賢明学院にお邪魔してきました(教育環境編)

2017年8月8日 火曜日

大阪堺市、JR阪和線上野芝駅近くの閑静な住宅街の中にある賢明学院は、百舌鳥古墳群の近くにある霞ヶ丘公園の隣の少し小高い所にあります。周りに高い建物がなく、隣が公園ですので開放感のある立地です。1954年の幼稚園設立から小学校、中学校、高等学校と順次設立されました。中学校・高等学校は女子校としてスタートしたので、そのイメージが強いのですが、2010年に共学化され、今では男女ほぼ同数となっています。幼稚園から小学校、中学校、高等学校まで同じ場所に並んでいますので、生徒が早く帰宅する小学校のグラウンドを中学生・高校生が使えるなど、部活大好き生には恵まれた環境となっています。

英語教育にも力が入っています。希望者参加ですが、3か月・1年などの長期間の海外研修制度も整備されており、出発前、帰国後の講習も含めて、効果的に英語力の定着ができるようになっています。生徒用玄関の前には「English Lounge」というネイティブ常駐の部屋も用意されています。

図書館も充実しています。ほとんどが開架で冊数も多いようですが、新刊の購入冊数も多く、それらのディスプレイも凝っています。本好きの生徒さんが増える事でしょう。

職員室の前には机がずらり。ここは質問受付コーナー兼自習室のようです。もちろん自習室はその向かい側にあるのですが、試験前の勉強や質問ではここが活用されているそうです。

その廊下の反対側に並んでいるラックにはプロジェクタと巻き取り式のスクリーンがセットになったものです。これを必要な教室だけに設置しておくという使い方のようです。全教室電子黒板という学校もありますが、こういう工夫も合理的ですね。(続く)