近大みかん 届きました
2017年12月14日今年の1月4日に、このブログで「近大みかん」を取り上げたら(?)、本当に送ってきてくださいました。
外の皮も、中の房の皮も薄くて食べやすく、なんといっても味が最高。
今年の公募制推薦では理系の難易度が結構上がっているように感じます。したがって、結果が思わしくなかった受験生も、怯まずに一般入試に向かっていただきたいと思います。入学したら、来年の今頃、学内でこの美味しいみかんを食べることができるでしょう。
今年の1月4日に、このブログで「近大みかん」を取り上げたら(?)、本当に送ってきてくださいました。
外の皮も、中の房の皮も薄くて食べやすく、なんといっても味が最高。
今年の公募制推薦では理系の難易度が結構上がっているように感じます。したがって、結果が思わしくなかった受験生も、怯まずに一般入試に向かっていただきたいと思います。入学したら、来年の今頃、学内でこの美味しいみかんを食べることができるでしょう。
色々と有名になってしまった岡山理科大学獣医学部ですが、公募推薦入試の出願について、21人の募集に対して、688人が出願(名目倍率32.8倍)しているとのニュースが入ってきました。以前、このエントリーで「狙い目」と書きましたが、すみません。謝ります。この公募推薦は併願も可能となっていますので、実際には募集人数の数倍の合格者を出すと思います。しかし、もし3倍の63人を合格にしても、実質倍率は10倍を超えますので、それでもとんでもない高倍率だといえるでしょう。
ここ数年、全体的に文系学部の人気が回復し、理系、特に生物系の志願者数が減少している中でよく集まっていると思います。
今や子どもの数よりペットの数の方が多いといわれますし、前回獣医学部の新設が認められた52年前と違って輸入食肉や検疫の扱い量もけた違いに多く、今年不足しているインフルエンザワクチンなどの開発や開発など、獣医師の活躍する場は増えています。生物の分野で社会に貢献したいと考える高校生・中学生は、獣医師という選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。
この時期になりますと、いよいよ出願というわけで、説明会の件数も少なくなってきますが、奈良の西大和学園高等学校は何と年も押し詰まった12月28日(木)に説明会を実施します。
こんな時期に説明会しても、そこから受験校を変える事は無いんじゃない?と思っている皆様、実は本番さながらの時刻から始めることで、受験生に対して、学校への行き方も含めて下見として使えるというやさしさがにじみ出ているイベントなのです。
本番と同じ電車、バスを利用して教室に到着する練習ができれば、まず学校に行くまでのストレスを減らすことができるでしょう。当然学校内でのトイレの場所などの確認もできます。しかし、これをお読みの方にこっそり、それ以上のサービスがあることをお伝えしておきましょう。
実は、説明会開始後、昨年度のリスニングの放送が行われます。スピーカーの音質や音量、読み上げのスピードを確認できる絶好のチャンスです。昨年この説明会に参加した受験生の平均点は、参加しなかった生徒に比べて高くなったとの情報もあります。
というわけで、西大和学園高等学校を受験予定の皆様、追い込みで忙しい時期だとは思いますが、このイベントをご利用してみてはいかがでしょうか。
学校のホームページから申し込んでください。
近畿圏の私立中学校は、同じ日に2校受験が可能になるような「午後入試」が広がってきていますが、午前中に受験する学校が面接を実施するなどで終了時間が読めないケースもあります。そこで、午後入試の開始時刻を遅くする対応をとる学校もありますが、それに伴い終了時刻が遅くなりすぎると、次の日の朝の入試も考えている受験生には負担となります。そこで、全体の開始時刻はそのままで、一部の生徒に遅刻を認めるという方法も考えだされました。
関西大倉中学校からはこのようなお知らせが届きました。
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1日目(1月13日)の午後入試につきまして、下記の通り遅刻者への対応をとらせてい
ただきたいと存じます。
■A2日程(16時)の遅刻対応→17:00(点呼後17:15開始)から別室対応について
・A2 16:00点呼 16:15~17:15国語 17:30~18:30算数
・A2(別室) 17:00点呼 17:15~18:15国語 18:30~19:30算数
*17:15からの遅刻については、17:30まで入室可といたします。
*遅刻対応用のスクールバス時刻【予定】
阪急茨木(16:15)、JR茨木(16:30)、北千里(16:30)、千里中央(16:15)、石橋(16:15)
【A2日程 遅刻者への対応について】
試験開始時刻(16:15)までの遅刻は受験を認めます。16:15以降の遅刻は、当日1月13日(土)の10:00~15:50までに事前連絡があれば、17:00集合で、別室にて受験することができます。
関西大倉中学校・高等学校
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他にもこのような対応が用意されている学校もありますので、募集要項や案内をご確認の上、出願されることをお勧めします。
先日、大阪私立中学校・高等学校の新入生初年度納付金額が発表されました。
大阪私立中学校高等学校連合会の発表によれば、2018年度の入学生の初年度納付金額は、高等学校では入学金はおよそ200,000円前後、授業料はおよそ550,000円から650,000円で合計平均810,300円、中学校では平均837,200円となっています。前年度より高等学校・中学校ともそれぞれ3,200円~3,300円増えています。高等学校96校中11校が、中学校61校中6校が入学金や授業料を引き上げましたが、これらは、電子黒板の導入や教育環境の充実、校舎の耐震化などが主な理由となっていますので、学習環境のさらなる充実は期待できそうです。
大阪の私立高校では、国の就学支援金以外に独自の授業料支援補助金制度があります。世帯全体の収入や子どもの人数によって支給額が異なりますが、この制度が高校選びに魅力ある制度の一つなっていると思います。
一点注意ですが、この補助金は入学後に申請し、その後に認定を受けて還付という形になりますので、一度学校への納入は必要な場合がほとんどです。但し、学校によっては授業料の納付を2学期以降に設定する、または還付後まで納入期限を延長するなど、保護者の負担に配慮した制度を設けている場合もあります。入学前にしっかり確認して準備する必要があるでしょう。
(画像をクリックするとPDFが開きます)
こちらの「幼福コース室」というのは、高校の「幼児教育・福祉コース」の生徒が使う部屋なのですが、御覧のように紙芝居や飾り付けを作る実習が行われています。レベルは短大や大学で行われているレベルです。高校では保育士や幼稚園教諭の資格が取れるわけではないので、高校の幼児教育コースのメリットは何だろうと思っていましたが、これらの技術を身に着けた状態で大学に入ると、現場での実習などで即戦力として役に立つことができ、活躍できるのだそうです。さらに、玄関にも優秀作品を展示し他のコース生に見てもらうことで、作品のレベルもさらに上がってきているそうです。
幼稚園の先生はピアノもある程度弾けなくてはいけません。教員養成系の大学でもピアノの部屋を持っているところがありますが、習った経験のない学生にとっては、とてもハードルの高いものとなっています。こちら「ピアノ室」にはピアノ練習用にヤマハの防音ブースが18もあり(近畿圏最大級)、放課後はグループレッスンも受けられるという手厚さ(近所のピアノ教室大ピンチ!)。そもそも音楽の授業が週2回あって、音楽の先生も3名、ピアノの先生も数名いるのだそうです。高校の時から指導されていれば大学に入ってからのストレスが全く違うことでしょう。しかも、実は今日、この部屋を中学生が使っていました。総合学習の時間を利用しているそうですが、全く未経験者でも結構難しい曲が弾けるようになっています。先生が各ブースを回って指導なさっていました。というわけで、ピアノに関しても中学校から入学するとさらに力が付くようです。
竣工から20年近くになる校舎ですが、とてもきれいで明るく、それほど年数が経っているようには見えません。トイレももちろんウォシュレット完備だそうです。事務の方、先生方もとても温かく接してくださいました。試験前のお忙しい中、ありがとうございました。
この日は期末試験前の授業でしたが、ご覧ください、全員真剣なこの姿を。どのクラス、どのコースもこのような状況です。たまたまかもしれませんが、今回見せていただいた授業では、あまり電子黒板などITC機器を使った授業ではなく、黒板とチョークで展開される授業でしたが、いずれも内容の濃い、生徒に考えさせるタイプの授業が展開されていました。
こちらの高校には「特進コースⅠ類」「特進コースⅡ類」「特進コース看護系」「幼児教育・福祉コース」「進学スタンダード」と5つのコースが設置されていますが、この特進コースに対する体制も充実しています。こちらは進路指導の部屋ですが、御覧のように赤本がずらり、国公立の募集要項などの資料も整理されて並んでいます。放課後には生徒たちが進路相談や勉強の相談にこの部屋にやってくるとのことです。
これまたこの学校に通っている生徒からの情報ですが「本当にいじめが無い」とのことです。学校では携帯電話、特に撮影機能については禁止ですが、その代わりに先生と生徒、生徒同士の直接の交流や対話を大切にしているようです。実際、生徒が先生と個別に相談している姿をあちらこちらで見かけました。職員室の廊下にも机があります。質問受けのためのスペースとなっています。これも先生と生徒の距離を縮める効果があるようです。
ブース形式の自習室もあります。黒板に書かれた文字は生徒が勝手に書いたものだそうですが、まあ書いていることは正しいからそのままにしておくかぁ、という先生方も素敵です。夕方遅くまでここで静かに勉強できるようです。(続く)
大阪市南部、東住吉区にあります城南学園は、1935年に開校した「城南女子商業専修学校」をルーツとする伝統校ですが、幼稚園、小学校、短大に加え、2006年には大阪総合保育大学、2010年には大学院を開校、昨年は保育園を開園するなど、拡大路線が続く勢いのある女子総合学園です。その中の「城南学園中学校・高等学校」を訪問してきました。
見晴らしがよく、広々として明るい図書室。蔵書は2万5千冊ほどだそうですが、料理関係やライトノベルなど女の子が好きそうな本が手に取りやすく並べられています。また、医学系の本が並んだコーナーも充実していました。このように女子の好みや進路に適した蔵書が多い点も女子校のメリットの一つだと思います。
1階には広い食堂(カフェテリア)があります。御覧のように、週替わりパスタ280円、ミニカレー220円、ミニ唐マヨ丼220円、グリーンサラダ120円などカロリーを気にする女子向き(?)のメニューも並んでいます。パンの販売もありますし、自動販売機も充実、しかも食堂の前は中庭になっていますので、暖かい日は外でもゆっくりできそうです。この中庭は建物に囲われているために音響が良いので、吹奏楽部が昼休みにコンサートを行ったりするそうです。
ところで、とある生徒からの情報ですが、この学食は「死ぬほど美味い」とのことですので、オープンスクールに行こうと考えている女子は、是非楽しみにしておいてください。(説明会やオープンスクールは12月も予定されているようです。詳しくは学校HPでご確認ください。)(続く)
その昔、大阪が9つの学区に分かれていたころの地域を今でも「ブロック」と呼びますが、その地域の高校の部活が集まってのイベントというのが今でも時々行われています。
その中で「ブロック音楽会」という音楽系の部活動や音楽選択の授業成果発表のためのイベントがこの時期、それぞれのブロックで毎年開催されています。今回は先々週の木曜日の祝日に行われた第2ブロックの音楽会を紹介します。
(クリックするとPDFが開きます)
第2ブロックでは、私立高校の進学校化に伴い、一時期は公立高校の出演が目立っていましたが、近年では逆に私立高校の復活も目に付くようになってきました。中でも関西大倉高校は40名のクラシックギター部と70名の吹奏楽部の2団体が単独ステージに出場するなど、文化面でも力が入っています。
昨年まで男子校サウンドを聞かせてくれた高槻中学校・高等学校は、今年度から共学化しましたが、早くも舞台上でも活躍する女子の姿が見られました。
吹奏楽やマーチングのコンクールでも有名な金光大阪中学校・高等学校の吹奏楽部は、舞台上を動き回るパフォーマンスを交えた素晴らしい演奏を聞かせてくれました。
一方、先週のブログで紹介した金蘭会高等学校・中学校も46名の吹奏楽部によるステージがあり、演奏途中で歌をはさむなど、女子校ならではの演出も効果的でした。
このイベントは外部にはあまり宣伝されていないものですが、入場無料で一般席も用意されています。毎年同じ時期に行われますので、音楽系の部活に興味のある小学生、中学生は、それぞれの学校の部活に入部した先輩方などから出演時間や詳細を聞いて、鑑賞してみてはいかがでしょうか。
以前、このエントリーで紹介した「小学校教育コース」「幼児保育コース」「健康・スポーツ教育コース」の3コース体制で新規開校を予定している「桃山学院教育大学」についてですが、当然昨年度入試が行われていないため、難易度が不明な状態でした。(模試会社によっては失礼なほどゆるゆるの設定をしたところも・・・)しかし、11月の公募推薦入試の結果から、その難易度が明らかになってきました。桃山学院大学と入試問題も共通ですので、合格最低点でそのまま難易度の比較ができるというわけです。
(クリックするとPDFが開きます)
結論としてはずばり、桃山学院大学と同じです。「小学校教育コース」は桃山学院最難関の経営学部マイナス2点、「幼児教育コース」、「健康・スポーツ教育コース」は共に桃山学院の社会福祉学部の少し上、という結果でした。
しかし、以前紹介したように私立大学とはいえ超本格的な教育大学としては夢のように入りやすい状態だともいえます。少なくとも今年度はとてもお買い得だといえるでしょう。
公募推薦後期入試の出願は12月4日(月)までです。(検定料納付は明日の火曜日まで可)試験は12月9日ですが、合格後の入学手続期間は1月19日、つまりセンター試験の自己採点の後ですから手ごたえを見てから入学金を納めるかどうか判断ができます。小学校教員志望の大学受験生は、ひとまず受験してみてはいかがでしょうか。
(入試に関する詳細については、大学HP、要項等をご確認ください。)