【小学校5年生対象】箕面自由学園中学校 「プレ入試体験」【君たちはもう受験生だ】

2022年1月26日 水曜日

※本イベントは3月12日(土)に延期となりました。

昨日は現小6向けの内容でしたが、今日はその下の学年向けのお話です。今年の入試でも50名募集のA日程(午前+午後)に103件の出願を集めた人気進学校、箕面自由学園では小5生向けの「プレ入試体験」というイベントを行います。

いやいやまだ受験勉強できていないのでテストなんて無理ですよと思っているそこのあなた、1年後に必ず訪れる入試の日に向けて、ひとまず本番の緊張感を味わってみるだけでも大きな財産となるのではないでしょうか。箕面自由学園志願者はもちろん、その他の学校を考えている5年生にとっても絶好の機会です。お申し込みは学校HPからどうぞ。

【今からチャレンジ】大阪私立中学校 1月末~2月入試【今から私学】

2022年1月25日 火曜日

1月15日を皮切りに、近畿圏の中学校入試の多くの日程は終了し、小6受験生はホッとしている頃だと思いますが、体調不良などで思うように力が出し切れなかった、または受験できなかったという受験生に朗報です。今回紹介するのは、今からでも出願できる私立中学校がありますよ、というお話です。

【追手門学院中学校】

【樟蔭中学校】

【金蘭会中学校】

1月30日以降に入試が行われる近畿圏の中学校はこれ以外に

昇陽(1/31)、近江兄弟社(2/5)、神戸山手(2/5)、堺リベラル(2/8)、金剛(2/10)、PL学園(2/10)、奈良育英(2/11)、近大新宮(2/12)、大体大浪商(2/13)、相愛(2/16)、京都国際(2/19)、などとなっております。詳しくは各校のHPでご確認ください。

大阪府 公立中高一貫校 志願者数 確定

2022年1月11日 火曜日

大阪の公立中高一貫校3校の志願者数が確定しました。(1月7日大阪府教育委員会発表)

水都国際中学校と咲くやこの花中学校は、2022年度より大阪市から大阪府に移管されることに伴って、通学範囲が大阪市内から大阪府下に拡大されましたので、市外の府下からの受験生がどの程度増加するのか、というところが注目の的だったのですが、結果的に水都国際中学校は8名増、咲くやこの花中学校は66名増となりました。公立中高一貫校は「お試し受験」も多い開設初年度から、出願者数は次第に下がって少数精鋭になっていく傾向があるのですが、今回の通学範囲の拡大によって、特に環状線から近く、交通の便の良い咲くやこの花中学校では経年減少を跳ね返すだけの受験生を集めることになりました。特にスポーツ、芸術、の募集単位での増加が大きくなっています。

適性検査は1月22日(土)、合格発表は30日(日)となっています。

【とても】札幌聖心女子学院中学校 高等学校 閉校のお知らせ【残念】

2022年1月7日 金曜日

以前このブログでも紹介した(札幌聖心女子学院 中学校・高等学校について « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp))北海道札幌市の寮を併設している女子校、札幌聖心女子学院に関するお知らせです。

新入生は先輩方と一緒に育つ素晴らしい環境に恵まれ、北海道だけでなく、首都圏や近畿圏からの生徒も学んでいるのですが、ここ数年定員割れとなっていたようです。今回学校から発表された内容は、中学の募集停止ではなく、中学、高校とも今年の入試が最後の入学生。3年後(2025年3月)には閉校するとの事です。つまり今年入学の中学生は3年後には他の高校への進学となります。

本日(1月7日)中学校入試が行われ、発表は1月8日。1月13日が入学手続きの締め切りですので、そこで最後の新中1生の人数が確定します。

学びの多様性がまた一つ失われることになり、とても残念です。

京都府 公立中高一貫校 志願倍率 2022

2022年1月6日 木曜日

京都の公立中高一貫校5校の出願者数が発表されました。5校合計で、募集定員320に対し、934名と史上下から2番目の少なさ(昨年度が史上最低)となりました。2004年の開設時には10倍を超えた市立西京と府立洛北も3倍台に落ち着いています。また、2018年から募集を開始した府立南陽も志願者が減少し、史上最少の出願となっています。

一般的に公立中高一貫校は、開設当初には授業料も不要な公立で、特色のある教育が受けられるという「お得感」から受験生が集まるのですが、やはり「適性検査」でも受検準備をしておかなければ太刀打ちできないことが知られてきて、出願数は落ち着いてくるものです。つまり、競争が緩和されたわけではなく少数精鋭になっているだけですので、この出願数だけで、「公立中高一貫校の人気が無くなった」「入りやすくなった」と判断するべきではないと思います。

因みに試験日が京阪神私立中学校解禁日である1月16日と同一日という設定なので、私立との併願が組みにくい、というのもあるのかもしれません。

【コロナ対応】神奈川県私立中学校 共通追試実施を決定【安心の神対応】

2022年1月5日 水曜日

2月1日が解禁の神奈川県の私立中学校入試に関してニュースが飛び込んできました。新型コロナウイルス感染症に罹患、または濃厚接触者と認定された受験生に対し、他の地域では学校ごとの追試日を設けるなどの対応が検討されていますが、神奈川県では私立中学高等学校協会が共通の試験問題を作成し、2月21日午前9時から神奈川県私学会館で一斉に追試(4科目)を実施、合否は利用する各学校が判断する、とのことです。

合否ラインやどの科目を判定材料に使うのかは学校ごとの裁量となりますので、特に受験生にとって不利になるわけではないと思います。それよりも事前にこのような機会がありますよ、と発表されていること自体、受験生やそのご家族にとって安心材料になるという事が重要です。但し神奈川県内すべての私立中学校がこの「共通追試」に参加するわけではありませんので、各校の生徒募集要項をご確認ください。

このシステム、他の都道府県でも広がると良いですね。

【サンタさん】今夜はクリスマスイブだ【がんばれ】

2021年12月24日 金曜日

♪雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう♪

という歌詞を読んでメロディーと山下達郎の甘い声が浮かんだあなた、もう若くはありません。

それはさておき、先週末は城星学園(4月からヴェリタス城星)の公開クリスマス会がありましたが、やはりコロナ禍の影響でしょうか、クリスマス祝会を一般公開にしない学校さんも増えたようです。外部の人間としてはちょっと残念なのですが、静かに生徒さんだけでクリスマスを祝うというのも、良いと思います。

【同志社中学校のお話】

毎年キリスト教系の学校様からはクリスマスカードを頂いております。ここでまとめてお礼を申し上げます。ありがとうございました。デザインもキリスト生誕の絵をあしらった正統派(城星・ノートルダム女学院・近江兄弟社)や、生徒さんが描いたもの(プール学院)、2つ折りの本格的なカード(松蔭)など様々なバリエーションも楽しませていただいております。そんな中で一つ紹介。

同志社中学校といえば、理科室前の廊下にカバのはく製があることから、カバがキャラクターでちょいちょい登場しますが、ここにもかわいいデザインで登場しています。実は同志社はキリスト教会が運営している「ミッションスクール」ではなく、「キリスト教主義」の学校なのですが、20日には生徒会・聖歌隊・ハンドベルクワイア・管弦楽部・演劇部の生徒さん方が中心となって本格的な「クリスマス礼拝」を行ったそうです。

【ノートルダム女学院中学校・高等学校のお話】

こちらは昨夜行われた「ザ・リッツカールトン京都」でのノートルダム女学院中高オーケストラクラブの演奏風景です。ホテルのロビーでの生演奏はその場にいる人にとって素晴らしいクリスマスプレゼントとなりました。

因みにこのクラブ、来年4月にはびわ湖ホールでの定期演奏会を開催しますが、なんとメイン・プログラムはプロオーケストラのオーディションにも部分的に使われる難曲、ロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフの交響曲第2番。こちらも楽しみですね。

詳しくは学校HPをご覧ください。皆様、メリークリスマス!

【なんと】滋賀県立中学校 出願状況【過去最低】

2021年12月22日 水曜日

12月17日、滋賀県教育委員会から滋賀県立中学校3校の出願者数が発表されました。12月16日が出願締め切り日(郵送の場合は15日の消印有効)でしたので、これが確定値となります。昨年は出願したが受検(入学試「験」ではなく適性「検」査なので受「検」と表記します)しなかったのは守山中の4名だけでしたので、出願数はほぼ受検者数となります。

3校併せての出願数は、2013年の933名をピークにここ数年減少傾向となっていましたが、ついに600名を割り込み過去最低となりました。特にかつては6倍を超える超狭き門だった守山が初めて4倍を下回る3.88倍となっています。(それでも4倍近い狭き門ではありますが・・・)

通学範囲が広い県立の中学校ですから、コロナ禍の影響で交通機関を使って通学するのを避け、徒歩通学できる地元の中学校を選択した小学生が増えたのかもしれません。とはいえ、受検生の皆さん、出願数が減少しても、合否は抽選ではなく学力で決まります。1月15日の入試に向けて頑張りましょう。

【最新】追手門学院中学校 TW入試って何?【斬新】

2021年12月14日 火曜日

2年前に茨木市の総持寺駅から徒歩圏内に移転した追手門学院中学校・高等学校は、同じ法人のプログラミングロボットによる実践で有名な追手門大手前とまた異なった最新の教育が魅力ですが、2022年度からは高等学校に従来の「表現コミュニケーションコース」に代えて「創造コース」という探究学習をさらに強化したコースを設置します。そちらの入試は英数国の3教科に加えて特色入試というのを行うのですが、そこに「TW入試」と書いてあります。なんじゃ、こりゃ。

そこで、調べてみると、TWとはチームワークの略で、グループワークを行って共同発表し、その振り返りを提出、という90分ほどの試験となっています。

このTW入試、中学校入試でも一部の日程に取り入れられることになったのですが、中学受験の小学生が共同レポートを作成して発表するのは大変そうだなぁ、と思っていたところ、学校側からサンプル問題が送られてきました。

サンプル問題によると・・・

①3人でチームを組む

②協力しながら「ミッション」に取り組む

というものです。学校側が示したミッションの例は「レゴで一番高いタワーを作成せよ!」というものですが、どのような形を目指して、どのような役割分担で作成するのか、という打ち合わせがポイントとなりそうです。

③完成後、振り返り

ここで他のチームの作品を見ながら個人で振り返りを行い、紙に書きます。次にチームで振り返りの話し合いを行います。

④今度はチームを変えて2回戦

5分間の作戦会議ののち、5分間制限でより高いタワーを作ります。

⑤完成後、振り返り

終わったら、次はチームで話し合いをして、最後に個人で振り返りながら紙に書きます。

入試という緊張感のある中で、初めて出会う受験生と共にチームワークを行うというのはどんなものかわからなかったのですが、今回の例では、普通の小学生でも抵抗なく取り組める内容を想定しているという事がよくわかりました。当日はどのような「ミッション」が待っているのか、受験生の皆さん、お楽しみに。

近畿圏 2022年度中学入試を占う

2021年12月10日 金曜日

いよいよ近畿圏の私立中学校入試が 1か月後と迫ってまいりましたが、7月22日から11月23日の間に行われた134件のプレテストの動員数を元に全体状況を占ってみたいと思います。

この134件のうち、今年の動員数がわかっている学校が109件、そのうち昨年の動員数が判明しているのが103件ですので、この103件の数値を比較してみました。(数値はエデュケーショナルネットワーク様の資料と当社独自の調査を元にしています)

まず、昨年のこの103件の合計延べ動員数21,063名に対して、今年は20,711名。昨年は「おうち受験」を行った学校も多かったので同一条件とは言いにくいのですが、1.7%減の微減となっています。昨年よりも動員が多くなったのは51件で、この中で最も伸びが大きかったのが近畿大学付属の「学校実施」で、昨年よりも191人増えています。但し「おうち受験」の方は184件マイナスでしたので、トータルでは7名増といったところです。純増で大きかったのは関西大学北陽の111名増、常翔啓光学園の70名増、滝川の50名増、初芝立命館の45名増と続きます。新規開校の大阪国際中学校は10月に154名、11月に146名と合計で延べ300名を動員しています。次年度から共学化の大阪信愛は7名増と今のところそれほど大きな動きにはなっていません。

コロナ禍の影響による経済状況の悪化が中学入試に悪影響が出るという説と、休校期間中の対応が、公立よりも私立学校の方が充実していたので、私立中学志願者が増えるという説がこの業界では話されていますが、結論から申し上げますと今のところ「かわらない」と判断できるのではないでしょうか。ここ数週間鎮静化が見られる新型コロナウイルス感染症が今後拡大することなく、無事に入試が行えるように祈っております。