合格するなど進学校としての実績も素晴らしい学校です。

で、その男子校が何と2024年度から女子も募集するとのお知らせが届きました。つまり現在の小5、中2が最初の対象学年となります。兵庫県の私立といえば、男子校・女子校といった別学校が共学校よりも多いのですが、共学化の動きが進んでいくのでしょうか。情報に注意しておきます。

【2025年度から】兵庫県 県立高校 14校が6校になります【8校減少】

2022年7月19日 火曜日

兵庫県教育委員会は7月14日(木)、全日制の県立高校125校のうち、今の中1が高校受験を迎える2025年度に統合する予定の14校を発表しました。

(第1学区)神戸市北区=神戸北、神戸甲北

(第1学区)神戸市西区=伊川谷、伊川谷北

(第2学区)西宮市=西宮北、西宮甲山

(第3学区)三木市=三木北、三木東、吉川

(第4学区)姫路市南部=姫路南、網干、家島

(第4学区)姫路市北部・福崎町=夢前、福崎。

以上の14校が6校に統合されるという方針のようです。今後校地をどちらにするのか、または新たに移転するのか、校名はどうなるか等も含めて検討に入るとの事です。最終的には28校を統合して13校に統合する、つまり15校減少させる方針のようですから、今後残りの14校(減少数では7校)も順次発表されることになると思います。1校当たりの規模が大きくなることで選択授業の設置が可能になるなど、統合によるメリットが生かされる事を願っております。

立命館附属校からの進路状況2022

2022年7月15日 金曜日

学校法人立命館には4つの中学校高等学校がありますが、その4校の進路状況をまとめてみました。まず立命館大学+立命館アジア太平洋大学(APU)への進学者とそれ以外をグラフにしてみました。北海道にある立命館慶祥高校からの進学者は約半数ですが、それ以外の3校は88%前後の卒業生が立命館かAPUに進学しています。

で、気になるのは残りの生徒はどうなったのかというところなのですが、ここで驚きの事実が・・・

立命館=既卒合わせて46名(現役では38名)が国公立に合格していますので、浪人する場合もあるようですが、大半が国公立に合格しているようです。

立命館宇治=海外の大学への合格件数が51との事ですので、大半が海外大学に進学しているようです。世界ランキングで東京大学よりも上位の大学に13名合格しています。

立命館慶祥=国公立に78名合格していますが、なんと現役での東京大学理科三類、京都大学医学部医学科を含む医学部医学科に34名もの合格実績となっています。

立命館守山=国公立19名、早慶7名東京理科7名など難関私大にも合格しています。

というわけで、立命館大学に行けるだけではなく、それ以外の大学にも進学できる学校ですよ、というお話でした。

【和歌山県唯一の私立女子高】和歌山信愛 Shin-ai Summer Festa

2022年7月13日 水曜日

以前このブログでも紹介した「和歌山信愛高等学校」についてのお話です。

今春の卒業生224名に対し、国公立大学・大学校に75名(内既卒3名)という輝かしい合格実績を誇る女子進学校です。医学部医学科にも7名。中学から医進コースが設けられているだけのことはあります。もちろん難関私立大学にも多数合格。きめ細かな進学に特化したコース建てが有効に機能しているようです。このように書くと、勉強ばかりしている学校と思われそうですが、全国レベルのソフトテニス、バレーボール、バスケットボールなどスポーツも盛んですし、ダンスや軽音楽、ハンドベル、合唱など多彩な文化系クラブやサークルも自慢です。ところで学校のHPにアップされている校歌の楽譜をみてみると、賛美歌にもよく使われる「三位一体の調」ともいわれる変ホ長調!徹底ぶりが流石でございます。しかし1オクターブの跳躍もあり、歌うのは難しいぞ。

高校入試についてですが、大阪の高校受験生にとっては大阪と和歌山の私立高校は入試日程が異なりますので、先に合格を確保することができます。つまり私立高校をもう一校受験することができますので、このチャンスを生かさない手はありません。とはいえ、和歌山は遠いんじゃないかなぁと思っている大阪のあなた、ひとまずサマーフェスタに参加してみましょう。案外近いことに気が付くと思います。そして10年ほど前に完成した新校舎の抜群の学習環境も見てみましょう。そのうえで受験しようかな、となったら、プレテストを受験して入試に備えましょう。

【大阪府公立高校】アドミッションポリシー・学力検査・配点【発表されました】

2022年7月12日 火曜日

大阪府の公立高校受験を考えている中3生の皆様、お待たせしました。次年度入試の公立高校のアドミッションポリシー・学力検査の種類・学力検査と調査書の配点が発表されました。(大阪府教育委員会のリンク↓)

01_R05選抜_アドミッションポリシー並びに学力検査問題の種類並びに学力検査の成績及び調査書の評定にかける倍率のタイプ (osaka.lg.jp)

大阪府の公立高校は学校独自の出題が無い代わりに、英数国に関しては高校側がABCの3レベルの中から、どの問題を採用するのか決めるというルールになっています。3教科で3レベルという事は3×3×3=27通りの組み合わせがあることになりますが、数学がAで英語がC、のような極端な組み合わせが無いので実質7通りくらいになります。その中で志望校が「CCC」と3科目とも発展レベルですと、さあ大変。合格者の平均点は5割前後の難問ぞろいですのでそれなりの準備が必要になるわけです。

また志望理由書の参考にするためのアドミッションポリシーも確認しなくてはいけません。昨年から変更のある個所には薄く色がついていますが、大きな変更があった学校は無さそうです。

というわけで、中3の皆さん、夏も頑張りましょう。

【大阪】高校別大学合格実績ランキング2022(その3)

2022年7月8日 金曜日

今回は卒業生数で割った占有率でランキングを作ってみました。実際には既卒生もいるはずですが、学校の規模による有利不利を補正するため、合格件数÷卒業生数でのランキングです。占有率10%以上の20校をリストにしてみました。

まず東京阪神ですが、まあ、何で並べても北野・天王寺の1・2フィニッシュ。北野高校ってこの4大学に学年の6割も合格できるのですね。さて、3位には大阪星光学院。卒業生数が180人前後の学校ですから、割合にすると高くなるわけです。大教大付属も上の方に来ますね。

関関同立は、一人で複数合格があり得ますので、100%を越えます。というわけで、100%越えの24校をリストにしてみました。春日丘・大手前は卒業生数の2倍以上の合格を出している計算になります。やりすぎです。24位の金光八尾、伸び率でも実数でも40位以下なのですが、実は卒業生が少ない学年だったようで割合にすると上位に来るというわけです。大学の合格実績という数字は、学校の経験値で判断したいのであれば実数を、学校全体の雰囲気を重視するのであれば占有率を、過去と現在を比較するのであれば伸び率をみれば良いわけです。因みに伸び率に関しては追手門学院のように探究活動や課題解決型の授業展開を積極的に取り入れるなど、教育改革が進んでいる学校が上位に来ているような気がします。このように同じ数字であっても、分析することで多面的に学校の様子がわかるというお話でした。(大阪以外の地域は現在頑張って入力中なので、もう少しお待ちください。)

【大阪】高校別大学合格実績ランキング2022(その2)

2022年7月7日 木曜日

同様に関関同立での実績ランキングを作ってみました。

こちらは合格件数合計150以上の48高校のランキングです。府立高校が10位までを占めます。こちらのランキングではTOP10を押しのけて、春日丘、三島が10位以内に入っています。北摂恐るべし。私学も負けていません11位に桃山学院、12位に清教学園と上位ランクインです。

さて、同じようにこちらも伸び率ランキングも作ってみました。すると新校舎に移って多彩な教育が充実の追手門学院が伸び率No.1です。そして3位には教員力も自慢の箕面自由学園が。8位には新校舎完成、部活も解禁された履正社が追い上げています。北摂の私立、頑張っています。これらの学校の人気が高いのは、進学に向けた教育力の高さも評判になっているという事でしょう。

(続く)

【大阪】高校別大学合格実績ランキング2022(その1)

2022年7月6日 水曜日

今年も毎日新聞社から「大学入試全記録」という本が出版されました。この本の数値はサンデー毎日、大学通信などが共同で調査し、4月頃の週刊誌に掲載された数値なのですが、元の数値は各大学が発表したものと、高校へのアンケートによる速報値との事で、各高校が最終集約した数値と一致しないケースも多いのですが、ひとまずこの数値が毎年同じ基準で作られているので、こちらでランキングを作ってみました。

まずは今年度の「東京大・京都大・大阪大・神戸大」の4大学合計の合格者数が30以上の22校です。ご覧のように大阪では北野高校がトップ。2位の天王寺高校も150ラインはキープです。以下、茨木、三国丘と府立が続きますが、この22位までにTOP10高がすべて入っているのには驚きです。私学も10校ランクインしています。

この22校を(2021年と2022年平均)÷(2018年から2020年の平均)という計算をして近年の伸び率で計算してみました。するとご覧のように順位が大きく変わります。附属池田の2018年のデータが欠損していますので、そこだけは2か年平均との比較になりますが、私立では高槻、清風南海、桃山学院の躍進が目につきます。(続く)