大阪府立 生野高校 入試関連行事

2018年7月25日 水曜日

部活動体験入部は7/23~8/23 という、あまりにシンプルな告知に、驚いた次第ですが、実はクラブごとに体験できる日は異なります。御覧のように一つのクラブで1日か2日しか体験機会はありません。時間も結構短かいため要注意です。学校のホームページにはこのような一覧表が付いています。

 

申し込み用紙も同じホームページにありますので、ダウンロードして記入し、ファックスで申し込んでください。運動部のみならず、文化系のクラブや同好会も含め33のクラブが体験できます。数学研究同好会の体験って何をさせてくれるのでしょうか。個人的に気になります。

そのページのURLはこちら

 

それはさておき、自分の興味のあるクラブを体験し、現役高校生の生の声を聞いてみるのもいい刺激になることでしょう。

 

夙川が湊川の西に??

2018年7月19日 木曜日

河川が引っ越すわけではございません。学校のお話です。

西宮の夙川近くにあった女子校「夙川学院」は2016年にポートアイランドに移転して、共学化しましたが、今回さらなる移転が発表されました。昨年秋に須磨学園との業務提携が発表されると、進学校になるのでは、という期待感から中学受験者も増加しましたが、今回ついに運営法人自体も「須磨学園」に変更することが発表されました。

従来の「夙川学院」はスポーツ強豪校として知られていましたが、それに加えて須磨学園中高のように学力伸長もさらに強化する方針のようです。

現在のポートアイランドの校地は、短期大学と合わせてお隣の「神戸学院大学」に売却し、代わりに夙川中高は神戸学院大学付属中高のあった兵庫区の校地を取得・移転します。つまり校地の交換をするわけですが、「夙川」がすでに超えていた生田川ラインより、さらに西の湊川を超えて移動するわけです。また、校名変更(「学院」の文字が無くなる?)も予定されているようです。

 

詳細は今後発表されると思いますが、どのような進学校になるのか、期待が集まります。

 

兵庫 女子教育セッション2018に行ってきました②

2018年7月18日 水曜日

(続き)

【後半グループ】

「愛徳学園中学校・高等学校」は、全面ホワイトボードの「AL教室」でのグループワークや地域清掃ボランティアに加えて、新体操部の様子が紹介されました。

姫路城に隣接する「賢明女子学院中学校・高等学校」も生徒会活動、特に街頭募金の様子などが紹介されました。

「松蔭中学校・高等学校」は、ブルーアースプロジェクトという環境問題に取り組む活動や、体育祭、イングリッシュルームの紹介がありました。聴衆に向かって堂々と話す生徒さんの姿はプロの女子アナウンサーかと思うほどでした。

「神戸海星女子学院中学校・高等学校」は5月から10月まで使える屋内プールの写真を示されました。水泳部も屋内で練習し、通学でも日傘を使うために日焼けをしませんので、真っ黒な水泳部員が多い対外試合で目立つそうです。ESSドラマ部は英語で演劇を行うそうですが、その大道具の写真も圧巻でした。

「神戸国際中学校・高等学校」は、個性的形の校舎やフランス語の授業やそれによるミュージカルも紹介されましたが、制服着用は式典の時だけ、しかもチャイムがない、校内放送もないという、管理を排した学校生活についての説明が印象的でした。

「親和中学校、親和女子高等学校」は70年間変わらなかった制服が今年から変わったという説明や、自習可能な140席の閲覧席、9万2000冊の蔵書を誇る図書室の紹介などがなされました。

「園田学園中学校・高等学校」は語学研修についてのプレゼンです。系列の大学がニュージーランドに所有する施設を利用し、中学生は全員修学旅行で、高校生は希望者が語学研修に訪れます。また、女性学として茶道、華道、着付け、テーブルマナーの授業もあるそうです。ハワイに行く高2の修学旅行では、ホノルルフェスティバルという地元のイベントでダンスを披露している写真も紹介されました。

 

しかし、どの生徒さんも高校生徒は思えない堂々とした説明で、驚きました。いずれの説明も、パンフレットやホームページに書いていない生き生きとした学校生活がよくわかりました。今回同時に行われていたブース形式の説明や学校単独の説明会やオープンスクールも個別の相談ができるという点や設備を直接確認することができるという点で大変有益ですが、このような違う切り口の合同説明会も学校選びのいい勉強になるなと思った次第です。というわけで、学校説明会に既に参加したという方も、是非9月16日(滋賀)、9月17日(大阪)の「開成進学フェア」に参加して、他の面から学校を見てみることをお勧めします。

 

兵庫 女子教育セッション2018に行ってきました①

2018年7月17日 火曜日

3連休の真ん中である7月15日、神戸三宮で兵庫県の中高一貫の女子校14校が集う、「兵庫 女子教育セッション」が開催されました。中学受験を考える女子向けの合同説明会です。記録的な猛暑の中、多くの親子連れが訪れていました。昨年に比べると受験間近な小6生よりも、低学年のお子さんを連れた保護者の来場が増えたように思えます。全体的な来場者も増えているのではないでしょうか。

まず、制服展示のコーナーです。写真やイラストではなく、このように制服の実物を比較してみることができる機会はなかなかありません。いずれも機能性とデザイン性を兼ね備えた制服ばかりですが、互いに似たようなデザインの学校はありません。女子にとって制服も学校選びの重要ポイントとなるのでしょう。

 

昨年に続いて在校生によるパネルディスカッションが行われました。前半5校、後半7校、合計12校の生徒さんが、学校生活の写真3枚を元に、自分の学校の魅力をアピールするというイベントです。

【前半グループ】

「武庫川女子大附属中学校・高等学校」は交換留学制度や体育祭の写真の説明です。

「百合学院中学校・高等学校」は、皆でエプロンを付けて学年の枠を超えて編成される「縦割り」の班で行われている学内清掃の写真を示し、そのメリットの説明です。

「甲子園学園中学校・高等学校」は、広々としたエントランスの写真や毎年夏に行くディズニーシーへの旅行など、施設や行事を説明していました。

「小林聖心女子学院中学校・高等学校」は、お祈りから始まる毎朝の朝礼から、学校生活の紹介です。

「甲南女子中学校・高等学校」は運動会の四つ葉のクローバー型に並んだ全校生徒の写真を示し、学校の理念、「清く、正しく、優しく、強く」が紹介されていました。弓道部とアーチェリー部の写真を示し、その活躍も紹介されましたが、説明している生徒さんはその弓道部にあこがれて入学したが、結局入部したのはテニス部だったというオチまでついていました。(続く)

 

大阪教育大学附属高等学校平野校舎 学校説明会

2018年7月13日 金曜日

大阪教育大学附属の中学校は池田、天王寺、平野の3つの学校があります。同じく附属高校も3か所にありますが、組織上では「1つ」です。つまり3つの高校に対して校長は1人で、たまたま校舎の場所が3か所に分かれているという考え方です。それぞれの「校舎」には「校舎主任」という最高責任者がいるという形態を取っています。

平野校舎は1学年120名(3クラス)と3校の中では最小で、高校からはそのうちの40名という小さな単位での募集しかないうえに、A日程は適性検査、B日程は学力検査という入試の方式も一般的ではありませんので難易度がわかりにくいのですが、決して合格は簡単でないことは確かです。少ない校則、自由な校風とされていますが、少数精鋭の指導やフィールドワーク、ディベート、論文作成といった多彩な教育プログラムのおかげでしょうか、昨年の東京阪神合格者数は14名、大阪市立大・府立大・兵庫県大合計で19名、関関同立98名(いずれもサンデー毎日4月15日号参照)の合格者数を出すなど、卒業生数に対する割合では大阪でのトップグループと肩を並べています。

 

先に述べたように募集人数が少ないので、入試に関する情報が一般的に出回っていませんので、興味のある中学生は明日の説明会に参加してみてはいかがでしょうか。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

申し込みはメールかここに添付しているチラシをファックスする必要があります。締め切りは今日です。明日の参加が無理でも、10月にも説明会がありますので、ご安心ください。

★18学校説明会特集!(武庫川女子大学附属中学校・高等学校)

2018年7月10日 火曜日

武庫川女子大学附属中学校・高等学校の学校説明会に行って来ました。
2019年度で創立80周年を迎える学校で、現在では、附属中学校・附属高校・大学・大学院・短期大学部を持つ女子校です。
2018年度の大学合格実績では、卒業生の約80%が武庫川女子大学へ進学しています。
(2018卒業生348名中279名進学)

昨年度より新しいコース「創造グローバルコース」「創造サイエンスコース」を設置しています。
今回の説明会での重要情報は、2019年度入試より【中学入試】では[英語入試]や[思考力入試]を導入することです。
[英語入試]では英語だけの入試ではなく、勿論他教科の学力も検査されます。すなわち、《グローバル入試》という受験方式で、英語(50分100点)、国語(50分100点)、算数(50分100点)から選択受験ができます。また、[思考力入試]では、《みらい思考力入試》という受験方式で、60分100点で〔思考力を問う合科型の問題〕を4題出題されます。
【高校入試】では、《SA方式入試》では、提示した課題について〔プレゼンテーション〕を行うものです。

 

★2019中学入試募集要項

①:自己推薦入試:専願のみ
・英検、漢検などの資格取得、課外活動の活躍を評価
・人物重視の評価基準

②:4/3科選択入試
・4科=国語・算数・理科・社会の4科または3科選択

③:グローバル入試

④:みらい思考力入試
・思考力を問う合科型の問題を4題出題。

⑤:2科入試
・国語と算数

※また全方式において、資格取得・課外活動などの活躍を加点があります。

 

★2019高校入試募集要項

①:自己アピール入試:専願のみ

②:3科選択入試
・英語、数学は必須。国語もしくは理科を選択。(ただしグローバルサイエンスは理科を必ず選択。)

③:アスリート・アーティスト入試:専願のみ

更に詳しくは、学校説明会に是非とも参加して確認してください。


★★18学校説明会特集!(相愛中学校高等学校)

2018年7月9日 月曜日

今春!地下鉄から名称変更したOsaka Metro御堂筋線本町第4出口すぐにある相愛中学校高等学校は、小規模の女子学校です。

中学校は、府下で唯一の音楽を専門に学ぶコースを持ち、高校音楽科を目指し基礎力を養成する[音楽科進学コース]があります。

高等学校では、作曲・声楽・器楽など多彩な専攻の中から選択でき、専門的な授業が週11時間~15時間で大学教授を含む優秀な講師陣が丁寧に指導される[音楽科]があります。

もちろん、普通科として中学校では、[特進コース/進学コース]、高等学校では、[普通科特進コース/普通科専攻選択コース]である【大学進学を主な目標にしたコース】と【学業とクラブなどを両立させ将来の夢に向かって進めるコース】もあります。

興味ある女子教育の選択科目は以下に示したものです。(学校説明会資料より)

学科の勉強はもちろんのこと、〔ピアノレッスン〕〔フードデザイン〕、〔着つけ〕や〔バレエ〕など女子ならではの科目となっています。

大学への進級、そして社会人となるためにどのような企業に就職しているのでしょうか。是非、オープンスクールに参加して『未来予想図』を見てきてください。

★18学校説明会特集!(大阪信愛学院中学校・高等学校)

2018年7月5日 木曜日

7月3日(水)大阪信愛学院の塾対象説明会に行ってきました。

6月の地震では体育館が一部傷んだそうですが、以前このエントリーで紹介したようにスポーツも盛んな女子校です。

校長先生の御挨拶は、吹奏楽部でフルートを吹いていたという卒業生の保護者がお嬢さんの結婚の報告にいらっしゃった時のエピソードでした。そのお嬢さんが困難に向き合ったとき「信愛スマイル」で乗り切った、というお話を通して、お勉強の知識以外に身に着けたものも大切だとのお話でした。また「皆かけがえのない存在である」ということを伝えたい、という学校の理念を自らのお言葉で伝えてくださいました。

続いて進路状況の説明です。これも以前のエントリーで紹介した通りですが、138名の卒業生に対し、現役で国公立大学14名、関関同立26名、関西医大1名、薬学22名合格。さらに併設短期大学に10名、他の短期大学に8名など幅広い進路状況が紹介されました。きめ細かなコース制が成果に結びついています。

入試に関する説明も頂きました。

2019年入試から中学校に新たなコース制を導入します。
学習内容の先取りを行う「スーパー文理コース」は7限授業を行います。高校進学時にも、高校からの入学生と混ぜないクラスです。
一方先取りをせずに教科内容を深める「学際コース」は6限授業が基本としますが、補習や学びなおしが加わります。こちらのコースは高校進学時に、高校からの入学者と一緒になり、5つのコースに分かれます。
「スーパー文理コース」の五ツ木駸々堂模試での目安は45程度を想定しているとのことです。入試で「スーパー文理コース」の基準に達していなくても、「学際コース」への回し合格もありますので、安心ですね。

 

高校のコース制についてです。

5つコース(「文理」「進学ソレイユ」「進学エトワール」「看護医療」「子ども教育」)の違いについて、詳しく説明がありました。
大学進学に特化している「文理コース」ですが、高2までは国公立進学も視野に入れた全教科履修、高3になってから科目を絞り込んだ私立大学型にすることが可能だそうです。
グローバル教育が特徴の「進学ソレイユ」(ソレイユとはフランス語で「太陽」のこと)、学ぶことの大切さと楽しさ、わかることの喜びが実感できる少人数制の「進学エトワール」(エトワールはフランス語で「星」のこと。)も魅力ですが、済生会病院での実習もある「看護医療コース」とお隣の幼稚園での実習やピアノレッスンもしてくれる「子ども教育コース」は併設の短期大学に進学する場合、単位の先取りもできます。
※看護以外の理系は「文理コース」に入る必要があるとのことです。理系進学の可能性がある場合は注意が必要です。
成績の基準はありますが、希望により高校2年時で転コースも可能となっています。

 

入試に関しての情報です。

中学入試は(19日午前、午後、20日午後)の3回設定です。
英語も選択できますが、内容としては英検5級程度のリスニングです。放送された英文を聞き取って選んで答える形式です。
高校募集は内部からの進学50名と別に、外部募集として、文理コース30名、他コース合計で70名を定員としています。
5教科、3教科双方で合否判定が行われますので、5教科選択で、理社で失敗しても心配はありません。こちらも中学入試と同じく他コースへの回し合格があります。

副校長先生による、「今の校風を大切にしていきたい。」というお言葉で説明会は終了しました。合格の目安など入試に関する詳細は9月17日の開成進学フェアなどで、直接学校の先生方からお聞きください。

 

★18学校説明会特集!(関西大倉中学校・高等学校)

2018年7月4日 水曜日

関西大倉中高の説明会に行ってきました。
茨木市の山手、都会の喧騒から離れた絶好の学習環境にある関西大倉中学校、高等学校ですが、北摂有数の進学校としても知られています。7月3日の入試説明会にお邪魔しました、といっても会場は梅田の阪急インターナショナルホテル。今回はお楽しみのスクールバスはお預けです。

オープニングは学校紹介ムービー。上空からの映像はドローンも使ったのでしょうか。手が込んでいます。
校長先生のごあいさつの後、広報の先生より入試状況の報告を頂きました。
中学入試では2教科選択も可能になりましたが、A1日程での2科目選択は14%と、やはり基本は3~4教科での受験生が多かったようです。

高校入試では数学の平均点が半分程度と難しすぎた、とのことですので、来年は多少緩和されるかもしれません。

学校での取り組みについても詳しく説明してくださいました。国公立大学の先生方を招いての「学問体感」という特設講座や、企業とのコラボによる「企業探求」といった実践など、進学校の枠を超えた面白い取り組みが行われています。
クラブの加入率は60〜70%とそれほど高くはありませんが、どのコースからでも参加可能なのだそうです。
大学合格実績については国公立大学 194(現役146) 過去最高。
高校からの入学者では114名合格と、近隣の難関公立高校を凌駕する実績です。

2022年には校舎を建て替えるなど、進化していく関西大倉なのでした。

合格の目安など詳細については、9月17日(月祝)の開成進学フェアで直接学校の先生にお尋ねください。

女子校合同進学相談会 in高槻

2018年7月2日 月曜日

いやぁ、驚きです。大阪府と京都府の境界を越えた新しい企画です。阪急沿線かとも思いましたが、大阪国際滝井は京阪沿線ですし、好文学園女子は阪神沿線・・・。そして、合同進学説明会の会場はJR高槻駅前?と思いましたが、JR高槻駅は阪急高槻市からも徒歩圏内ですし、京阪枚方市駅からもバスが出ていますので実は絶妙なロケーションかもしれません。今回参加の7校は、コース変更や部活の活躍など話題性のある学校ばかりです。暑い時期ですが、駅からすぐですので、日焼けの心配もございません。中学女子、および保護者の皆様、参加して各学校の魅力を聞いてみましょう。