仁川学院 入試関連イベント

2019年8月1日 木曜日

兵庫県西宮市、最寄り駅が阪急電鉄甲東園駅ですが、仁川駅からも徒歩可能な場所にある仁川学院についてです。3年ほど前のこのエントリーでも紹介したとおり、中学校・高等学校は57年前に設立された比較的新しい学校ですが、カトリック系としては珍しい共学校となっています。今年から導入された新たなコース制は中学1年から高校1年までの4年間が一つの単位、そのあと高2・高3で希望進路別、かつそれぞれに文系・理系を設置しますので、かなり細分化されますが、少人数でも分割してきめ細かな指導が行われています。 国際交流や体験型の授業など、最先端の授業も以前から行われていますが、高校からは探究の授業が設けられ、その成果を小論文やプレゼンテーションに表すという、これからの大学入試に通用するような取り組みも行われています。もちろんキリスト教の学校ですから受験指導だけでなく宗教や哲学も大切に指導していただける学校です。 といってもなかなかこの文章でこの学校の魅力を表すのは難しいので、オープンスクールや入試説明会に参加してみましょう。大阪からでも通学が便利な場所ですので、兵庫県のみならず、大阪の小中学生も一度訪れてみてはいかがでしょうか。

【祝】履正社高等学校 オープンスクール【甲子園出場】

2019年7月31日 水曜日
第101回全国高等学校野球選手権(夏の高校野球)大阪大会では7月29日、決勝戦が行われました。かの大阪桐蔭を準々決勝で破った金光大阪と、こちらも強豪の大阪偕星学園を下した桜宮を準々決勝で、近大付属を準決勝で破った履正社の戦い、いやぁ、どちらにも勝っていただきたい。もう2校優勝で良いんじゃないですかね、と思いながらネットの速報を見ていると、まずは金光大阪が1点先取。3回まで点が入らずどうなることかと思っていたら4回に履正社が3点返し、5回に金光大阪が1点追加といい試合になりましたが、その後履正社の追加点が続き、結果は履正社:金光大阪=7:2という結果で履正社が夏としては3年ぶり4回目の甲子園出場を決めました。大阪代表として大阪の人はみんなで応援しましょう。因みに奈良は3年ぶり19回目の智辯学園、和歌山は3年ぶり24回目の智辯和歌山が代表となっており、3年ぶり出場の同窓会のようになっています。 しまった、ブログの目的を見失うところでした。その履正社高等学校と、履正社学園豊中中学校の入試関連イベントに関するお知らせです。高校は8月25日が第1回目の入試説明会。中学校は8月24日に行われます。高校は申し込み不要ですが、中学校は申し込み制となっていますので、学校ホームページをご覧ください。 校舎もおしゃれなカフェや立派なホールがある建物が新築され、かつては強化クラブで頑張る生徒と勉強チームを分けていましたが、今では全員部活もすることができる学校になりました。詳しくは学校説明会に参加して聞いてみましょう。野球部でなくても入学したら来年甲子園に応援に行けるかも、です。

大阪府吹奏楽コンクール結果速報(北地区・中地区・南地区/高等学校A)

2019年7月30日 火曜日
今年も暑い吹奏楽コンクールの時期が巡ってきました。大阪府は学校数が多いため、まず大阪府大会の前に地区大会が行われますが、その結果速報をお知らせします。 今回は26日に行われた南地区大会と中地区そして28日に行われた北地区大会の結果から、大阪府大会に進むことができる「金賞・代表」に選ばれた学校名を紹介します。   まず、26日に行われた南地区大会 以前このエントリーでも紹介した清教学園高校はさすがでございます。例年通り精華高校・登美丘高校と並んで地区大会はクリアです。不思議なことにもう1~2校は毎年入れ替わります。 同じく26日に行われた中地区大会 これまた、本エントリーでおなじみの浪速、2年前の開成進学フェアでアンサンブルを披露してくれた明星、大阪学芸、プール学院に加えて、天王寺高校も堂々のクリア。後で紹介する北野高校も代表ですので、府大会ではTop10高の中でも北野と天王寺といった元ALL文理学科の2校が並ぶことになります。近畿大学附属と明浄学院はここに入っていませんが、シード校ですので、府大会から登場です。   28日に行われた北地区大会 こちらは6校。珍しく課題曲1(「あんたがたどこさ」の主題による幻想曲)を選んだ北野高校をはじめ、先週のブログで紹介した大阪国際滝井や追手門学院大手前、常翔学園などおなじみの高校が選ばれています。昨年は府大会でも金賞に輝いた四條畷学園も地区大会通過です。今回の5曲ある課題曲のうち、2・3・4がマーチ(行進曲)なのですが、課題曲2を選んだ学校が厳しい結果になっているような気がします。そんな中で四條畷学園と追手門学院大手前はその課題曲2で突破していますので、北野高校と併せて個人的には期待しております。ここで、大阪府立淀川工科高校や大阪桐蔭、東海大仰星、関西創価が無いぞとお気づきの方、さすがでございます。これらの学校もシード校ですので、淀川工科は一気に関西大会から、それ以外の高校も府大会から参加できる切符をすでに手に入れております。 これらの学校の部員は8月10日(土)の大阪府大会に向けてさらに気合の入った練習を続けていることでしょう。これらの学校の吹奏楽部に入りたい大阪府の中学生は、大阪国際会議場に行ってみましょう。

大谷高等学校(大阪) 過去問題解説会

2019年7月29日 月曜日
昨年から高校募集を始めた大阪の大谷高等学校の入試イベントについてです。夏休みにお楽しみ系の体験イベント満載のオープンスクールをする学校が多い中で、この学校らしい真面目なイベントです。 その名も「過去問題解説会」。この学校は過去問が1年分しかありませんから、過去問演習をしても傾向をつかむのは難しいかもしれません。そこで、学校の先生による、つまり問題を作った方による説明というのは大変有効だと思います。もしかすると採点基準などもお話しいただけるかもしれません。 また、6年一貫教育で定評のある大谷高校の3か年教育というのはどのようなものなのかについての学校説明会もありますし、終わってから個別相談も可能なのだそうです。申し込み不要とのことですので興味のある中3女子はカレンダーの8月31日のところに印をつけておきましょう。

大阪国際滝井高等学校と大阪国際大和田中学校・高等学校が統合

2019年7月26日 金曜日

大阪府守口市にある「大阪国際大学滝井高等学校」は90年前に「帝国女子薬学専門学校」の附属校として作られた高等女学校でしたが、50年ほど前に校地が4車線道路である内環状線(国道479号線)にぶった切られて狭くなったので、その代わりに大和田に分校を作り、それが今の「大阪国際大和田中学校・高等学校」という共学校になったという歴史があります。

 

因みに「帝国女子薬学専門学校」の方は松原市に移転して「大阪薬科大」に昇格、その後高槻市に移転して3年前に同じ高槻市の「大阪医科大学」、「高槻中高」と法人合併、その勢いで高槻中高の立派な校舎ができました。一方大阪薬科大の移転前の松原市の校地は、今の近鉄の一部だった大阪鉄道(近鉄は複数の会社を統合したから今でも軌道の幅が統一されていません。第3セクターになった線も含めると3種類!)が作った「大鉄学園」という工業高校(男子校)が共学化し普通科になった「阪南大学高等学校」が使っています。マニアックですみません。

 

それはさておき大阪国際大学滝井はこのように創立以来実学を重んじる伝統があり、薬学進学や幼児保育、看護のコースが設けられています。また、学校が費用をほぼ負担してくれる交換留学制度など、国際教育にも力を入れています。

 

ところで世界的電機メーカーであるパナソニックは門真市が本社ですが、近隣の守口市や淀川を渡った茨木市、高槻市にも大きな工場があって、そのために守口市にも茨木市にも「松下町」が存在します。しかしパナソニックは生産拠点を海外に広げていますので、国内の工場が不要になる、というわけで守口市松下町の約2万6千㎡の土地が空きました。そこに目を付けたのがそこから500mしか離れていない大阪国際滝井。そちらを手に入れて2017年からグラウンドなどスポーツ施設として使っていたのですが、そこに大阪国際大和田が引っ越してくることになりました。そんなに近くに来るのだったらいっそのことまとめた方が合理的、という判断になったのでしょう、この2校が統合されることになりました。但し、女子校が共学校と一緒になると共学校になりますので、女子校として入学した生徒はそのまま女子校のまま、つまり大阪国際滝井は高3生が居なくなるまで今の校地で授業を行い、コース編成などは新たな学校に引き継ぐという方向で調整が行われているようです。

 

2021年には新しい校舎が完成する予定だそうですので、今の高1以下の大阪国際大和田の生徒は真新しい校舎で授業が受けられることになりそうです。また新情報が入りましたらここでお知らせします。

【大スクープ】賢明学院中学高等学校が関西学院の係属校へ

2019年7月22日 月曜日

以前このエントリーでも紹介した、ミッション系の共学校である堺市の賢明学院が、先週木曜日に関西学院大学と提携にかんする調印が行われたと発表されました。

現段階で発表されている内容によりますと、理工系の学部に70名の推薦枠が確保できたようです。

それに伴ってコースも再編されますが、高校の「関西学院大学特進サイエンスコース」は35名2クラスで編成されるそうですので、このコースに入ると全員関西学院大学に進学できるということになります。

また中学校も2コース制となりますが、その中の「理数コース」が実質「関学コース」となりそうです。

私立中学校入試では、まだ先の見えない大学入試改革に伴う混乱を心配してか、関西では関関同立附属や係属校へ受験生が集まる傾向にありますので、今後の志望動向には注意が必要です。

【おどろきの】須磨学園中学校の併願先は夙川中学校【募集要項】

2019年7月17日 水曜日

今春の須磨学園の大学合格実績についてですが、京都大学24名。この数値は兵庫県下では甲陽の49名、灘の48名、長田の27名に次ぐ実績で、もはや進学校として疑う人はいないと思いますが、今年からこの法人が夙川中学校・高等学校の運営も行うことになりました。

この「夙川中高」はかつて西宮市の閑静な高級住宅地、甲陽園の駅の近くにあったスポーツも盛んな女子校である「夙川学院」でした。2016年にポートアイランドに移転、共学化しましたが募集的にも厳しく、どうなるのかなと心配しておりましたが、今回神戸学院大学と校地を交換するような形で次は兵庫区の会下山(えげやま)に再移転し、校名も「学院」がなくなり「須磨学園・夙川中学校・高等学校」として再出発を切りました。(「夙川学院」と区別するために「須磨学園・夙川中学校」を省略して学校の先生方は「スマシュク」と呼んでいます。ということは今までの須磨学園は「スマスマ」でしょうか。懐かしいです。

それはさておき中学入試で驚きの募集要項が発表されました。

夙川中学校の1月18日午後入試を「須磨学園中学校」で行うとのことです。つまり、午前中は須磨学園を受験して、同じ校舎で午後は夙川中学校を受験できるというわけです。しかも、夙川中学校の入試問題も須磨学園の先生が作成するとのこと、つまり難易度は変わるでしょうが傾向は同じなので、別の対策も必要ないという優しさです。また、そのあとの日程を連続して受験すれば次第に加点されていくというシステムも・・・。これで須磨学園受験生がこの2校以外を併願受験する確率は下がることでしょう。なかなか素晴らしいアイディアですね。

7年後の夙川高等学校の大学合格実績が楽しみでもあります。

★学校説明会に行って来ました!(百合学院中学校高等学校)

2019年7月16日 火曜日

尼崎市東部、大阪府豊中市と1キロメートルほどの場所にある女子校である【百合学院中学校高等学校】の学校説明会に参加して来ました。

幼稚園、小学校も併設されているこの学校は、募集定員がそれほど多くはない学校ですが、そのサイズ感を生かしたきめ細かい生徒指導が特徴的な学校です。中1から始まるキャリア教育、キリスト教の教えをベースにした心の教育、世界平和や環境問題に関する探究授業など、一人ひとりにしっかりした人生設計に役立つ内容を教育されている印象でした。

会の始まりは、在校生による英語での学校紹介。続いて、大学進路実績の説明。国公立大、有名私立大に進んでいることを紹介され、卒業生全体の約34%が公募推薦、約26%が指定校推薦で入試を受けているとのことでした。進学先は4年生大学に77%、短期大学に12%の生徒が進級したそうです。

新テストを視野に入れた思考力育成にも力を入れています。特に[探究]の授業に力を入れておられ、高1で週1コマ、高2で週2コマをあてて段階的に「答えの無い問題」(地球温暖化や国際問題など)に取り組む力をつけています。また、基礎学力育成も通信添削を行うなど中学生の段階から重視しています。これら詳細については、是非、オープンスクールなどに参加して体験してみてください!

★学校説明会に行って来ました!(梅花中学校高等学校)

2019年7月12日 金曜日

大阪府の北摂豊中市、阪急宝塚線・豊中駅や大阪モノレール・少路駅からはスクールバスで通える女子校【梅花中学校高等学校】の学校説明会に参加して来ました。

1878年(明治11年)に創立した学校で、現在では大学進学からキャリア教育まで幅広い指導を実施されています。近年に大学進学を目指す『アドバンスコース』と将来のキャリアを目指す『リベラルアーツコース』を設定されました。それぞれのコースで多彩な指導が用意され自分が目指す将来を実現するのにピッタリの内容を学べるようになっています。

学校の特徴としては、やはり以前に[英語科]が設置されていたノウハウを活かし、近年の英語需要に満足できる施設の充実と指導が用意されているのが印象的です。

「English Only Space」という英語専用エリアや食堂ではCNN放送が、中庭ではBBC放送が流れているそうです。

是非、オープンキャンパスに参加して充実した設備と指導を体験してみてください。

★学校説明会に行って来ました!(大阪薫英女学院中学校高等学校)

2019年7月11日 木曜日

阪急京都線正雀駅が最寄りの女子校【大阪薫英女学院中学校高等学校】の学校説明会に参加して来ました。

説明会の冒頭には、バスケットボール部選手が登場!全国レベルの生徒が会を盛り上げてくれました。

『薫英』と言えば、スポーツと英語留学&英検の印象でしょうか?スポーツ面では、駅伝やバスケットボールは有名です。英語留学については、20年以上の歴史を持つ約1年間の留学で有名です。近年では、留学や英検取得者に取り組んでいる学校も増えていますが、やはり薫英女学院の留学は日本人がその学校に1人か2人という、徹底した環境を用意し、その結果毎年在学中に英検1級取得をする生徒を生み出すなど、その効果は他校を圧倒するものがあります。

それに加えて、今回の説明会では、就任2年目の校長先生による『育成プログラム』の紹介でした。特徴的な指導者の取り組みとして、生徒が中1⇒中2⇒・・⇒高3と学年が進むにつれて指導する先生方の生徒指導の目標を変化させている点が挙げられ、その目的や背景についても詳細に説明されました。非常に興味のある内容でしたので、今後もその取り組みに期待したいと思います。

生徒さん方が生き生きとお互いに教えあいをしながらチームワークで英検や定期テストを乗り越えていく様子も是非、一度見ていただきたいものです。