大阪工業大学 梅田キャンパスができました

2016年12月16日 金曜日

JR大阪駅、阪急梅田駅のすぐ近くで建築されていた地上22階、地下2階の巨大なビルが完成しました。「大阪工業大学梅田キャンパス」です。大阪駅の近くには以前ここで紹介した関西大学のように、就職支援のためのオフィスを構えている大学がいくつもありますが、ここは次の4月から大阪工業大学「ロボティクス&デザイン工学部」が開設されるなど、毎日学生が通うキャンパスとして利用されることになります。

先日、見学会が実施されましたので、行ってきました。学校関係者や高校生が多く参加しています。まず、6Fのラーニングコモンズという場所で新たな学部の説明が行われます。


その後、真新しい教室を見せていただきます。まだ、完成したばかりで備品はあまり入っていませんが、ここは学生実験室です。机といす8個セットが一つの研究室、となるそうですが、このような柱の無い大空間の中に島のように配置されているので隣の研究室と壁も何もない、というわけです。


大阪工業大学 梅田キャンパス  内観4

このような高層ビルタイプのキャンパスでは授業前後でエレベーターが込み合うという問題が生じるものですが、ここでは1フロア上の学生が居場所にする「デザインスタジオ」との間にはエレベーターを使わなくてもいい様に吹き抜けの階段があります。

ビルには免震装置がついています。解説のプレートもついています。こういう構造物を見せるというのもさすが工業大学ですね。

最上階にはレストランがあります。お昼には学生用にランチが数百円で提供される予定です。ここは一般の人も利用できるように別のエレベーターがあり、大学に迷い込まないようにゲートもついています。HEPの観覧車を下に見ながらのランチが食べられる大学というのも素晴らしいですね。

今回は完成したばかりのビルを見ながら、新学部のコンセプトを説明していただくというイベントでしたが、この大学から未来のロボットやデザインといった新たなものを生み出すといった熱意を十分感じることができました。