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開成教育グループ


【時代の流れと逆行?】大和大学 入試変更点 その1【学力重視へ】

2025年3月24日

3月20日(祝)に大阪府吹田市の大和大学でオープンキャンパスが開催されました。お天気にも恵まれ、多くの来場者を迎えたようでよろしいなぁ、というほっこりした話を書こうと思っていたら、そこで驚きの発表がなされました。

①総合型選抜を縮小

年々導入校が増えている総合型選抜、旺文社の集計によると、私立大学の総合型選抜による入学者割合は2016年度の9.4%から2024年度では17.5%と増加の一途を辿っていますが、大和大学では3学部で次年度より廃止します。

②英検による英語のみなし得点を縮小

段階的に設定されていた英検のCSEスコアによるみなし得点ですが、次年度から縮小、さらに2027年度入試からはCSE2300未満のみなし制度は廃止するようです。英検だけでは大学側が必要とする英語の学力が測れないとの判断でしょうか。

(続く)

【大阪・男子校】明星中学校 学校説明会【小学生対象】

2025年3月21日

今年も多くの受験生を集めた大阪メトロ・環状線の玉造駅の近くの明星中学校では4月に次年度向けの初めての説明会が開催されます。

数年前、夏の土曜日にお邪魔した時には、屋上プールでは水泳部が、音楽室では吹奏楽部が、教室ではディベート部が、チャペルではグリークラブが、屋上にはテント張りの練習をするワンゲル部が、グラウンドからはサッカー部の元気な声が響き渡り、まるでドラマのワンシーンのように全員が全力で部活に取り組んでいる姿が印象的でした。

というわけで、小学生男子および保護者の皆さん、一度学校を見に行ってみてはいかがでしょうか。申し込みは明日からです。

【指定校枠もぎょうさん!】ノートルダム女学院中学高等学校 オープンスクール【小学生対象】

2025年3月19日

以前このエントリーでも何度か紹介した京都東山のノートルダム女学院中高ですが、今年も春のオープンスクールのご案内が届きました。

昨年と同じように英検準一級に半数が合格など、元気の良さが感じられるチラシなのですが、この学校の教育力が評価されているということでしょうか、指定校推薦の枠がとてもたくさんございます。これに関しては大学とのお約束で「必ず」とはいえないのですが、恐らく増えることは合っても減ることはないでしょう。

というわけで、小学生女子及び保護者の皆さん、いつも元気なノートルダム女学院を見に行ってみましょう。

【私立→私立】千葉科学大学、沖縄の法人に設置者変更【加計学園→大城学園】

2025年3月18日

『銚子市で千葉科学大学を運営する学校法人加計学園(岡山市)は15日までに、大学設置者を2026年4月に学校法人大城学園(沖縄県)に変更するための認可申請書を提出することになったと公表した。銚子市で議論した公立大学法人化は見送られたことになる。』(千葉日報 webニュース2025年3月15日20:26 より引用

千葉県銚子市の千葉科学大学の設置者が変更されることになりました。以前このエントリーで「公立大学になる?」という記事を書きました 【スクープ!】千葉科学大学 「特別奨学生」選抜【しかも公立大学になる?】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ が、その予測は外れました。すみません。

岡山理科大学などを運営する学校法人加計学園が銚子市の誘致を受け、市有地の無償貸与や建設費の助成を受けて2004年4月に開校したこの大学は、薬学部、危機管理学部、看護学部の3学部を擁する大学です。危機管理学部には消防官、地域防災コースや救急救命学コース、航空工学・ドローンコース、パイロットコースなど特徴的なコースも設置されており魅力的だったのですが、学生募集で苦戦していたようです。もし公立大学化すれば学費が一気に国公立統一価格になるわけですから一気に受験生激増が見込まれます。そこで銚子市に譲渡という交渉に入ったのですが、市から引き受けるにあたって財政を圧迫しないように学部規模の縮小などの条件が示され、膠着状態になっていました。

この度、沖縄の学校法人が名乗りを上げ、大学の組織や規模はそのままに引き受けるということになったようです。奨学金制度なども現状を維持するとの事です。

設置者変更が認可されることを祈っております。

【毎年恒例】箕面自由学園中学校 サイエンスフェスタ【現小学校4年生、5年生対象】

2025年3月17日

そろそろ春休み。学校によって違いがありますが、多くの学校では春休みは宿題も少なく、夏休みよりも楽しいぞ、という小学生もいらっしゃると思いますが、この期間に知的に楽しめるイベントはいかがでしょうか。

箕面自由学園中学校では、小学生向けに科学的な体験ができるイベント=「サイエンスフェスタ」が行われます。単なる実験系の体験だけではなく、チームで考えるミッションやプログラミングの体験など刺激的なプログラムが用意されています。各コーナーには定員がありますので、お申し込みはお早めに。

【衝撃!共学化】京都光華女子大学➡京都光華大学【中高短大も共学化】

2025年3月14日

4年前に一部校舎のリニューアルが行われ、それに関連させて京都光華女子中高の紹介記事をこのエントリーに書きました 【やっぱり】京都光華中学校・高等学校 新校舎建築中【新築はええわぁ】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ が、3月13日(木)全面共学化するというニュースが飛び込んできました。

85年前の1940年の高等女学校設立から、新制中学、高校、短期大学、4年制大学と発展しつつ女子教育を続けてきた光華女子学園ですが、2024年度から新たに歯科衛生学科を設置した短期大学部も含めた各学校種で2026年度から共学化する事が発表されました。

近畿圏の女子大では3年前の神戸親和大学、今春から神戸松蔭大学、園田学園大学と共学化が進んでいますが、中高でも、男子校だった滝川中高が2024年度より共学化、女子校では親和中学校で今春から「共学部」の募集、神戸山手グローバル中高の共学化、2026年から園田学園高の共学化、神戸の松蔭中高の一部のコースで男女募集、現在「男女併学」(男女別クラス運営)の奈良の帝塚山高校の2027年からの共学化も予定されるなど、共学化が加速しています。京都でも2022年度より女子校だった西山高校が共学化しています。

このような環境ではありますが、中高大、短大すべてが同時に共学化するというのは驚きです。

今後の各校種の志願動向にも影響が出ると思います。注意が必要でしょう。

【来年度から】滋賀県立高校入試日程【変わりますよ】

2025年3月13日

昨日は滋賀県立高校の合格発表の日でした。当グループの実績はまたそちらのページを見ていただくとして、次年度の日程が発表されましたので共有しておきます。

次年度(つまり現在の中2が受験する入試)からは日程が一本化されます。正確には一般型選抜はみんなが受験して学校独自型選抜は次の日希望者のみが受験するという形になります。それに伴い、合格発表も少し早くなります。

県立受験生の中で、先に入学先が確定した生徒とそうでない生徒が混在する期間が無くなるという意味では歓迎ですが、日程が一本化されるということは体調不良など不測の事態が発生した時にリカバーできる先がありませんので、併願私立は今まで以上に慎重に選ぶことをおすすめします。

大阪府 高校入試「併願戻り率」予測【公立高校出願状況より】

2025年3月12日

大阪府の公立高校一般選抜の出願結果が発表されました。受験生を応援する学習塾としては全員合格して欲しいのですが、現実問題として入試ですから競争倍率が1倍を超えた場合は不合格があり得ます。その場合は併願受験で合格していた私立高校に入学することになるわけですが、その人数割合、つまり「併願戻り率」はどの程度になるのでしょうか。

開成公開テストの基準偏差値帯と所在地ごとに計算してみました。偏差値57~55、52~50は重なっていますが、複数のコースを持つ私立高校を併願にするには学力ゾーンが広がりますので、あえて重なりを作って集計してみました。

基準偏差値65以上というのは実は文理学科の10校になりますが、こちらは地域性が薄いのでまとめて計算しました。

すると、ご覧のような結果となりました。一般的に上位校の戻り率が高くなりそうなものですが、旧2学区だけ異常値となっています。これは地域2番手の名門「寝屋川高校」と「いちりつ高校(の全学科合計)」のまさかの定員割れが原因です。また、旧4学区では偏差値52以下の高校では、併願戻りはほとんど無いということになります。というわけで、地域や偏差値帯にもよりますが、公立高校の倍率低下が私立高校の入学者減少につながる場合もありそうです。(私立の先生方へ業務連絡です。このデータを新年度準備にご利用いただければと思います。)

【新中3生向け】西大和学園高等学校 入試報告会

2025年3月11日

東大や京大などの合格実績でも知られている西大和学園は近畿圏最難関の一つとして知られていますが、高校入試では、東大寺学園の高校募集が無くなった今では奈良県で最も厳しい入試だともいえます。入試問題も良質な難問ぞろいとなっております。

新中3向けにご覧のような説明会が開催されます。今回は学校での開催ですが、実際の通学の便も考えて、一度公共交通機関で行ってみることをお勧めします。

このチラシに使われている空間図形の問題も良くできています。興味のある方は解いてみてください。右隅に解答が印刷されていますが、画像では見えないので別に貼り付けておきます。答え合わせはこちらからどうぞ。

【小学生のみなさんへ】京都橘中学校 春のオープンキャンパス【各種体験もあるよ】

2025年3月10日

以前このエントリーでも紹介した京都桃山の京都橘中学校から春のオープンキャンパスのご案内が届きました。

2024年度の実績ですが、京都大をはじめとする国公立大学に62名合格、関関同立に215名合格など卓越した大学進学実績には定評がありますが、それを実現できるのは学習習慣の確立などの自立推進プログラムが行われているからです。さらに英語ディベートやプログラミングロボットなどの多彩な教育活動が生徒さんの自主的な学びの原動力となっています。で、このような環境なら高校の3年間よりも中高6年間浸った方が効果的、というわけで、どうせ行くなら中学から、となるのではないでしょうか。小学生と保護者の皆さん、一度この学校の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

この大学合格実績から厳しい進学校だと思われがちですが、在校生の皆さんは不思議なことに楽しそうなのです。

本イベントの詳細、参加については学校HPをご覧ください。