関西大学中等部・高等部にお邪魔してきました②(理科教育編)

2016年4月5日 火曜日

SGH(スーパーグローバルハイスクール)に指定され国際交流学習も盛んな学校ですが、理科教育に関しても相当先進的な取り組みがなされています。

定期テストが終わった後のテスト直しは多くの学校で行われていますが、この学校の理科のテスト直しはちょっと変わっています。それまでに学んだことの関連をマインドマップという図に表して再び知識の位置付けを確認するというものです。

優秀作品が選ばれて貼り出されていたりします。

数名で合作した大作もあります。これは「代謝」の分野が難しく、苦労した高校生が後輩のために作成したものだそうです。

このように生徒が自分の頭の中を図に整理するだけでなく、他の生徒の理解にも役立つような使い方を行っています。

そればかりか、小中高の理科の先生が自分たちの実践を「サイエンスパーク」という形で発表しています。先生方も自分たちの授業を披露することで互いの刺激になり、生徒も「こんな授業も受けたい」という声を作るきっかけにもなることでしょう。

生物室にはそれ以外にも生徒が作成した鳥の骨格標本やセミの抜け殻を壁に飾ってオブジェみたいになっています。

理科教育を強化しているイメージを持っていなかっただけに、これは思わぬ発見でした。デジタル出力できる顕微鏡などの設備と併せて今後理系科目への興味関心を持つ生徒が増えることでしょう。

(③へ続く)

 

関西大学中等部・高等部にお邪魔してきました①(情報機器編)

2016年4月4日 月曜日

JR高槻駅近くに関西大学の社会安全学部と隣接してそびえる関西大学中等部・高等部は小等部と併せて6年前に創設された学校です。高校は「安全科学科」と珍しい学科名でありながら、文部科学省のSGH(スーパーグローバルハイスクール)に指定され国際交流学習も盛んな学校です。但しこの4月から「普通科」に学科変更されるそうです。

本ブログでは2010年に開学式の模様を報告しましたが、6年経過してどのように使われているのかという点にも着目して見させていただきました。

まず13階建ての校舎は6基あるエレベーターで移動します。小学生は1階から5階まで、中学校は学年別に6階から8階の3フロア、9階が職員室と保健室で10階が図書室、11階から13階がこれまた学年別に高等学校のフロアとなっています。13階からの見晴らしは最高です。屋内の照明はLEDで、ほとんどが自動で点灯・消灯する仕組みです。

カナダ製のしっかりした机は6年間使用したようには見えません。

コンピュータールームです。普通の学校では教卓に向かってコンピューターを配置しているところが多いのですが、ここでは真ん中にミーティングテーブルを置いて、周りで作業する仕様になっています。

この部屋にも貸出し用のMacBook Airがずらりと40台。同じようなキャビネットが校内随所にあり、全部で600台のノートパソコンが生徒用に準備されているそうです。

広大な図書室

見晴らしの良い閲覧室

ここにもMacが・・・

進路指導室にも

Macが・・・

職員室にもMacのデスクトップが林立し、教室には電子黒板や書画カメラ、生物室にもデジタル顕微鏡と、最新のデジタル設備が詰まっていました。

(②へ続く)

 

京都 東山中学・高等学校にお邪魔してきました

2016年3月17日 木曜日

先日、京都の東山中学校・高等学校に行ってきました。哲学の道、琵琶湖疏水に近く、南禅寺、禅林寺といった有名なお寺に挟まれた、まさに古都といった環境にある仏教系の学校です。そこで、玄関でお出迎えしてくれたのは、意外にもしゃべるロボット「ペッパーくん」です。学校の先生によりますと学校案内をするために立っているそうです。

男子校として伝統あるこの学校、理系の生徒が多いとのことで、理系:文系の人数割合は8:2ほどになるそうです。それだけに数学など理系科目の先生も多く、超難関大学の理系学部への合格も増えてきているそうです。

大学入試結果の速報(途中経過)も掲示されていました。京都大学医学部医学科に現役合格が出たそうです。それ以外にも国公立の医学部に6名以上と理系に強いことを示しています。

最初に紹介した「ペッパーくん」のプログラムも生徒たちが行っているそうです。さすが理系に強い学校ですね。

 

関西大学北陽中学校1期生の関西大学への内部進学結果

2016年3月14日 月曜日

関西大学北陽中学校は2010年(6年前)に開校した中学校です。つまり今年が関西大学北陽中学校の1期生が高校を卒業する年に当たりますが、関西大学への進級に関する発表がありました。

北陽中学1期生の在籍者115名中、内部進学希望者が102名で、内部進学辞退者13名(国公立大志望者5名、医療・栄養系志望者6名、スポーツ推薦2名)だったそうですが、結果は87名が内部進学として合格したそうです。(内部進学率87名÷102名=85.3% 但し、合格者には、国公立大志望者も含む)

中学校受験をお考えの方は、中学校の性格を表すこれらの数値も中学校選びの参考にしてみては如何でしょうか。

 

 

早くも来年度の入試に向けた説明会始まる(中学入試)

2016年3月9日 水曜日

中学入試が終わり、ほっとしているこの時期に、早くも来年度入試に向けた学校説明会の案内が届きました。大阪市福島区にある女子校である「金蘭会中学校」は3月27日に体験授業を含む「プレ中学校説明会」を実施するとの事です。

一昔前は夏休み明けから本格化していた説明会ですが、次第に開催時期が早くなってきました。生徒さんも、目標となる中学校が早い時期から具体的になることで受験勉強にも熱が入る事でしょう。

(この説明会の詳細につきましては、学校に直接お問い合わせください)

 

 

プール女学院中学校・高等学校にお邪魔しました

2016年3月8日 火曜日

授業が終わってひと段落といった夕方の時間帯にお邪魔しました。中庭では生徒がパン販売している様子、学校の先生にお伺いすると、障がいのある方々が働く施設で作られたものを販売しているとの事、教科書の勉強以外の学習も重視されているようでした。

中学受験ではプレテスト受験者の53%が出願したとの事でやはりこの学校でもプレテストを受験してから入試を受けるのが一般的なようです。

高校入試についてですが、音楽教育も充実しており、大阪府立夕陽丘高校との併願者も多く毎年15~6名いらっしゃるとの事でした。

国際教育についても海外留学制度が本格的に整備され、今後さらに英語力を伸ばした生徒さんも増えてくる事でしょう。

(プール女学院HPより)

 

金光大阪のグランドが人工芝化

2016年3月7日 月曜日

先日、大阪府高槻市東上牧の金光大阪中学校・高等学校にお邪魔してきました。

正門横を工事車両が出入りしていたので、先生にお尋ねしてみたところ、グランドをすべて人工芝にしているとの事でした。ネット越しの写真なのでわかりにくいのですが、右側の少し茶色く見えるところはゴムチップを撒いているところで、人工芝の目を立てて根元に落としている作業中だそうです。人工芝は熱を持ちやすく、夏は結構熱くなりますが、これは黒いゴムチップが熱を持つからなのだそうです。そこで快適性と安全性の為にコストの高い茶色のゴムチップを混ぜているそうです。続けてクラブハウスの建て替えも行うのだそうです。

 サッカーや野球などのスポーツも盛んなこの中学・高校ですが、校舎の横に人工芝のグランドができることで、練習にもさらに熱が入る事でしょう。

 

同志社系列合同学校説明会 春の3都市シリーズ

2016年3月3日 木曜日

当ブログではこちらのエントリー「同志社系列 春の合同学校説明会を開催」でご紹介をしましたとおり、2016227日(土)にJR京都駅すぐの会場で、同志社の系列校が合同で開催された説明会に、お邪魔をしてきました。


説明会は同志社女子からスタート。トップバッターということもあり、系列校に共通して流れる「同志社教育の特色」からお話され、系列4校の中で「唯一の女子校」「唯一のコース制導入校」「唯一今出川校地に立地」という学校の特徴を簡潔に紹介されておられました。上の写真は、4月に開催されるオープンスクールの紹介になります。


続いての同志社国際ですが、やはり同校の最大の特徴である「在籍生の約3分の2が帰国生」という事実に代表されるような「国際」「英語」「語学」についての内容を在校生・卒業生出演の学校紹介ビデオを用いて説明されていました。また阪神間からもJR線を使えば1時間ちょっとで「同志社前」駅に着くという、アクセスの良さをご紹介されておられました。上の写真は、気になる大学進学の実績になります。


同志社は、副教科だけではなくすべての教科を専門教室で行う「教科センター方式」を採用されている点が特徴で、今回の説明会でもしっかりとご説明頂きました。また全国トップクラスの蔵書数(中学に約4万冊、高に約7万冊)を誇る「図書・メディアセンター」も魅力の一つと言えるでしょう。


トリは同志社香里。京都開催の説明会で「唯一大阪にある同志社」ではありましたが、多くの方々が熱心に耳を傾けられていました。系列4校の中で一番同志社大・同志社女子大への内部進学率が高い一方、在籍中にしっかりと基礎・基本事項を学習させきる授業内容を、実際の生徒のエピソードも交えながらアピールされておられました。

昨年度の入試が終わってまだひと月しか経っていないにもかかわらず、会場内は朝早くからたくさんの来場者が集まっておられました。学校側が用意した座席では足りなかったようで、追加で用意されているほどでした。

以上、同志社系列4校が京都で開催された合同説明会の様子でした。

 

金蘭千里中 2/27土に「きんらんせんりデー」を開催

2016年2月25日 木曜日

金蘭千里中が2017年度入試に向けて「きんらんせんりデー」と銘打たれた受験生イベントを、2/27土に早くも開催されます。

詳細は次の通りです(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。


金蘭千里中 きんらんせんりデー

日時:2016年2月27日(土)10:30~
場所:金蘭千里中
内容:授業・校舎見学(10:30~)、クラブ活動発表(13:00~)

※万全を期していますが、詳細は必ず学校HP等でご確認下さい


授業見学・校舎見学・個別相談・クラブ発表会・クラブ見学が催されることになっており、特にクラブ活動発表の場を設けられているのが受験生にとっても大変参考になるのではないでしょうか。

上記でご紹介しているPDF文書内には以下のような文言があります(以下引用)。

「本校は、昨年に創立50周年をむかえ、様々な改革を行ってきました。本校伝統の「入学後の学力を伸ばす」ノウハウを発展させつつ、制服を新しくし、クラブ活動や行事などを大きく充実させました。是非生徒たちの生き生きとした普段の姿をご覧ください。」

 

先人に学ぶ 保護者が志望校を選ぶ際に重視すること

2016年2月24日 水曜日

現在小学5年生・中学2年生の皆さんにおかれましては、これから先は「第一志望校」を選んでいくことになります。

生徒本人が納得して進学先を選ぶことが一番大切なのですが、それに負けず劣らず「保護者もよく学校を知り、選ぶ」ことが重要です。しかしながら、あまたとある学校の中からどう選び出すのか?「雲をつかむ」ような印象をお持ちの保護者の方が多数おられると思います。

学校選びをする際に世の保護者の皆さんは一体どういった所を重要しされているのか?についての統計データが参考になりますので、今回のエントリーではご紹介致します。

出典は、サンデー毎日臨時増刊「志望校を決める 2016年度私立中学・高校編」です。先に学校選びを済まされた保護者の皆さんのお知恵・ノウハウ(?)がたっぷりつまった、大変貴重なデータです(画像をクリックすると拡大します)。

やはり圧倒的な割合を示すのが「大学合格実績」で、受験生の保護者のうちおよそ9割が重要視されています。

「教育方針」「校風」といった学校運営の根幹を成す部分が共に4割強と重要視されている部類に入るのに加えて、「授業の教え方・進め方」という細かい部分には約1/4、「カリキュラム」には約1/5の保護者が着目されているなど、やはり教育・学習面のチェックも欠かせないようです。

驚いたのは「塾の先生の意見」が高い点です。半数弱の保護者が塾の先生のご意見を参考に、学校選びをされていることになります。やはり「餅は餅屋」ということで、ご参考にされているのだと思います。携わる者として、身が引き締まる思いです。

中学入試に関しては保護者の皆さんが関与する部分が多いとは思いますが、高校入試になってくると「本人と中学校に任せていますので」という保護者の割合が多くなる印象があります。あまり口やかましく(?)なるのも考えものではありますが、あまりに無関心・子ども任せなのもいかがなものでしょうか。

学校選びの際には、受験生本人のご希望と、ご家庭での教育に対する主義・主張とが折り合うような所が見つかるよう、根気よくお探しになることをオススメします。