大阪明星学園にお邪魔してきました(学習環境編)

2017年7月12日 水曜日

大阪府下95校の全日制の高校の中で、今や男子校はわずか6校になってしまいました。(高槻中高は今春中学校から共学化されましたが、高校からの募集が無いため現時点では高校は男子校です。)その中の、大阪を代表する進学校の一つである大阪明星学園にお邪魔してきました。

まず図書室を見せていただきました。まず、驚いたのは分類番号がありません。司書の先生はどのようにして配架しているのでしょう。また、出入り口のゲートも有りません。貸出処理をせずに本を持ち出す不届きものはこの学校にはいないようです。

本の紹介文を挟んで立てかけているディスプレイも独特です。本に興味を持つような工夫が行き届いています。(因みにこちらに飾られている料理本も最近の男子には人気だそうです。)

こちらの学校では毎週水曜日に「ビブリオバトル」という本の紹介大会が行われているということで、本を中心としたアクティブ・ラーニングが当たり前のように行われています。

そういえばこの学校、全国大会で優勝経験もある弁論部とこちらも全国大会レベルのディベート部があります。そこで、そのディベート部が活動している教室に行ってみました。

先日の近畿大会で、灘高校に勝ったとの事で、次の全国大会で勝つための作戦会議が開かれていました。しかし、その打ち合わせそのものが既に熱い議論になっています。さすがでございます。このような能力は、将来社会で役に立つことでしょう。

自習室は別の場所にあります。ブース形式の部屋もあるようですが、こちらは机が並んでいる自習室です。夜8時まで使えるとの事です。邪魔してはいけませんので、ガラスの外から撮影させていただきました。

このような環境から今年も大学合格実績は国公立合計153名など優れた合格実績が出たというわけでした。(続く)

(学校HPより数値引用)