大阪私立高校入試 出願者数が多い学校②

2017年2月16日 木曜日

(続き)

5位の阪南大学高校はもちろん阪南大学の系列校ですが、国公立をはじめとして外部への進学者も多く出ています。人数で3割ほどの生徒を特進として外部受験に向けた指導を行っているところが評価されたかたちです。

6位の大阪高校は2008年から共学化し、受験者が大きく増えた学校です。阪急京都線相川駅から徒歩1分の好立地です。隣接する大阪成蹊女子も1,200名以上の受験生を集めましたので、相川駅に3,000人以上の受験生が集まったことになります。

7位の箕面自由学園高校は広大な校地の中に、小学校から高校まで擁する総合学園で、全国大会で優勝常連のチアリーダー部や吹奏楽部、放送部をはじめとして部活も盛んな学校です。オープンスクールで華やかな生徒の活動を見て受験を決める中学生も多いようです。

 

中学入試と同じように大学付属校が人気です。ベスト7の中に3校もランクインしています。高校からの募集が少ないのでランクインしていませんが、関西大学第一や中学入試でも志願者を増やした関西大(高槻)も多くの受験生を集めていました。

高校は一般的に3学年分の教室、つまり1学年の3倍の座席しかないはずですので、1学年の5倍近い受験生を収容するためには特別教室など臨時の受験会場の設営などが必要になったはずです。受験生も大変ですが、先生方もその準備や採点など大変なご苦労があったことでしょう。