樟蔭学園 100周年記念式典

2017年10月31日 火曜日

東大阪の樟蔭学園は幼稚園、中学、高校、大学、大学院を擁する女子総合学園ですが、高等女学校として創設されたのは大正6年(1917年)つまり、ちょうど100年前です。東大阪は市制50周年を迎えますので、そのちょうど2倍の歴史があることになります。

 

その樟蔭学園の100周年記念式典が、大阪中之島のリーガロイヤルホテルで挙行されました。数百名の来場者がありましたが、会場前の4分の1ほどは「3世代」という席になっています。つまり、3世代に渡って樟蔭学園を卒業、または現在在籍しているという人数がこれだけいるということからも、この学校の地域での評価の高さがうかがい知れます。

 

中学のコーラス、ハーモニー部の校歌合唱(斉唱ではありません。和声になっています。)のあと、式辞が来賓祝辞が続きます。少し雰囲気が固くなったところで、大学の特任講師の先生がたによる弦楽四重奏が披露されました。モーツァルト、ハイドン、ビートルズ、桑田佳祐、葉加瀬太郎というバラエティーに富む選曲で場も和みました。

 

後半の祝宴では中高のボンボンチア部、中高ダンス部、中高バトントワリング、中高大の新体操部による演技発表もありました。一糸乱れぬ技術レベルも高い演技でしたが、表現力にも非常に富んでおり、直接感情を鷲掴みにされるような迫力を感じました。中学校には「身体表現」というコースがありますが、身体表現の力というのをまざまざと感じることができました。

今までの伝統を生かしつつ、中学や高校もコースのリニューアルなど改革が実を結んでいるこの学校は、今後もさらに発展していくことでしょう。

 

摂南大学はあちこちで受験できます

2017年10月26日 木曜日

大学入試に関して、大学ごとの総志願者数が2011年から2015年の間に何名増えたか、というデータが手元にあります。全国1位は近畿大学(この4年間で4万3千人以上増加!)、2位は千葉工業大学で、3位摂南大学、4位龍谷大学、5位名古屋外国語大学・・・と続きます。(朝日新聞社「大学ランキング2017」より)18歳人口は減少しているのに志願者が増えているということは、大学そのものの人気が高まっていることに加えて、入試制度も受験しやすいように様々な工夫がされているということです。

さて、今回紹介するのは大阪寝屋川市と枚方市にキャンパスを持つ摂南大学です。法学部・外国語学部・経済学部・経営学部・理工学部・薬学部・看護学部の7学部13学科を擁する総合大学です。特に理工学部の建築学科や薬学部など、資格取得に強いといったイメージもありますが、新たに隣接地を買収することで寝屋川キャンパスが一気に面積が40%ほど増加するのに加え、新学部の開設の計画があるなど、拡大路線が続く大学です。

(クリックするとPDFが開きます)ぜひ、裏面もご覧ください。

この摂南大学、地方会場を数多く設置します。このチラシのおもて面は尼崎会場の宣伝になっていますが、高松や広島、名古屋といった場所に加えて、尼崎、堺、奈良、神戸など、通学可能な場所にも受験会場が設置されます。これらの地域の方は、寝屋川の本学キャンパスまで行くのに比べて、1時間以上の節約になりますので、時間が惜しい受験生にとってはとてもやさしい施策だといえるでしょう。

受験会場も受験校選びの一つの材料にしてみてはいかがでしょうか。

 

関西大学攻略法は関西大学で教えます

2017年10月23日 月曜日

夕べの風はすごかったですね。弊社ではある教室の看板が損傷するなどしましたが、みなさま被害はございませんでしたでしょうか。

それはさておき、130周年を迎え、さらに勢いのある関西大学ですが、今月末から入試説明会が集中的に実施されます。夏までのオープンキャンパスや説明会は大学の紹介という色彩が強かったのですが、今回の一連の説明会は、問題傾向やその攻略法といった、関西大学にいかに合格できるかを説明するというイベントになっています。センター試験との併用など、多彩な出願方法も含めて、説明していただける企画となっています。

大学が作っている入試問題の攻略法を大学が説明してしまうというのはさすがにできないので、予備校講師にお願いしているようですが、そのための資料提供は当然大学からなされているはずです。関西大学をめざすみなさん、参加をお勧めします。

 

私立の薬学部に安く通う方法

2017年10月16日 月曜日

医学部・薬学部など医療系の専門分野は安定した人気がありますが、私立と国公立の学費の差が一番大きい分野でもあります。私立の薬学部は年間200万程度と、国公立の4倍ほどとなっています。しかも、薬剤師免許を取るとなると、6年制となっていますから、その差は900万ほどになる計算です。

ところが、その差どころか授業料を免除してしまおうという大学があります。

千葉の城西国際大は特待生制度を前面に打ち出しました。千葉県の東側、九十九里浜の近く、東金市の求名(ぐみょう)駅の近くですので、東京駅から1時間10分ほど、つまり都内からの通学も不可能ではありません。今年で25周年を迎える若い大学ですが、50年以上の歴史を持つ城西大学と同じ法人が経営しています。

 

(クリックするとPDFが開きます)

特待生の人数や条件は添付の通りです。もし6年間無料になれば、国公立大学に行くよりもお得になるわけです。薬学部を目指しているが、学費の事で私立受験に二の足を踏んでいた受験生にとっては一つの選択肢になるのではないでしょうか。ちなみに海が近いからでしょうか、この大学のサーフィン部は全日本大学サーフィン選手権で優勝の常連校なのだそうです。

 

【またまた】立命館大学「グローバル教養学部」新設【新学部】

2017年10月4日 水曜日

2018年度に「食マネジメント学部」を新設する立命館大学ですが、次年度(2019年度)は更に「グローバル教養学部」を開設すると発表しました。大阪いばらきキャンパス(OIC)に定員100名の規模での募集が想定されているようです。

授業はすべて英語で行われ、3年次の1年間はオーストラリア国立大に留学するとのことです。ここまでは近畿大学の国際学部などと似ているのですが、卒業時に両大学の学位が取得できる(デュアル・ディグリー・プログラム)という取り組みが日本初となります。

授業料は年間230万円を予定しているそうです。文系私立大学としては高いのですが、4年間で2つの大学の学位が取れ、1年間海外留学ができることを考えると、割安なのかもしれません。

というわけで、今の高校2年生には新たな選択肢が生まれることになります。より詳しい内容が今後発表されると思いますので、海外留学を希望している高校生は注意を向けておいてください。

 

京都産業大学 公募推薦入試対策講座

2017年9月6日 水曜日

1965年宇宙物理学者・荒木俊馬により、京都神山の地に創設された京都産業大学はマークも「射手座」がデザインされていますが、文系学部の定員が多く、その印象が強いという不思議な大学でした。しかし、2016年の宇宙物理・気象学科の新設に加えて、2018年には情報理工学部、2019年には生命科学部の開設を予定するなど、一気に理系シフトが進んでいます。そもそも世界最速の大型コンピューターを導入するなど情報科学の分野では有名な研究も行われていましたので、理学系の拡張は自然な流れだったともいえるでしょう。

このように拡大を続ける京都産業大学の公募推薦入試対策のイベントが各地で行われます。しかも個別相談も行われるという手厚さです。一人で対策を練るより効率的でしょうから、受験生は是非、参加しておいた方が良いでしょう。

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同志社女子大 オープンキャンパス情報

2017年8月31日 木曜日

同志社の合同説明会はここで紹介させてもらいましたが、今回は9月17日以降の同志社女子大単独のオープンキャンパスの紹介です。

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実学よりもリベラルアーツを求めるこの大学は、英語名もDoshisha Women’s College of Liberal Artsとしていますが、今では同志社ブランドと国家資格の両方が手に入るという薬学部や看護学部なども含めて6学部の大きな大学となりました。

学芸学部(音楽学科・情報メディア学科・国際教養学科)

現代社会学部 (社会システム学科・現代こども学科)

薬学部(医療薬学科)

表象文化学部(日本語日本文学科・英語英文学科)

生活科学部(人間生活学科・食物栄養科学科)

看護学部(看護学科)

インターネット出願の体験コーナーもあるようです。同志社女子を考えている皆さんは参加してみてはいかがでしょうか。

 

 

【スクープ】拡大する「大和大学」【これからも新学部続々?】

2017年8月18日 金曜日

以前、このエントリーでも紹介しましたが、大阪府の北部、吹田市のJR吹田駅の北側に2014年に設置された「大和大学」。現在は「教育学部」「保健医療学部」「政経学部」の3学部体制で、1学年約500名規模の大学に成長しましたが、もっともっと大きくなるというお話です。

(以前のエントリーはこちら)

http://www.kaisei-group.co.jp/nyushiblog/university/24434.html

 

新学部誕生です。2019年春から「理工学部」を新設するとのことです。

この理工学部は「機械工学」「電気電子工学」「システム情報工学」「建築デザイン」の4つの専攻からなる学部で、実は昨年からすでに学部長も内定しているとのことです。

実はこの大学、さらなる拡大を目指しているようです。まだ、公にはされていませんが、今後「農学部」、「薬学部」、「国際学部」などを新設し、いずれは5000名規模で、文系・理系が半々の総合大学へ成長させることを目指しているそうです。今、日本には700余りの大学がありますが、この少子化の逆風をものともせず、一気に100位台に駆け上がろうというわけです。

ところで、教育学部と保健医療学部は今年が初めて4学年がそろう年度となります。つまり、就職や資格試験の合格などの大学の成果が初めて数字となって表れるのが次の春。ここで、世間をあっと言わせる準備も着々と進んでいるようです。

夏のオープンキャンパスは終わりましたが、9月末にもオープンキャンパスが実施されます。受験生向けには推薦入試対策の説明会も行われますが、現在の高2・高1に対しても、個別説明会やキャンパスツアーなど、このフレッシュな大学の中身に触れることができるイベントも用意されています。

関西唯一の政経学部はもちろん、教育系や医療系の資格を目指す高校生にとっても面白い大学だと思います。一度のぞいてみてはいかがでしょうか。

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同志社 大集合

2017年8月1日 火曜日

同志社ファンの皆様、お待たせしました。年に一度の大イベント「同志社合同学校説明会」が開催されます。同志社幼稚園、小学校、中学校、香里、国際、女子、大学、女子大学の9校が集結。学校法人理事会のような様相を呈しています。

(クリックするとPDFが開きます)

各園・校の説明に合わせて、同志社グッズの販売も行われます。しかも同志社大学・女子大学のオープンキャンパスも同時開催されていますので、大学の雰囲気を味わうこともできます。

例えば中学生のお子さんがいらっしゃる保護者にとって、中学校以下の学校の説明を聞いても仕方ないなと思われるかもしれませんが、高校に入学すれば、これらの中学校や小学校の卒業生と一緒になるわけですから、何を学んできたのかを知ることは有効でしょうし、まとめて説明を聞くことで、すべての学校を貫く哲学や雰囲気を感じ取ることができると思います。

というわけで、次の日曜日、京都も暑いと思いますが、室町キャンパスの涼しい寒梅館で同志社に浸ってみましょう。

 

 

「桃山学院教育大学」いよいよスタート

2017年7月27日 木曜日

大阪府堺市のプール学院大学は、来春から「桃山学院教育大学」と衣替えをするようです。国公立の教育学部や教育大学は統廃合など縮小する方向での検討が始まっていますが、逆にその受け皿としての作戦でしょうか、教育学に特化した私大という位置づけになります。

 

学長も兵庫教育大学の学長であった梶田先生を迎えるなど、かなり本格的な教育大学を作ろうとしているのがうかがえます。図書館司書の養成にも定評がある「桃山学院大学」との相乗効果も期待できそうです。

ともかくオープンキャンパスで詳しい説明があるようですので、教員志望の高校生は一度覗いてみてはいかがでしょうか。