私立大学出願速報(その他関西で話題の大学)

2020年1月23日 木曜日

では、最終回として学部新設や話題性のある大学の状況をお知らせします。 大学としても5年目で理工学部が新設される「大和大学」は既存学部でも出願者を伸ばして合計で1.3倍。これまた学校名も法人も一新され、工学部新設の「京都先端科学大学」は一般入試でも大ブレーク。半年間英語漬けというカリキュラムが支持されたということでしょうか。一方就職率の高さが売りの文系大学「大阪経済法科大学」と「大阪経済大学」は公募では逆の動きになりましたが、一般入試での出願は共にプラスになっており、受験者の支持を集めている様子がわかります。「武庫川女子大学」も学部再編や最寄り駅の改修に伴う大学設備の拡充などの話題性も手伝って、日本最大の女子大としての存在感はさらに増しています。「大阪工業大学」、「佛教大学」、「関西外国語」は共に推薦系の入試の比重が上がっています。言い換えれば一般まで戦う受験生が減っているといった状況です。特に関西外国語大学は当グループからの(推薦系出願数):(一般・センター利用系出願)=3:1と、分野としての特殊性が高いためか、推薦系の入試からの受験がメインになりつつあります。京都橘大学は医療系学部の拡充で話題を集めましたが、ここにきて高止まりしたということでしょうか。合否ラインはどう動くのか注意が必要です。

さて、そろそろセンターリサーチが発表され、平均点予測も出てくるわけですが、センターの点数によっては併用型の出願がまだ間に合う大学などもありますので、要項や入試ガイドをご確認ください。