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開成教育グループ


【スクープ】奈良女子大 2022年工学部新設【国立女子大初】

2021年4月27日

理系女子にとっては吉報です。奈良女子大は4月1日に、2022年度から工学部工学科を開設する方向で準備を始めると発表しました。国立の女子大といえば、東京のお茶の水女子大学と奈良女子大学の2校しかありませんが、どちらも、教員養成を含む文学系、理学部、生活科学系の3学部構成となっています。

しかし、日本の大学では理系、特に工学系は男子が多く、女子の割合は約15%にしか過ぎません。この原因の一つに女性の理科教員に工学部出身者が少ないことが問題ではないか、女子に工学の魅力を伝える機会が少ないのではないか、ということで、あえて女子大に工学部を設置しようとなったようです。工学部といえば入試科目でも物理と数Ⅲが必須になると思うのですが、募集要項など詳細については今後の発表を待つことにしましょう。

【やっぱり】京都光華中学校・高等学校 新校舎建築中【新築はええわぁ】

2021年4月26日

1940年、つまり81年前に開校した、京都の西京極運動公園近くの京都光華中学校・高等学校では現在校舎を新築中です。幼・小・中・高・短大・大が五条通の両側に集結していますが、(と書きながら、こんなに多くの種類の学校が揃ったのは1968年。つまり28年の間にこれだけの学校を作り上げて運営していることにちょっと驚き)その中で中学校の校舎の横に新たな建物を建築中です。

2022年完成との事ですので、次に入学する中学生はまっさらぴんの校舎が使えるわけです。多彩な学習活動に活用できそうなスペースも盛りだくさん。これは楽しみですね。

京都橘中学校「ドリーム☆スクール」【春の入試関連イベント情報】

2021年4月23日

近畿圏の私立中学入試では、実は約半数が募集定員を充足していないのですが、そんな中で5年連続定員以上の入学者を迎え続けている中学は京都では京都産業大学附属と京都橘の2校のみ。で、今回はこのように人気を集め続けている2校のうちの一つ、京都橘中学校から、その魅力をさらに広めようという体験型のオープンスクールの案内が届きました。

まず、間に☆が入ったイベント名からきらきら感満載です。詳しくは案内、若しくは学校のホームページを見ていただければと思いますが、いずれも工夫満載のイベントが多数用意されています。定員が決まっていますので、ご興味のある小学生のご家庭はお早めにお申し込みください。

【まだまだ迷走】大学入学共通テスト関連ニュース【将来も検定は使わない?】

2021年4月22日

4月20日の午後に文部科学省15階の特別室で開催された「大学入試のあり方に関する検討会議(第25回)」によりますと、ひとまず令和5年度(2023年度)までは導入を見送った、英語の民間資格・検定について、令和6年度(2024年度)以降も活用を見送ることで一致したそうです。今までの議論でも指摘されていた、実施回数や受験料が異なる複数の検定を同一視することや、経済的・地理的な要因で格差が生まれる可能性があるなどの問題が解決できていない以上、利用を前提としていた制度設計には無理があると判断されたようです。当初は大学入学共通テストの英語は無くなり、すべて民間資格・検定に置き換えるとされていましたが、その可能性が消えた形です。つまり大きな改革を目指していた大学入学共通テストですが、結果的にセンター試験とあまり変わらない形に落ち着きそうです。

それに伴って、民間資格・検定と内容的に重なるために今年の大学入学共通テストから削除された、「発音・アクセント」や「語句整序」の復活も考えられることになります。制度切り替わりの影響を受けた去年の高3生も大変でしたが、次年度以降の受験生も最新のニュースに敏感になる必要がありそうです。

【スクープ】城星学園 中学募集停止+校名変更

2021年4月21日

大阪城の南、緑も多く落ち着いた文教地区に佇む創立62年の城星学園中学校から驚きのお知らせが入りました。

①中学校募集を停止します  確かに規模の大きな学校ではありませんが、習熟度別の授業や個別対応の補習など面倒見の良さは定評があった中学校が、次年度からの募集を行わないことになりました。非常に残念です。

②学校名が変わります  城星学園は2022年から「ヴェリタス城星学園」となります。つまり高等学校は「ヴェリタス城星学園高等学校」となり、併せて2022年~2023年の2年間しか存在しない中学校も「ヴェリタス城星学園中学校」と改名します。「ヴェリタス」というのはラテン語で「真理」という意味ですが、「ヴェリタス城星」という学校の愛唱歌もありますので、在校生にとってあまり驚きはなさそうです。但し、50音順に学校名が並んでいる弊社発行の入試情報誌「パスツール」では最初から7番目に来ます。(普通科が無くなる「アナン学園」が掲載を取りやめると、6番目に来るかも)

 近年中学校募集を停止した大阪産業大学付属は、設備や人的資源を高校教育に集中させた事で、在校生の満足度も上がり、高校からの入学希望者も増えたという効果がありました。というわけで、新生「ヴェリタス城星学園」の今後の発展を信じております。

【スクープ】龍谷大学付属平安中学校 適性検査型入試を取りやめ

2021年4月20日

次年度募集に関するニュースが飛び込んできました。 京都の龍谷大学付属平安中学校が、適性検査型の入試を次年度から取りやめる、との事です。京都府立洛北中学校、京都市立西京中学校などの公立中高一貫受検者は、合科型(複数の科目が融合された問題)で記述力が要求される「適性検査」の対策は欠かせませんが、私立中学校を併願しようと思えば、それに加えて受験算数や受験国語の準備が必要になるはずです。 従って公立中高一貫校との併願受験者にとっては適性検査型を採用している私立中学校がありがたかったのですが、適性検査型の入試は作問も採点も、教科型の試験よりもはるかに大変だと思います。そこからの入学者数が限られるのであれば無理に続ける必要は無いとの判断だったのでしょう。

現時点で次年度の募集要項は発表されていませんが、昨年と同様なら、京都府下では京都光華・大谷・京都先端科学大学付属・京都橘・花園に適性検査型が残るはずですので、公立中高一貫校の併願者はそちらの情報に気を付けておいてください。 中学校入試は入試科目の選択や判定方式、日程が年々多様化し、学校側の負担も増加する一方ですが、あえて優先順位を付けて取捨選択した龍谷大学付属平安中学校の決断にも敬意を表したいと思います。

大阪薫英女学院中学校 Kun-ei Kids(ジュニア向け英会話教室)【春の入試関連イベント情報】

2021年4月19日

24年前に大阪薫英女子から大阪薫英「女学院」と名前を変え、中学を設置し、国際コースを作り、本格的な長期海外留学制度を採り入れ、ほぼ全員が英検2級以上を取得、中には在学中に英検1級合格も!というわけで、英語力をつけたい女子は、まずは薫英女学院を調べてみる必要があるでしょう。 今回は小学生向けの体験授業です。英語の楽しさを感じてもらえると良いですね。 お申し込みは学校HPからどうぞ。

大阪高等学校「教育フォーラム」

2021年4月16日

今回は生徒募集イベントではなく、教育講演会の案内が届きました。これから必要とされる力、それを育成していく教育とはどのようなものなのかを教育界のカリスマ講師が語ってくださるようです。入場料は無料。但し事前申し込みは必要です。

4月24日のトップバッターは普通の公立校が超難関校への進学校として変身し「堀川の奇跡」として注目された、京都市立堀川高等学校の元校長、恩田徹先生の講演です。どんな話をしていただけるのか、楽しみですね。

ノートルダム女学院 中学高等学校 オープンスクール【春の入試関連イベント情報】

2021年4月15日

京都の学校からもオープンスクールのご案内を頂きました。 以前このエントリーでも紹介しましたように、大きな規模の学校ではありませんが、ともかく生徒さん方が元気です。落ち着いた環境の中にありますが、京都でいち早くオンライン英会話を取り入れ、昨年春の休校期間には生徒全員にオンライン授業が提供されるなど、最先端の学習環境が整えられています。加えて指定校推薦の充実や語学教育、華道や茶道などの文化講座も充実。音楽が好きなお子さんには先日定期演奏会が開かれた全国レベルのオーケストラクラブもお勧めです。(音楽経験者には「オーケストラクラブ推薦」といった入試制度もあります。)

というわけで、来週末はこちらに出かけてみましょう。(こういったご時世ですので予約制となっております。学校HPからどうぞ。)

【大阪】関関同立合格実績ランキング【高校別】

2021年4月14日

昨日に続いて、今度は関関同立でのランキングを作成してみました。同じく元資料はサンデー毎日4月18日号(4月6日発売)です。

まず、1位は安定の茨木高校。同志社大学、立命館大学で200件以上の合格数となっています。2位は東京阪神でも躍進していた三国丘。こちらは関西大学の合格数が昨年よりも50以上増加しています。3位は春日丘。茨木高校とJR茨木駅の反対側ですが、どちらも立命館大学OIC(大阪いばらきキャンパス)から徒歩圏内の学校ですが、2校とも立命館から200以上の合格となっています。4位は高津、こちらも三国丘と同じく関西大学で50名以上増加しています。5位は昨年から221名プラスの千里。伸び数では大阪最大です。関大プラス55、関学プラス45、立命館プラス108。いったい何が起こったのでしょうか。6位は昨年2位だった豊中。逆にこちらは、昨年よりも95もマイナスになっています。単なる集計の遅れなら良いのですが、上位5校がいずれも昨年よりも増やしている中で、ちょっと信じられないような結果です。7位の大手前も47名減となっています。

というわけで、今年12位までの学校に関してランキングの推移を作成して見ると、今年12位に顔を出している高槻以外は公立の戦い。しかも安定の茨木高校を除くと、東京阪神の推移と違って乱高下となっています。国公立をメインに考えていた受験生が、関関同立も複数回受験するなどの安全策を取ったのかもしれませんし、関西大学の日程増加の影響を受けたケースもあるでしょう。次年度はこのランキングがどのようになるのか、注目です。