私立中学の入試日程について

2017年8月17日 木曜日

そろそろ平成30年度(2018年度)の中学入試の募集要項が発表される時期がやってきました。近畿地区の中学校入試の解禁日は1月13日(土)と決まっていますが、この日1日しか入試を行わない中学校は少なく、ほとんどの中学校では併願受験が可能になるように、翌日の日曜日や、午後を使った入試日程が組まれています。

その日程の組み合わせで受験生は併願パターンを組み上げるのですが、その日程設定の変動によって受験生の人数に大きく変化が生じる場合があります。

今春、初日の午前ではなく、午後入試からスタートさせた京都の東山中学校は、受験生激増と大成功しましたので、来春も同様の日程で行われます。一方、受験日程を午前に動かしたことにより受験者数が減ってしまった大阪桐蔭中学校は、2018年度は再び初日午後入試からスタートさせる作戦を取るようです。

募集でも勢いのある常翔学園中学校は、初日の午後入試を行っていませんでしたが、2018年度から初日午後入試を行い、しかも募集定員を増加させるという発表がなされましたので、入試日程がぶつかる中学校の出願状況への影響が考えられます。

また、公立の中高一貫校の併願として受験しやすいような「適性検査型」の入試を導入している学校もあります。来春から上宮中学校と上宮太子中学校が統合し、新たな学校としてスタートする上宮学園中学校もその一つです。

いずれにせよ入試日程の変更は併願パターンの組み方に影響を与えるだけでなく、入試難易度の上下にも関係してきます。今後清風中学校や帝塚山学院中学校など募集定員の大きい学校でもまだ日程発表が行われていないところもあります。今後行われる発表に来春の受験生は注目しておくべきでしょう。

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