• 大阪府高等学校 第2ブロック音楽会

    その昔、大阪が9つの学区に分かれていたころの地域を今でも「ブロック」と呼びますが、その地域の高校の部活が集まってのイベントというのが今でも時々行われています。

    その中で「ブロック音楽会」という音楽系の部活動や音楽選択の授業成果発表のためのイベントがこの時期、それぞれのブロックで毎年開催されています。今回は先々週の木曜日の祝日に行われた第2ブロックの音楽会を紹介します。

     

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    第2ブロックでは、私立高校の進学校化に伴い、一時期は公立高校の出演が目立っていましたが、近年では逆に私立高校の復活も目に付くようになってきました。中でも関西大倉高校は40名のクラシックギター部と70名の吹奏楽部の2団体が単独ステージに出場するなど、文化面でも力が入っています。

    昨年まで男子校サウンドを聞かせてくれた高槻中学校・高等学校は、今年度から共学化しましたが、早くも舞台上でも活躍する女子の姿が見られました。

    吹奏楽やマーチングのコンクールでも有名な金光大阪中学校・高等学校の吹奏楽部は、舞台上を動き回るパフォーマンスを交えた素晴らしい演奏を聞かせてくれました。

    一方、先週のブログで紹介した金蘭会高等学校・中学校も46名の吹奏楽部によるステージがあり、演奏途中で歌をはさむなど、女子校ならではの演出も効果的でした。

    このイベントは外部にはあまり宣伝されていないものですが、入場無料で一般席も用意されています。毎年同じ時期に行われますので、音楽系の部活に興味のある小学生、中学生は、それぞれの学校の部活に入部した先輩方などから出演時間や詳細を聞いて、鑑賞してみてはいかがでしょうか。

     

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  • 金蘭会中学校・高等学校にお邪魔してきました(授業編)

    この学校にお邪魔して一番感動したのは授業です。どの教室をのぞいても、生徒さん方が授業に集中しているのです。

    こちらは美術の授業光景です。オノマトペを図にあらわしましょう、というデザインの授業なのですが、皆真剣です。

    体育館では跳び箱の授業がおこなわれていました。左のレーンでどうやら先生によって試験が行われているらしく、こちらは練習コーナーのようなのですが、跳べない生徒を、他の生徒たちが励ましたり、アドバイスをしたりしている姿が見られました。

    音楽室では生徒たちによる合唱の授業です。先生は横でサポートしているだけで、指揮も伴奏も生徒が行っています。中学校1年生だと思いますが、既にレベルの高いハーモニーになっていました。

    ちなみに音楽室はもう一つあります。

    こちらはiPadを使った英語の授業です。自分で取り組む生徒と教え合いをする班が混在しているという珍しい授業です。ここでは留学生の周りに生徒が集まっていました。

    こちらも英語の授業ですが電子黒板を活用しています。生徒が次々と積極的に答えを言っている姿が印象的でした。

    こちらの家庭科の授業では電子黒板を使って答え合わせの能率を上げています。

    こちらは国語の授業ですが、先生の提示する課題を生徒がノートに書きこむという、生徒に考えさせて書かせるということを中心に展開されている授業でした。

    いずれの授業でも、生徒を上手に主役に仕立て、先生方が教えすぎないという授業が行われており、退屈したり寝ていたりする生徒が本当に一人もいないのが印象的でした。中高一貫校では、中3や高1で「中だるみ」が来る、などといわれますが、熱心に授業に参加している生徒さん方の姿を見ていると、この学校には全く当てはまらないなと思いました。

    今後迎える大学入試改革をはじめとする教育改革の趣旨を理解し、既に実践に生かしていらっしゃる先生方ばかりで、今後この学校もさらに発展していくのではと感じました。

    授業を見せてくださった先生方、ありがとうございました。

     

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  • 金蘭会中学校・高等学校にお邪魔してきました(学習環境編)

    きれいな広々とした図書館がありました。

    自習ができる机の前には文庫の書架がずらり。

    こちらには新書がずらり。


    辞書・図鑑類も充実です。調べ学習も大丈夫ですね。

    こちらは絵本や芸術のコーナー。現代書道の巨匠である村上三島氏の作品集もさりげなく混ざっています。女子校らしくレタスクラブのバックナンバーもそろっています。

    一角に受験情報コーナーがありました。もちろん進路指導の部屋に最新のものがそろっているそうですが、ここにも大学案内や「赤本」がずらり。

    こちらはパソコン室です。この日も先生が2名付いて情報の授業が行われていました。

    茶室です。この学校では全コースで、総合学習の時間を使って本格的な茶道の授業が行われています。1クラス全員収容することができる和室では、さすがに炭火を使うのは安全上問題があるらしく電熱の炉を使っているようです。

    (続く)

     

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  • 金蘭会中学校・高等学校にお邪魔してきました(安心・安全編)

    JR大阪環状線福島駅近くの金蘭会中学校・高等学校は今から112年前の1905年(明治38年)に設立された女学校を母体とする学校法人ですが、千里金蘭大学や共学校である金蘭千里中学校・高等学校を併設するようになり、現在、校地の横に保育園も建設中という発展が続いている学園です。バレーボールや新体操といった全国レベルの部活でも有名ですが、今回は授業や普段の学校生活を中心に紹介します。

    今の場所に移転してきてからも95年という超伝統校なのですが、10年前に校舎を全面的に立て替えて、セキュリティーも万全な学校となりました。というわけで、今回はこの学校の「安心・安全面」をご紹介しましょう。

    ご覧のように大きな通りに面しています。今はちょうど下校時刻なので門が空いていますが、それ以外の時間帯は表からインターホンで連絡して内側から開けてもらえなければ中に入ることはできません。

    生徒用の靴箱です。玄関が吹き抜けというのも開放感があっていいものですね。おや、靴箱の横に何やらパネルが・・・。

    実はこれは登下校時に各生徒が持っているカードをタッチすると、ご家庭にメールが送信されるという仕掛けです。

    階段も緩やかで、1フロア移動の間に2か所の広い踊り場があります。エレベーターも3基あって生徒の使用も可能ですが、1基はストレッチャーを運ぶことができるサイズになっています。

    ご覧のように廊下も広く、途中に多目的スペースがありますので、余裕が感じられます。

    中学生には給食があります。中1には週3回、中2には週2回、中3には週1回だそうですが、こちらのおしゃれな空間で食べることができます。給食の無い日や高校生になっても同じ広さの食堂が別にありますし、食堂の営業時間帯以外はパンの自販機もありますのでカロリー消費の激しいスポーツ女子でも心配はなさそうです。(続く)

     

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  • 大阪公立高校2018年度入試 募集定員が発表されました

    先日、2018年度・大阪府公立高校の募集人員が発表されました。全日制などの公立校計155校の募集定員は43,190人。少子化による公立中学校の卒業生の減少を受け、前年度より1,795人少ない募集人員となっています。

    2018年度については「学校統合」も発表されています。現「西淀川」高校と「北淀」高校が統合して「淀川清流」高校(エンパワーメントスクール)に、「泉尾」高校と「大正」高校が統合して大正白稜高校(総合学科)になります。さらに「能勢」高校は「豊中」高校の分校となり「豊中高等学校能勢分校」(総合学科)としての募集となります。

    また、2019年度の学校統合案も正式決定されたようです。「柏原東」高校は「八尾翠翔」高校と、「長野北」高校は「長野」高校と統合されます。府立学校条例(「3年連続定員割れし、改善見込みがなければ再編対象」)による統合ではありますが、近隣の中学生やこれからの受験生、さらに在校生への影響は大きいと思われます。

     

    既に報道されている通り大阪府立の「グローバルリーダーズハイスクール」(TOP10高)は定員のすべてが《文理学科》のみでの募集になります。以前の入試制度では、《文理学科》➡《普通科》への回し合格がありましたがほとんどの受験生は第1志望を《文理学科》としていることから影響は少ないと考えられます。ちなみに前年度・前々年度の学校倍率を見ると、全10校合計で2016年度入試は1.41倍、2017年度入試は1.35倍と人気を集めていましたが、回し合格がなくなる=難化する、と考える中学生もいるでしょうから、2018年度入試では多少倍率が落ち着く学校があるかもしれません。

     

    【2018年度募集人員】(抜粋 統合校・文理学科設置校)

    ・淀川清流:210名(クラス数不明)

    ・大正白稜:240名(6クラス)

     

    ・北野:320名[↓](8クラス)

    ・豊中:360名[↑](9クラス)

    ・茨木:360名(9クラス)/・四條畷:360名(9クラス)

    ・大手前:360名(9クラス)/・高津:360名(9クラス)

    ・天王寺:360名(9クラス)/・生野:360名(9クラス)

    ・三国丘:320名[↓](8クラス)

    ・岸和田:320名[↓](8クラス)

    ※昨年度より、[↑]:1クラス(40名)増、[↓]:1クラス(40名)減

     

     

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  • 大阪女学院中学校高等学校 保護者のためのイブニング説明会

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    以前、このエントリーでも紹介した大阪女学院についてです。設備や環境、進学実績も申し分のない学校なのですが、当然学校の良さというのはそれだけで判断できるわけではありません。今回はこの学校のやさしさがにじみ出るような説明会の案内が届きました。さすが、大阪女学院、受験生の疑問と不安に答える内容が用意されているようです。

    「大阪女学院ってどんな学校だろう」⇒卒業生による、在校時代の思い出紹介

    「合格者はどのように受験を乗り切ったのだろう」⇒保護者による、受験時の体験談

    「コース制の違いがよくわからない」⇒個別相談ブース

    などなど。

    今年受験する中3、小6生の保護者はもちろんのこと、興味のあるもっと下の学年の保護者も是非参加してこの学校の魅力に触れてみましょう。このイベントは事前申込制です。今週末(11月26日(日))よりWeb申し込み受付が始まるようですので、学校HPをご確認ください。

     

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  • 清風高等学校 入試説明会

    大阪では男子校が少なくなりましたが、ここ清風高等学校は、創立以来の男子教育を守り続けている学校の一つです。(戦後の一時期設置された定時制だけ共学だったようですが)

    この学校は「自由な校風、生徒の自主性に任せて・・・」などといった生ぬるいことは言いません。校長先生の「社会の全てから安心、尊敬、信頼される人間を育てるという方針」というお言葉通り、授業も行事もすべて教育です。様々な行事の中で最も印象的なのが、「100Km歩行」という文字通り夜を徹して学校から高野山まで歩くというものです。確かに厳しい行事ですが、今、入学を考えている方、ご安心ください。これは希望制で、しかもそれまでの登山やハイキングに参加した生徒でなければ参加できないというものですので、強制ではありません。但し、友人、先生方と一緒にゴールした時の達成感は一生の自信につながる、と卒業生から聞いたことがありますので、是非参加できるように頑張ってほしいと思います。

    別に体力勝負の指導だけではありません。新聞を利用した討論や発表の授業は有名ですし、国立大学の推薦入試に対応した小論文指導も専用の部屋があるなど、教育改革を先取りしたような実践も既に行われています。

    今年度最後の高校入試説明会が今週末に実施されます。数多くの政治家やスポーツ選手など日本をけん引する人材を育成し続けるこの学校の秘密を、是非直接聞いていただきたいなと思います。志願書と過去問題も頂けるようですよ。

     

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  • 常翔学園中学校・高等学校 ICT公開授業

    常翔学園中学校・高等学校の公開授業を見てきました。今回は265名の申し込みがあったそうです。教育大学の付属校や、公立の学校で公開研究授業がよく行われていますが、私立の学校で、この規模の公開授業が行われるのは珍しいと思います。同志社中や大阪信愛学院(現、大阪信愛女学院)中高など、私立の中高の先生方も結構参加されていました。

     

    今回見せていただいたのは、今年から新入生全員に導入されたiPadを活用した授業です。

    しかし、同じ機械なのに、先生によって(科目によって)様々な使われ方がされていました。

    高校世界史の授業では、補助資料として、中学数学では課題の一斉提供し生徒全員の解答状況が一覧となって投影されるという小テスト管理ツールとして、中学国語では紙に記述したものを画像にして投影し、マーカーを引くなど皆で共有、中学英語では音声認識ソフトを使って発音の練習、中学社会では調べ学習とレポート作成に利用するなど、いずれも授業効率を上げるために活用されていました。また黒板にチョークの授業と、iPadを利用した授業の使い分けがスムーズに展開されており、先生方のスキルの高さにも感心です。周りに見学者が居て落ち着かない環境だったと思いますが、中学生の皆さんも授業に積極的に取り組んでいました。校長先生もご説明ありがとうございました。

    それよりも教室移動するときに、エレベーターで生徒さんたちと乗り合わせましたが、皆さん気持ちよく接してくださいました。先生方との信頼関係もしっかり築けている良い学校だな、と感じたのでした。

     

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  • 関西大倉高等学校 学校説明会はあと2回

    神戸市の各線三宮(JRのみ三ノ宮)駅から地下鉄で2駅目に「大倉山」という駅があり、その近くに「大倉山公園」という広い公園がありますが、この地名と大阪府茨木市の関西大倉高等学校、実は深い関係があります。関西大倉高等学校は実業家、大倉喜八郎氏が1907年に堂島川の南に開校した「大阪大倉商業学校」を母体とする学校ですが、その大倉喜八郎氏の別荘があったのが神戸の「大倉山」というわけです。神戸市にその広大な土地を公園にでも、と豪快に寄付しています。単に売却していたら、地名に名前は残らなかったかもしれません。

    それはさておき、再び学校の方の話に戻りますが、1963年(昭和38年)大阪市北区大淀(今の金蘭会中高の近く、ザ・シンフォニーホールの北)から、茨木に移転します。(その跡地にはABC朝日放送やプラザホテルが建ちましたが、ザ・シンフォニーホール以外の施設は現在解体されています。その朝日放送は現在堂島川北側の大阪大学医学部付属病院の跡地(ほたるまち)に移転していますが、実はその川の向かい側が、大阪大倉商業学校創業の地なのでした、というややこしいお話でした。)

    関西大倉中学校高等学校は1997年に創設後初めて男女共学を中学校から順次始めていきます。2003年に中1~高3が、2007年には全コースが共学となり、今や女子の方が元気なくらいの学校となっています。

    特進S、特進、総合に加えて中学校から上がってくる6年一貫のコースが二つの合計5コースとなっています。それぞれのトップクラスからは、毎年のように京都大学、大阪大学への合格者を出しているようです。(2017年度入試では京都大3、大阪大17)

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    学校説明会は11月18日、12月16日の残りあと2回です。専願受験の方はもちろん、併願受験を考えている中学生も、是非説明会には参加してみましょう。

     

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  • 大阪府立岸和田高校「岸高スーパークラス」導入

    今月11日(土)に行われた岸和田高校の説明会で、「岸高スーパークラス」の導入が発表されました。

    夏には発表されましたが、次年度の入試から、昨年まで文理学科と普通科が混在していた大阪府立Top10高のうち、北野高校と天王寺高校を除く8校も、1学年すべてが「文理学科」のみの募集となりますが、岸和田高校は、その文理学科の中に選抜クラスを作る、ということです。

    このクラスは難関大学(京都大学・大阪大学を想定)の合格実績の向上を目標に、高2から「文系スーパークラス」(文スパ)と「理系スーパークラス」(理スパ)を各1クラスずつ(40名)設置するというものです。

    公立高校で学力別クラス編成というのも思い切った方法ですが、3年度(2021年度入試)でどのような難関大学合格実績が出るのか、楽しみでもあります。

    詳細はPDFをご覧ください。

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