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開成教育グループ


洛星中学校 今年の算数の入試問題

2020年1月28日

今回は京都の洛星中学校のほっこりする(?)問題です。

ウサギとカメの競争です。昔話通り、ウサギが起きた後急いで走ったけどカメに追いつけなかったというオチまでついています。因みに(1)について具体的な距離はわかりませんが、スタートラインからウサギが寝始めた場所までかかった時間(ウサギは2分、カメは50分)に着目すれば速さの比はわかるというものです。何となく洛星の校風をほうふつとさせる問題なのでした。(答えは25:1)

東大寺学園中学校 今年の算数の入試問題

2020年1月27日

今年の近畿圏の中学校入試もほとんどの日程が終了しました。中学校から送っていただいた入試問題のうち、特徴的なのをいくつかご紹介しましょう。 今回は東大寺学園中学校の算数の1番の1、つまり一番最初の計算問題です。

如何でしょうか。まともに(?)通分して計算すると間違いなく地獄が待っております。分配法則で51と70をそれぞれの分数に掛け込んでいけば何とかなるかも、と進めていくと、1717と51はじつは17で約分でき、分母が101になります。そこで、分母はことごとく101の倍数で成り立っていることを利用して、まとめていけば答えが出てくるという問題です。 問題冊子を開いて一番気合が入っているときに、ちょっと力を抜いて考えさせる問題を持ってくるあたり、さすがでございます。そういえば今年の西暦2020も101の倍数ですからそこから着想した問題かもしれません。 (答えは1919です)

最後の大学入試センター試験 平均点一覧(中間集計)

2020年1月24日

ポール・マッカートニーが24年ぶりに来日した年に始まった大学入試センター試験ですが、(という書き出しで食いつくあなたはいい年齢)ついに今年で最終回を迎えました。 22日に平均点の中間集計が発表されましたが、数学1Aの平均点が下がっています。 各予備校の分析でも、900点満点で理系は17点程度マイナス、文系は上位層も崩れて22点程度下がる見込みだそうです。 ということは配点にもよりますが、単純計算でセンター試験を450点に換算する大学ならボーダーが昨年よりも10点ほど下がることになりますので、うわぁ、やらかしたぁ、と思っている受験生でもあっさり志望校を諦めるのではなく、受験校を変えずに気持ちを切り替えて2次試験の対策をした方が良いかもしれません。  

しかし、各教科の平均点が68~51%ときれいにそろった試験を作れるのは大した技術だと思います。来年に行われる「大学入学共通テスト」ではどのような結果になるのか、注目です。

私立大学出願速報(その他関西で話題の大学)

2020年1月23日

では、最終回として学部新設や話題性のある大学の状況をお知らせします。 大学としても5年目で理工学部が新設される「大和大学」は既存学部でも出願者を伸ばして合計で1.3倍。これまた学校名も法人も一新され、工学部新設の「京都先端科学大学」は一般入試でも大ブレーク。半年間英語漬けというカリキュラムが支持されたということでしょうか。一方就職率の高さが売りの文系大学「大阪経済法科大学」と「大阪経済大学」は公募では逆の動きになりましたが、一般入試での出願は共にプラスになっており、受験者の支持を集めている様子がわかります。「武庫川女子大学」も学部再編や最寄り駅の改修に伴う大学設備の拡充などの話題性も手伝って、日本最大の女子大としての存在感はさらに増しています。「大阪工業大学」、「佛教大学」、「関西外国語」は共に推薦系の入試の比重が上がっています。言い換えれば一般まで戦う受験生が減っているといった状況です。特に関西外国語大学は当グループからの(推薦系出願数):(一般・センター利用系出願)=3:1と、分野としての特殊性が高いためか、推薦系の入試からの受験がメインになりつつあります。京都橘大学は医療系学部の拡充で話題を集めましたが、ここにきて高止まりしたということでしょうか。合否ラインはどう動くのか注意が必要です。

さて、そろそろセンターリサーチが発表され、平均点予測も出てくるわけですが、センターの点数によっては併用型の出願がまだ間に合う大学などもありますので、要項や入試ガイドをご確認ください。

私立大学出願速報(摂神追桃)

2020年1月22日

昨年は大きく受験者数を伸ばしましたが、結果的に一般入試の倍率が上がり、多くの不合格者が出てしまったのがこのゾーンです。というわけで、今年は推薦系での出願にシフトし、一般入試を避ける傾向が強くなっています。そんな中で桃山学院の好調ぶりが光ります。国際系学部人気の中で、開設10年を迎えた「国際教養学部」の存在感が大学のカラーとマッチし全体のイメージアップにつながっています。(続く)

私立大学出願速報(産近甲龍)

2020年1月21日

次は公募推薦入試での募集も多い「産近甲龍」についてです。公募でも倍率の高い近畿大学は敬遠されてしまいましたが、他3大学は推薦系も一般入試でも勝っています。公募でも一般でも出願数が減っている近畿大学、今年は穴場になるのではないでしょうか。これからの日程にも注目です。(続く)

私立大学出願速報(関関同立)

2020年1月20日

センター試験も終わって、いよいよ私大一般入試の季節になってきました。開成教育グループの大学受験生の出願も合計3万件を超えてきました。中期や後期の出願はまだですが、一応1月19日時点での昨年との比較表を作ってみました。色が赤いのが昨年負け、青いのが昨年勝ちです。 (開成教育グループ内での出願数の比較です。全体状況ではありませんのでご注意ください。)昨年同日比較です。

ご覧のように、合格者を絞って昨年既に敬遠された立命館が反動で戻ってきています。また、「超安全志向」と新聞でも報道されていましたが、結果的に同志社も一般入試ではほぼ昨年並みとなりました。一方関西大学はこの数値ですのでセンター中期など今から出願できる日程も狙い目になるかもしれません。センター試験を受験した方はご検討ください。(続く)

【受験料の支払いも】森ノ宮医療大学 出願【お忘れなく】

2020年1月17日

大学としては今年13年目を迎えるという若い大学「森ノ宮医療大学」は、今年も公募推薦が好調。特に例年人気の看護学科・理学療法学科に加えて今年から設置の診療放射線学科も大人気です。公募推薦入試では合格最低点も6割以上、合格者の平均点は7割程度と高学力層が集まりました。さて、こちらの大学は2月1日から一般入試を行いますが、出願は1月24日までとまだ日程に余裕があります。出願に関して基本はwebで行いますが、受験票の出力の為にプリンターが必要ですからお家に無い場合は高校の進路指導室で行いましょう。あと、調査書の郵送を忘れていた、受験料を払っていないなどの不備で受験できないケースもあったそうです。医療人になるのですからそんなに不注意では困ります。お気を付けください。

【朗報】賢明学院中学校 日程追加【関学一直線】

2020年1月16日

関西学院の系属校になった堺の賢明学院中学校からありがたいお知らせが届きました。18日の解禁日には体調不良などで力が出し切れなかった受験生にも絶好のチャンスです。なんと中学校入試の日程追加です。試験日は1月22日(水)と平日ですが、16:00開始の2教科試験。当日の15:00までが出願期間です。21000円と写真をご持参ください。関学サイエンスコースにつながる理数コースに合格すれば、6年後には関学生。興味のある方は学校ホームページをご確認ください。

【緊急】中学入試 web出願システムトラブルについて

2020年1月15日

私立中学校入試でも最近増えてきたインターネット経由の出願に関してです。昨日一部の中学校でweb出願システムが止まるというトラブルが発生しました。現在は復旧していますので、締め切りがまだの学校や入試日程について影響はありませんが、昨日が締め切り日だった学校は救済策として締め切りを延長する動きも出ています。例えば大阪桐蔭中学校は締め切りの1日延長を昨日のうちに発表しました。うまく出願できなかったのであきらめてしまうということの無いように学校のお知らせをもう一度ご確認ください。