【本日申し込み締め切り】摂南大学 未来共創プログラム【高1~高3対象】

2023年7月10日 月曜日

朝日新聞と摂南大学がコラボした、「未来共創プログラム」が7月17日に開催されます。大学生とSDGsを学ぼう、という無料のプログラムです。中学生にとっても魅力的なのですが、今回は高校生(高1~高3)が対象です。SDGsに詳しい人も、詳しくない人も、これをきっかけにもっと詳しくなりましょう。イベント詳細とお申し込みは大学HPをご確認ください。

【2026年から?】共通テスト 原則オンライン出願か?【受験料もオンライン決済?】

2023年7月7日 金曜日

2021年度に始まった大学入学共通テストは2025年度から新課程での出題となることで高校ではざわついていますが、その翌年、つまり主に今の高校1年生が受験する2026年からオンライン出願の導入を検討しているとの報道がありました。

既に多くの私立大学はWeb出願ですので、特に受験生側は混乱しないと思いますが、冊子は国際基準に合わせてA4 版、そこに挟み込まれている願書は旧JIS規格の高校の机の大きさに合わせてB5版という、伝統の共通テスト出願セットが無くなるのはちょっと寂しいぞ。

それはさておき、マイナンバーカードの誤交付など政府主導のオンラインシステム開発には、残念ながらまだ信頼性に欠ける部分もあり、このスケジュールも含めて不透明かもしれません。

【奨学金も充実】大阪青山大学 3学部体制記念奨学金【受験料も割引】

2023年7月6日 木曜日

大阪府箕面市の大阪青山大学は、2022年に子ども教育学部を開設、2024年度には看護学科を学部に昇格と、学生数1000名未満の規模でありながら、攻めの姿勢を続けている大学です。学内の「青山レストラン」での実習や併設の幼稚園とのコラボも魅力の「健康科学部健康栄養学科」、学内の110台のピアノも自慢、3資格の同時取得が可能で、現在さらに取得可能な資格を増やしつつある「子ども教育学部子ども教育学科」、チューター制度で徹底サポート、合格率100%の保健師課程もある「看護学部看護学科」と内部充実にも手を抜いていません。それに加えて奨学金や受験料割引も充実しています。

  • 一般選抜A日程で各学科で成績上位10%以内の入学者には、前期授業料の半額を給付。
  • 看護学科の学部昇格で3学部制となったのを記念して、評定平均による給付型奨学金を新設。
  • オープンキャンパスに参加しておけば、受験料が割引。しかも、1回受験していれば、2回目以降の受験料は免除。

というわけで、この分野への進学を考えている受験生はともかく一度はオープンキャンパスに参加してみてはいかがでしょうか。

【なんと半額】帝塚山大学 特待生奨学金【なんと最長4年間】

2023年7月3日 月曜日

82年前に教養学部のみの女子単科大学としてスタートした奈良の帝塚山大学ですが、1987年から共学化、今では文学部、経営学部、法学部、心理学部、現代生活学部、教育学部の6学部を擁する総合大学へと発展しました。資格取得や留学、ノートパソコンの貸し出しなど学生に対するサポートも手厚い大学として知られていますが、在学中に国家資格を取得すると報奨金がもらえるという制度があるなど、キャリア教育にも力を入れています。

その帝塚山大学から、特待生奨学金に関するお知らせが届きました。

ご覧のように入試成績によって授業料が半額になるという制度です。国公立大学よりも安くなるなんて驚きです。しかも基本的に4年間継続だそうです。受験生諸君、上位合格を目指しましょう。

【祝】共学化した神戸親和大学(旧 神戸親和女子大学)の募集状況【女子も増えたよ】

2023年6月29日 木曜日

この春から共学になった「神戸親和大学」ですが、募集状況はどうだったのでしょう。そこで比較のために2017、2022、そして今年2023年の入学定員と入学者数をまとめてみました。

すると、しばらく募集定員を下回っていた文学部ですが、なんと今年は18名オーバーの138名が入学しています。また、こちらも2022年には定員の64.5%の入学者数だった教育学部は前年の倍近い329名が入学しています。入学者の性別ですが女子は約300名、男子は約160名とのことです。つまり今年は男子に加えて、女子も増えていることになります。というわけで、ひとまず共学化は大成功だったといえるでしょう。

第108回薬剤師国家試験 大学別合格率

2023年6月28日 水曜日

この3月に発表された薬剤師国家試験の結果を記事にするのを忘れていました。しまった、しまった。

実は毎年この合格率にも注目しているのですが、近畿圏の薬学部を持つ12の私立大学を抜き出し、総数でのランキングを作ってみました。

1位 京都薬科大学 さすが安定の1位です。全国の私立大学では4位となります。

2位 立命館大学 薬学部としては最後発となり、昨年は近畿圏7位だったのですが、今年は近畿圏で2位、全国でも5位まで上昇しました。

3位 近畿大学 昨年に引き続き近畿圏3位です。こちらも安定の合格率ですね

そのあと、4位 大阪医科薬科大学、5位 神戸薬科大学と伝統校が並びます。因みに国立大学の平均合格率はこのあたりとなります。

薬学部は入学するのも大変ですが、入学後も大変ですよ、というお話でした。

【グローバルビジネスマンを】大和大学 政治経済学部グローバルビジネス学科 新設【育てよう】

2023年6月26日 月曜日

大阪府吹田市の開校から10周年を迎えた大和大学ですが、政治経済学部に「グローバルビジネス学科」の設置を構想しているとの発表がありました。目的は実にシンプル「世界基準のビジネス人材の育成」です。そのためには当然英語力の育成も行われますが、2年次にはインド、インドネシア、タイ、中国、ベトナム、シンガポール、マレーシアなどから1か国選んで現地企業でインターンや共同プロジェクトに参加するという1週間程度の実習を予定するなど実践力を育成するプログラムも構想されているようです。

定員は80名の予定とのことです。アフターコロナの様子見をするのではなく、世界に攻め込むこの姿勢、すごいですね。

【都市伝説を斬る】大学受験生の早期決着志向は本当か?

2023年6月23日 金曜日

先日、ある大学の説明会で大学受験生の受験時期が次第に早まり、早期決着志向が年々高まっている、と聞いたのですが、確かに他のセミナーやネット記事でも同様の内容に接したことがあります。しかし、それは本当なのでしょうか。そこで当グループの受験生で確かめてみることにしました。

5月に同じような分析をしてみましたが、今回は過去5年分、合計で約14万件の出願データを元に、各年度の出願合計数に対する入試時期の割合を調べてみました。

すると、確かに年内入試の割合が高まっています。総合型選抜など年内で決着する入試方式を取り入れる大学が増えているというのも影響していると思いますが、センター試験最終年度の2020年度は安全志向から上昇、2021年度はコロナ禍直撃でさらに上昇、2022年度はその傾向がさらに強まった、と考えられます。しかし、今年度はその割合が2年前よりも下がってきています。

一方で3月入試に関しては、2020年度をピークに下がり続けています。年内入試が増えた分、減少するのはわかるのですが、今年度に関しては、年内入試も3月入試も減少、つまり2月の一般選抜に集中したことになります。

というわけで、今回の都市伝説については、コロナ禍不安からの早期決着志向は見られたが、今年度の状況を見ると、一般選抜まで戦う受験生が減り続けているわけでは無いですよ、といえるでしょう。新課程初年度となる2025年度入試は、18歳人口の増加の波と重なっています。各大学の選抜方式や時期ごとの募集人数割合などによって大きく難易度が動く可能性もあります。注意が必要ですね。

【高校生向け】大阪工業大学「『超』探究Summer School」【理系ネタだけではない】

2023年6月22日 木曜日

大阪工業大学から、大阪府教育委員会とのコラボ企画、「『超』探究Summer School」のご案内が届きました。

簡単に言えば参加型の講座体験なのですが、そのバリエーションと内容が半端ないです。プログラミングやロボティクスなどの最先端の研究・開発分野から、化学、建築デザインなど幅広いプログラムも用意されています。またインテリアデザインや経営・ビジネス分野の講座もあるようです。夏休みに大学の学びをリアルに体験したい高校生諸君、いかがでしょうか。事前予約制で先着順となっています。急げ!

【攻める女子短大】京都光華女子大学 短期大学部 新学科新設予定

2023年6月21日 水曜日

太平洋戦争開戦の前年である1940年、京都市右京区西京極に昭和皇后の妹君である大谷智子氏によって創立された高等女子校をルーツに持つ京都光華女子大学ですが、開学59年の4年制大学に対して、短期大学は73年の歴史があります。

現在はライフデザイン学科の1学科体制ですが、ファッション、ブライダル、フード、インテリア、デザイン、情報ビジネスなど様々な分野の資格取得も可能なうえに、ライフデザイン・コンピテンシー(LDC)という必修授業でプレゼンテーション力の養成も行われています。実際、高校教員向けの説明会でも在校生による学生生活を紹介する、堂々たるプレゼンテーションが披露されました。

この京都光華女子大学短期大学部が、歯科衛生士養成の「学科」を2024年度から新設予定であると発表されました(短期大学部の中ですので、学部ではなく、学科となります)。

歯科衛生士といえば専門学校による養成がメインでしたが、近年では4年制大学への設置(関西では大阪歯科大学、梅花女子大学、神戸常盤大学)も進んできました。しかし実は歯科衛生士の課程は3年間で良いので、短期大学の方が早く就職できるという点で合理的だともいえます。因みに関西には関西女子短期大学(大阪)、大手前短期大学(兵庫)の2校なのですが(神戸常盤大学短期大学部は4年制に改組)京都は空白地帯だったので、そこに京都光華女子が名乗りを上げたというわけです。

短期大学、特に女子短期大学は4年制大学に吸収させるなど廃止や規模縮小しているところもある中で、学科新設という攻めの姿勢は実に素晴らしいですね。