【祝】大阪産業大学附属高等学校の説明会に行ってきました【90周年】

2018年9月7日 金曜日

大阪市城東区、しばらく前にこのエントリーで紹介した大阪信愛学院の近く、この夏の甲子園で優勝した大阪桐蔭の兄弟校(?)でもある大阪産業大学附属高等学校の説明会に行ってきました。

元々は鉄道に関係のある学校だったことから、校舎もSLっぽい形だったりするのですが、8割ほどの卒業生が4年生大学に進学していますし、アメフト、野球、ソフトボール、ラグビー、サッカーなどスポーツ面でも有名になりましたので、今では実業校ではなく、「スポーツも盛んな進学校」だといえるでしょう。

 

説明会に先立って生徒の活躍の動画が流されました。学校のコース紹介と併せて学校の理念がわかりやすく説明されていました。

 

校長先生からは昭和3年創立からの歴史を聞かせていただきました。「附属」と校名にあるのですが、大学の方が後でできたようです。今では生徒数が2100名を超える大きな学校になりました。

また、国際科グローバルコースが出来て3年目、今年初めて3学年が揃ったことになります。実績はこれからです。楽しみです。

校長補佐の先生からは5つのコースの違いについて細かく説明していただきました。

週39時間授業のある特進コースはⅠとⅡに分かれますが、特進コースⅡはクラブも参加可能とのことです。2年次からは習熟度別、文理に分けて授業が行われます。

進学コースは週33時間授業。大学への推薦枠も使えます。

スポーツコースは男子のみです。9割がクラブ推薦で入学してくるとのことです。運動部への加入が必須です。

今年で3年目の国際科グローバルコースは英語力の育成は当然として、非英語圏からの留学生と英語で交流するという取り組みも行なっているそうです。関西外大との連携も行ってネイティブの講師によるプレゼンテーション重視の授業を展開しているそうです。

希望者参加ですが、3か月と1年の留学も準備されています。

 

部活動ですが、運動部に所属するのは全生徒の約43%にあたる929名、文化部は同じく約10%にあたる209名が加入しているそうです。部活の加入率としては高くはないですが、各クラブが強いので、スポーツも盛んなイメージもあるというわけです。

 

その他、特待生制度の説明などがありましたが、ここに書いたら怒られますので学校説明会で個別に聞いてみてください。もちろん9月17日の「開成進学フェア」にも参加していただいています。こちらでも質問できます。ご来場お待ちしております。

金光大阪中学校・高等学校にお邪魔してきました(進学実績編)

2018年9月6日 木曜日

2018年度の大学合格実績ですが、神戸大学をはじめとして国公立11名、関関同立51名、産近佛龍106名、摂神追桃66名。ハンガリー国立大医学部1名など、なかなかの実績をあげています。中学校の先取りカリキュラムと、高校の3コース制(2年生からは理系を加えた4コース制)といったきめ細かな対応が効果を上げているようです。

さらに中学から入学の6年一貫生には段階的に学べる「海外体験プログラム」が用意されています。中2でオーストラリア研修11日間、中3でニュージーランドに1か月(全員)、高1でオーストラリア3週間、高2でカナダ/ニュージーランド1年など、基本は希望者参加ですが、毎年少しずつ日数が伸びて、無理なく海外でのコミュニケーションが取れるような仕組みがあります。これからは「使える英語力」が必要な時代になりますが、この学校はかなり前からその仕組みを持っていたわけです。

中学受験の説明会は10月8日、高校受験の説明会・部活体験は10月20日となっています。興味を持った受験生は是非参加してみましょう。

金光大阪中学校・高等学校にお邪魔してきました(学校生活編)

2018年9月5日 水曜日

明るく広い食堂では、朝から数名の生徒さんが自習をしていました。その片隅からいい香りが・・・。実はここにはパンを焼く窯があって、焼き立てパンを販売しているそうです。

中庭にも人工芝が敷かれています。そこに目印が付いていますが、これはチアリーディングやマーチングの練習用とのことです。そういえばこの学校のチアリーディング部は関西大会レベルですし、吹奏楽部はコンクールでもマーチングでも有名ですね。

校舎の一室に和室があります。中には祭壇がありました。金光教は神道の一派ですが、他の宗教の教祖も神様がつくったと考え、すべての宗教を容認するという心の広い教えなのだそうです。というわけでどのような宗教の生徒であっても自由に入って参拝することができるようになっています。次の試合に勝てますように、とか、点数が取れますように、といった現実的なお祈りも多いとのことですが、落ち着いて自分を振り返ることができる場所が常設されているのは良いと思います。

書や美術作品も廊下に多く展示されていました。スポーツが盛んな学校だと思っていましたが、文化面でも誇れるものが多いと感じました。(続く)

金光大阪中学校・高等学校にお邪魔してきました(スポーツ編)

2018年9月3日 月曜日

あの夏の甲子園で2度目の春夏連覇の大阪桐蔭に地区大会で敗れはしましたが、2点対1点という接戦まで持ち込んだ野球部でも有名な金光大阪にお邪魔してきました。

阪急京都線上牧駅から徒歩4分ほどで校舎に到着すると元気な部活生の声が聞こえてきます。お邪魔したのは8月31日ですが、この日まで夏休みなのですね。

中日の吉見一起、阪神の陽川尚将など活躍中のプロ野球選手を育てた硬式野球部が練習試合をしています。素人目でも高校生とは思えない高い身体能力を感じます。野球部といえば厳しい練習と規律性が要求されると思っていましたが、なぜかこの学校の皆さんは楽しそうにプレイしています。

 

2年前に整備した人工芝のグラウンドでは、サッカー部も練習しています。彼らも気持ちよく挨拶してくれます。

体育館では女子と男子のバレー部、バスケットボール部が、その下のフロアでは剣道部が練習していました。本当にスポーツが盛んな学校です。部活の加入率は8割ほどで私学にしては高い割合です。(続く)

お寺と京都の学校

2018年8月30日 木曜日

昨日紹介した京都光華に限らず、京都には仏教系の学校が多いです。但し仏教系という共通点があっても、宗派の違いで大学の推薦枠が異なるなど、気を付けておくべきことがあるようです。そこで、宗派別の一覧表を作ってみました。

 

今では共学化した学校もありますが、設立時には男子校と女子校をセットで設置した宗派が多いようです。今年創立150周年を迎える浄土宗の男子校、東山中学高等学校を始めとして、歴史のある学校がほとんどです。秋の観光シーズンにお寺巡りをするときには、その近くにある学校も見てみましょう。

10月にも大阪市立水都国際中学校 ・高等学校説明会が開催されます

2018年8月28日 火曜日

今年度開校される、大阪市立水都国際中学校、高等学校の説明会がまた開催されます。今年に入ってから、2月、6月と大きな説明会が2回行われてきました。2月の説明会では国際バカロレアの教育理念に関する説明が、6月の説明会ではネイティブの先生方による模擬授業や制服案の提示など、毎回異なった視点での説明が行われています。

さて、いよいよ10月は本年度最後の説明会が開催されますが、おそらく今回は入学者選抜に関する説明がメインとなるでしょう。

申し込みは往復はがきでの受付です。詳しくは大阪市教育委員会のHPかここに添付のPDFをご覧ください。

 

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

 

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開成教育セミナーでは水都国際中学受験対応コースをご用意しております。
詳細はこちらをクリック↓
http://www.kaisei-group.co.jp/seminar/course/chukou_ikkan/suito_kokusai/

また、10/14(日)大阪市立中高一貫 開成咲くや・水都模試が行われます。
詳細はこちらをクリック↓
http://www.kaisei-group.co.jp/seminar/event/990

上記も併せてご覧ください。

 

うめコレ2018

2018年8月27日 月曜日

(画像をクリックするとPDFが開きます。裏面にも案内があります。)

 

「ミラノ・コレクション」、「パリ・コレクション」とファッションの秋が参りました。その流れで「うめコレ」も開催されます、と聞けば、「梅田コレクション」というファッションショーね、という話になりそうですが、このブログはファッション系ではございません。学校選びでございます。というわけで、ファッションショーが梅田で行われる、というのは間違いではないのですが、主催は豊中の女子校、「梅花中学校・高等学校」と「梅花女子大学」です、という話題です。中学校には「舞台芸術エレガンスコース」が、高校にも「舞台芸術専攻」が設置されていますが、その生徒さんによる歌やダンスなどの舞台や、聖歌隊の演奏、中高とも全国大会優勝のチアリーディングも披露されます。また、大学の様々な専門分野も体験型のブースを出展するようです。

小学生、中学生のみならず、大学受験を考えている女子ものぞいてみては如何でしょうか。

詳細は学校HPをご覧ください。

平安女学院中学校・高等学校 オープンスクール

2018年8月23日 木曜日

昨年の夏にもお邪魔した平安女学院を紹介します。140年以上も前、米国聖公会から派遣されたアメリカ人教師が大阪西区で始めた学校が起源です。その後京都に移転したのが120年以上前。当時からの建物も含めて文化財に指定されている建物がいくつも残っており、重厚な当時の建築様式を伝えていて、中に入ると街中とは思えない静寂を味わうことができます。

さて、法人としての平安女学院は幼稚園から大学までがそろっていますが、中学校・高等学校は立命館大学とも提携しており、4割ほどの生徒が立命館大学に入学しています。2日前にこのエントリーで立命館守山中学校・高等学校のことを書きましたが、実はその場所は2005年までは平安女学院大学だったものです。平安女学院大学と短期大学は高槻市にもキャンパスを持っていますので、そちらに統合して、跡地を学校法人立命館に売却したというわけです。立命館にとってもきれいなキャンパスを手に入れることができましたので、双方にとっていい協力関係ができたというわけです。

平安女学院高校は立命館大学との提携に甘えることなく、国公立大学を目指すコースや幼児教育分野への進学を目指すコースなど複線化して生徒のニーズに応える改革が行われています。さらに高校には音楽系だけで5つ、(吹奏楽部・ハンドベル部・コーラス部・筝曲部・軽音楽部)を含めた18の文化部や体操・新体操など実力派運動部など、今も昔も部活動が充実しています。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

今回文化祭見学を兼ねたオープンスクールが開催されますので、それらの部活やクラスの活動を見てみてはいかがでしょうか。在校生の活躍と併せて140年以上の伝統と抜群の環境も味わってみましょう。

(事前申し込みが必要となっております。詳しくは学校HPをご覧ください。)

 

立命館守山高等学校 オープンキャンパス

2018年8月21日 火曜日

2006年に守山市立守山女子高等学校が立命館に移管されて生まれた「立命館守山高等学校」は、JR守山駅から2.1km離れた静かな場所にあります。駅から遠いなぁと思いきや、直通バスがありますので通学は不便ではありません。実は2年前に初めて訪問したのですが、一帯は緑豊かな公園で、その中におしゃれな形の建物が点在しているという、アメリカかどこかの大学のような美しいキャンパスです。オープンスペースのカフェテリアやノートパソコンの貸し出しもあり、無線Wi-Fiも使い放題のメディアセンターには明るい図書館も併設されていますし、プレゼンテーション用のホールもあります。自分が日本にいる事を忘れてしまいそうです。

 

9月2日(日)にはオープンキャンパスが開催されます。体験授業や入試概要説明といった真面目な内容ですが、お楽しみのキャンパスツアーも準備されています。通学可能な方は、是非この学校を一度見に行ってみましょう。基本はWeb申し込みとなっています。学校のHPをご確認ください。

 

大阪学院大学高等学校 新校舎へ移転

2018年8月8日 水曜日

阪急正雀駅、JR京都線岸辺駅近くの大阪学院大学高等学校ですが、2020年に新校舎に移転が発表されました。今の中3が入学すれば、高2から新校舎で学ぶことができるようです。

学校が校舎を建て替えるときには、グラウンドが狭くなったり、工事車両出入りしたりと、または仮設の校舎で不自由を強いられることが多いものですが、大阪学院大学高校の場合は大阪学院大学の反対側に新校舎を建てて、一気にお引越しをするというプランです。しかも大学と図書館を共用にするなど、合理化も進められるようです。JR岸辺駅から徒歩3分ほどの便利な場所にこれだけまとまった土地が空いていたのも不思議ですが、こんなに近い所に全く新しい学びの場が誕生するというのは魅力的です。

9月2日にはオープンスクールも開催されるようです。もちろん現在の校舎で行われますが、部活や授業体験に行ってみてはいかがでしょうか。