開成進学フェアオンライン2022 始まってます

2022年9月27日 火曜日

【近畿圏】開成進学フェア2022オンライン (kaisei-group.co.jp)

金曜日から始まったオンラインイベント「開成進学フェアオンライン(近畿圏)」は既に9000アクセスを超える来場者で賑わっています。様々なコンテンツがありますが、私立中学校、高等学校のコーナーも大人気。25日段階のアクセス数の1位から10位までの暫定順位を発表します。

順位 中学校名
1 関西大学第一中学校
2 追手門学院大手前中学校
3 開明中学校
4 桃山学院中学校
5 アサンプション国際中学校
6 大阪国際中学校
7 大阪星光学院中学校
8 近畿大学附属中学校
9 大谷中学校(大阪)
10 大阪学芸高等学校附属中学校
順位 高等学校名
1 近畿大学附属高等学校
2 桃山学院高等学校
3 常翔学園高等学校
4 大阪学芸高等学校
5 追手門学院高等学校
6 浪速高等学校
7 関西大倉高等学校
8 追手門学院大手前高等学校
9 履正社高等学校
10 大阪桐蔭高等学校

当グループの教室展開の影響もあってか上位は大阪府下の学校で占められていますが、他の府県の学校のアクセス数も次第に伸びてきています。

この「私立学校検索」のコーナーは約9割の参加者が「大変参考になった」「参考になった」と答えています。ここで業務連絡、ご多忙の中ご協力いただいた私立学校の皆様、本当にありがとうございます。

まだまだ続くこのイベント、さらに多くの受験生に見てもらいたいと思っております。

【初年度から】大谷高校(大阪) 高校からの入学第1期生の大学進学実績【飛ばしてます】

2022年9月26日 月曜日

長年完全中高一貫校として女子教育を行ってきた大阪阿倍野の大谷中学校・高等学校ですが、2019年から高校募集も始めました。初めての3か年のカリキュラムというだけでも大変なのに、高2に上がるときにはコロナ禍による休校など逆風の中、どのような進学実績が出せるのか心配しておりました。しかし、しかしですよ・・・

プレミアム文理コース20名中、国公立9名!なんと45%が国公立に進学しています。大阪のトップ10高で国公立進学者が学年の45%を越えているのは北野・天王寺・三国丘・茨木・大手前・四條畷・高津・豊中の8校ですから、他の2校には勝っていることになります。

アドバンス文理コース23名中、国公立1名、その1名を含んで約6割が薬学、医療、建築など理系に進学しています。同じ法人の大阪大谷大学の薬学部にも内部進学の制度もありますが、利用した卒業生はいなかったようです。

というわけで、国公立にも強い、理系にも強いという大谷中学校・高等学校の伝統と教育力が、3か年教育でも生かされています、というお話でした。

【いよいよ明日開催】開成進学フェアオンライン2022【CM】

2022年9月22日 木曜日

明日から進学フェアオンラインが開催されます。今年は私立中学校80校、私立高等学校143校の合計223校(近畿圏+首都圏)のご協力を頂いての開催となります。それに加えて各地域の有名公立高校合計50校の卒業生(実はフリーステップ講師)による母校紹介の動画や東京・千葉・埼玉・大阪・京都・滋賀・兵庫・奈良の各都府県の入試分析会、中学入試分析会、大阪公立中高一貫校入試分析会など盛りだくさんの動画が詰まっております。

中学受験を考えている小学生(近畿圏のみ)、高校受験を考えている中学生は是非視聴して学校選びの材料にしていただきたいと思います。

10月3日までにサイト内で「メダル」を貯めたら、クオカードが当たるかも、です。お待ちしております。

【93年の伝統と】 あべの翔学高等学校 「情報専攻」 【ICTのコラボ】

2022年9月21日 水曜日

近鉄大阪阿部野橋駅の隣の駅「河堀口(こぼれぐち)」駅から徒歩2分という交通至便な場所にある「あべの翔学高等学校」のお話です。1929年に今のマイドームおおさか(当時は「大阪府立商品陳列所」という同じ用途の建物)の東側で開校し、1936年に今の場所に引っ越してきた「大阪女子商業高等学校」(その後「大阪女子高等学校」と改名)という女子校がルーツです。商都大阪ならではの商業実務の習得でも評判を集めていたのですが、場所も法人もそのままで8年前に共学化、校名を「あべの翔学」と改名しました。今では男女がほぼ半々、1学年300名前後という規模の学校になりました。

コースは「特進Ⅰ類」「特進Ⅱ類」「普通進学」といずれも進学を前提とした3コース制ですが、ICT化も進んでおり、一人1台のiPadが用意されています。

その最先端の学習環境と、実務教育の伝統が合体したのが次年度からスタートする「情報専攻」です。今、大学でも情報系の学部は大人気ですが、そこに入るだけではなく、先取りをしてしまおう、いや、国家資格まで取ってしまおう、という計画です。高校でもここまでできるのね、というお話でした。

【校地移転も進学実績も】大阪青凌高等学校 入試説明会【大成功】

2022年9月16日 金曜日

人口急増期の1983年、茨木市学園町にあった浪商高校(今は大学と共に泉南郡熊取町に移転し、大阪体育大学浪商高等学校となっています)の分校として高槻に作られ、その2年後に独立し進学校として歩んできた大阪青凌中学校・高等学校のお話です。

図書館から淀川の眺めも気持ちよかった前島校舎も魅力的だったのですが、2020年に無事島本町の新校舎にお引越しが完了し、駅からの徒歩通学が可能となりました。それもあって受験生も集まっているのですが、在校生も新たな学習環境で元気が出たのでしょうか、進学実績が急伸しています。国公立は32名で、関関同立は過去最高の109名となっています。「学力も、人間力も」との方針の元、3コース制の授業はもちろん、朝と放課後の「マネジメントタイム」や会員制の自習室、卒業生チューターの配置、ICTの活用など、授業以外も含めて万全のフォロー体制で築き上げた成果でしょう。

10月末から12月にかけて高校の入試説明会が開催されます。自分の目でこの学校の魅力を確認してみましょう。

三田学園 入試関連イベント

2022年9月8日 木曜日

イギリスのパブリックスクール イートン校をモデルに110年前男子校として設立された兵庫県三田市の三田学園。17ha(東京ドーム3.6個分、生徒一人当たり約1a、最寄駅から校門まで徒歩1分なのに校門から校舎まで10分!)の広大な敷地に登録有形文化財や池が点在するという環境も素晴らしいのですが、2022年春の卒業生266名という規模でありながら、国公立に現役で99名、既卒を加えると118名が合格しているという進学校です。もう亡くなってしまいましたが俳優の渡哲也、渡瀬恒彦兄弟の母校としても知られており、先の文部大臣末松信介氏もここのOBです。

2009年の中学入学者から段階的に共学化され、今では男女比が7:3ほどになっています。中学入学時には学力別の2コース制ですが、毎年コース編成やクラス構成が変動するという自動的に生徒が頑張る仕組みになっていますが、部活動の加入率も高く、ロボカップで日本2位になった物理部には部員が100名ほど在籍しているそうです。在籍数だけでなく、この夏のインターハイに卓球部、サッカー部、弓道部、水泳部が出場し、フェンシングでパリ五輪出場を目指す女子も個人参加するなど、強豪ぞろいです。

というわけで、このチラシです。

中学校も高等学校も3回ずつ説明会が用意されていますので、この環境も楽しみつつ学校の指導理念や方針を聞いてみてはいかがでしょうか。

因みに、こちらの写真は体育祭に向けダンスの練習をする生徒さんです。広角ではなく標準レンズで撮影したのに遠すぎてよく見えません。ともかく広いなぁ。

【夏だ】全国高等学校総合体育大会(インターハイ)活躍する近畿圏の高校(続報)【スポーツだ】

2022年9月6日 火曜日

今年は四国各県(和歌山で行われるヨットを除く)で開催されているインターハイ、8月5日にもこのブログで紹介しましたが、その後行われた競技について団体戦で活躍した近畿圏の高校を紹介します。

【ホッケー 男子】天理高校 ベスト4

【ホッケー 女子】滋賀県立伊吹高校 準優勝

【バレーボール 男子】東山高校 優勝!

【フェンシング 男子 学校対抗】龍谷大学付属平安高校 準優勝

【アーチェリー 男子団体】近畿大学附属高校 準優勝

【なぎなた 団体】京都府立南陽高校 準優勝

【卓球 男子 学校対抗団体戦】育英高校(兵庫) ベスト4

【卓球 女子 学校対抗団体戦】四天王寺高校 9大会連続26回目の優勝!

【ソフトテニス 男子 団体】大和高田市立高田商業高校 準優勝

【ハンドボール 男子】大阪体育大学浪商高校 初優勝!

【ボート 舵手付きクォドルプル 女子】滋賀県立 膳所高校 3位

【空手 男子団体組手】浪速高校 6年ぶり6度目の優勝!

【空手 女子団体組手】華頂女子高校 準優勝

【競泳 女子400m メドレーリレー】近畿大学付属高校 2位

【水球】京都府立鳥羽高校 ベスト4

もちろんこれ以外にも、個人戦で多くの上位戦績を残した近畿圏の高校生は数多くいます。各会場では一般観覧の制限や、大会スタッフ人数の絞り込みなど、例年に無い大変さがあったと聞いていますが、ともかく今年はコロナ禍による中止とならず、無事に開催出来てよかったなぁ、と思います。皆様お疲れ様でした。

【全面建て替え】相愛中学校・高等学校 新校舎 【完成は4年後】

2022年9月5日 月曜日

大阪市のど真ん中、南北に貫く「御堂筋」という、幅が40メートル前後の大通りがあります。約100年前に整備されたこの幹線道路、沿道に西本願寺津村別院(北御堂)と東本願寺難波別院(南御堂)があったため、「御堂筋」と名付けられたわけですが、その北御堂の境内に134年前に開かれた女子校が今の相愛中学校・高等学校となります。その西側、今は阪神高速環状線となっているあたりは当時西横堀川という運河があり、本町通には路面電車が走っているなど、物流、人流の中心地だったこの地は、100年以上の時を経て、ビルの立ち並ぶオフィス街となっています。

そんな中にある築60年の鉄筋校舎、相愛中学校・高等学校も施設のリニューアルを考えたようですが、周りはビルに囲まれています。そこでその中の一つと共同で建て替えることにしたそうです(隣のビルといっても、実は地主は北御堂)。100年前から御堂筋沿いは「百尺制限」と呼ばれる、約31m以上の高さのビルを建ててはいけないという規制がありましたが、1995年から50mに緩和され、2014年には歩道から後退すれば100mを超えるビルを建てることも可能となりました。そこで、その制度を利用してなんと高さ123m、約40階の高層ビルを建設することにしたようです。そして、その中の2階から8階を学校が利用し、その上には企業が入るオフィスビルとなるようです。この隣のビルの地下1階は地下鉄御堂筋線の地下改札とつながっていますので、新校舎では通学に全く傘が不要になるかも。

この巨大建て替えプロジェクト、2026年4月竣工ということで既に動き出しています(隣のビルのテナントの撤退は完了、校舎も一部解体が始まっています)。建て替えの間は大学の設備などを使いながらの運転となるようですから、先生方、生徒さんも大変だと思いますが、楽しみですね。

【偕星史上初】大阪偕星学園高等学校 オープンスクール【生徒主体の取り組み】

2022年9月2日 金曜日

大阪偕星学園高等学校のオープンスクールが今週末から3回開催されます。まあ例年通りですね、と思ったあなた、今年は今までと全く異なるそうなのですよ。

まず、朝10:00からオープニング(全体会)が始まります。次に10:50から各コースに分れての体験プログラムです。この添付しているチラシは「特進コース」の事しか書いてありませんが、「文理進学」「進路探究」「スポーツ」の各コースのプログラムも用意されています。最後に学食体験ができるようです。そして午後からはお楽しみの部活体験が計画されています。

まあ、ここまで読んでも例年通りだな、となるわけですが、実はこの企画、チラシのデザインから校内の案内、それぞれの企画づくりと運営、全体会の説明も含めて、今年は在校生たちが話し合って作り上げているそうです。生徒募集の探究活動というこの企画、とても楽しみですね。

というわけで在校生たちの企画力・探求の成果を一度確認してみてはいかがでしょうか。お申し込みは学校HPからどうぞ。

【また】大阪府立高校 再編整備(案)【府立高校が減るかも】

2022年8月31日 水曜日

大阪府立高校が減少するかも、というニュースが飛び込んできました。

「大阪府教育委員会は、少子化などの影響で高校に入学する生徒が減っているとして、大阪・平野区の平野高校など3つの府立高校について、再来年度(令和6年度)以降の入学生を募集せず、令和8年までに段階的にほかの高校に統合するとした再編整備の案をまとめました。」(NHK NEWS WEBより)

この報道によると、検討対象になっているのはいずれも旧3学区の「かわち野」「美原」「平野」の3校で、いずれも他校に統合という形での閉校を検討しているとの事です。時期は2023年度入試(今の中3)が最後の入試となり、その学年が卒業する2026年3月に廃止、というタイムスケジュールが示されています。府議会の意見なども踏まえて教育委員会で検討され、11月には最終方針が示されるとの事です。「かわち野高校」は学齢人口急増期の1974年に作られた盾津高校と1980年に作られた加納高校を統合して2004年に生まれた総合選択制の学校、「美原高校」はこれまた同じ時期の1975年に作られて体育専門コースも持ち、英語数学では少人数授業を展開している学校、「平野高校」も1980年に作られ、いまでは3つのコース分けに加え、習熟度別の少人数授業を行うなど、いずれも公立高校でありながら工夫した学校づくりが行われていました。しかしこの3校はいずれも240名募集だったのですが、2018年度から定員割れが続き、2022年度入試ではそれぞれ2クラス減の160名募集としたにもかかわらず、結局4年目の定員割れを迎えたことから廃止検討対象となったようです。

少子化の影響とはいえ、在校生はもちろん卒業生やそこで日々尽力されてきた先生方の心中を察するに、なんとか方針変更にならないのかと願うばかりです。