近畿圏 私立大学 推薦入試 志願状況まとめ(その2)

2023年12月28日

【出願5000~10000件の5大学】

この規模では、武庫川女子大学以外の4大学は2020年度比で1を超えています。公募型推薦のリニューアルや学部改編によって志願者数が増えているようです。コロナ禍の影響を大きく受けた関西外国語大学も今年度は2020年度比で1.04と受験生が戻ってきた様子がわかります。

【出願10000件以上の5大学】

この5大学をひとまとめしましたが、実数では近畿大学の志願は5万件以上あるのに対し、摂南大学、京都産業大学は1万件台と規模には差があります。

ご覧のように、志願者数日本最大の近畿大学、学部改編や移転で話題性のある龍谷大学、こちらもキャンパス移転から学部増設・改編で勢いのある追手門学院大学が順調に志願者を伸ばしています。一方で摂南大学と京都産業大学はほぼ横ばい状態となっています。ところで、このような状況の中で龍谷大学が公募制推薦で追加合格を出しているようです。年内に入学者を確保しようということでしょうか。そうなれば一般選抜での合格者数が絞られる可能性もありますので、学部や学科の幅を広く出願することをお勧めします。

さて、本日で年内のブログ更新は最終となります。この1年間お付き合いくださりありがとうございました。皆さんにとって来年がさらに充実した輝ける年になりますこと、心よりお祈り申し上げております。よいお年をお迎えください。次回の更新は1月4日の予定です。