常翔啓光プレテスト会

2017年9月14日 木曜日

中学入試をお考えの小6の皆さんへ、いよいよプレテストのシーズンが迫ってきました。

プレテストというものは小学校が休みの土曜・日曜・祝日に行われますので、同じ日にいくつもの学校が重なるケースもあります。常翔啓光のプレテストが行われる11月5日も、同校以外に

上宮学園・大阪学芸高等学校附属・大阪青凌・金光八尾・京都共栄・龍谷大学附属平安

と全部で7校のプレテストが予定されています。(ちなみに11月11日は近畿圏で17校も重なっています。)常翔啓光では保護者向けの説明会や教育講演会も同時に行われていますので、生徒と一緒に出掛けて、一緒に帰る事ができます。しかもお土産付きという気配りまで・・・。というわけで、枚方方面の中学生はこちらのプレテストを考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

(クリックするとPDFが開きます)

 

京都産業大学附属中学校・高等学校 入試関連イベント

2017年9月13日 水曜日

京都御所の北、同志社大学の近くの相国寺の緑の中に「成安女子高等学校」がありました。短期大学も併設されており、バレーボールが強く、美術系のコースもあるなど存在感のある学校でしたが、10年前、京都産業大学がその学校を引き継ぎ、「京都産業大学附属中学校・高等学校」と校名も変更したのは驚きでした。今では下京区、丹波口駅の近くの旧専売公社(現JT)跡地に校地も移転し、近代的な校舎には往時の面影はなくなりましたが、その名の通り京都産業大学への内部進学をすることが可能であるとともに、50名以上の国公立への合格者が出るなど、他の大学受験にも力を入れていることで知られている学校です。

(ちなみに相国寺の中の跡地は現在、京都府立鴨沂高校の建て替えのための仮校舎として使われています。)今回はこの学校の入試説明会を紹介します。

(クリックするとPDFが開きます)

 

直前に決まることの多かった学校見学会ですが、今では年度の初めから企画されて、告知していただける学校が増えてきました。もちろんこの学校もその一つなのですが、こちらでは出入り自由ではなく、説明会と校内見学、クラブ紹介などを、午前と午後、中学と高校と組み合わせたツアー形式のイベントにしています。詳しくは添付のファイルをご覧ください。予約不要とのことですので、気軽に参加できますね。

 

中学と高校のつなぎ目の時間帯は食堂の利用もできるようです。高校入試の方は、早めに行って利用してみてはいかがでしょうか。結構美味しいそうですよ。

 

 

寮のある首都圏の中学校

2017年9月12日 火曜日

以前、このセッションで紹介した鹿児島県立楠隼(なんしゅん)中学校は全国的も珍しい公立で全寮制の学校でしたが、私立中学校では寮を併設している学校がいくつもあります。

医学部進学でランキングの高い鹿児島のラ・サール中、長崎の青雲中、愛媛の愛光中、岡山の岡山白陵中、北海道の北嶺中、函館ラ・サール中などが寮を併設している学校として挙げられますが、いずれも地方に立地しています。通学の必要が無いので、地方で広々とした良い学習環境で学習できます。しかし、親御さんは何かあった時に駆け付けるのは大変です。

 

(クリックするとPDFが開きます)

埼玉県の秀明中学校は首都圏にありながら「全寮制」という学校です。中学入試の難易度は難関というわけではありませんが、医学部進学を目指したコースがあるなど、進学には力を入れているようです。首都圏にお住いの方は、全寮制なので、安心して学校に任せることができます。夜までみんなで勉強してくれることでしょう。また何かあっても東京駅から1時間ほどで駆けつけることが可能です。また週末ごとの帰宅もできますね。

というわけで、その学校の学校説明会の1回目は終わってしまいましたが、11月には2回目がありますので、いかがでしょうか。

 

 

【9年一貫】薬剤師をめざすなら、東大谷高校【育成プログラム】

2017年9月11日 月曜日

高大接続の取り組みは、大学付属系の高校を中心に広がりを見せてきました。早く本格的な学問に触れることで、学ぶ生徒のモチベーションを上げる、単位の先取りができる、といったメリットがあるのですが、ここにきて本格的な「9年一貫教育」が生まれました。

薬学部のある大阪大谷大学と東大谷高校のコラボです。

 

当然ですが、薬剤師になるには薬学部(6年制)を卒業して国家試験に合格しなければなりませんが、ここで4つのハードルが待ち構えています。

1.薬学部に合格する学力的ハードル
2.6年間通学する経済的ハードル
3.実習を受けるための試験合格やその後の実習、進級・卒業するための勉強を両立させるための体力的ハードル
4.国家試験合格という最終ハードル

 

このうち、国公立の薬学部に進学できれば②は軽減されますが、当然競争は激烈ですので合格できる人は限られます。

というわけで、薬剤師になる夢をあきらめてしまう人も多いわけですが、東大谷高校と大阪大谷大学のプログラムは、そこんとこ、よぉわかってはります。

1.理科、数学の課外授業を行い、高校での成績を元に薬学部への入学が許可される。
2.大学の入学金は免除、その他特待生制度や奨学金(貸与)も用意され、奨学金も国家試験に合格したら返還は免除。
3.高校の課外授業を受け、レポートを提出等で、大学の単位が認定される。

 

というわけで、あとは国家試験に向けて頑張ってね、ということになります。2016年の国家試験の合格率は私立大学平均で76.32%に対し、大阪大谷大学は64.90%と今は負けていますが、このプログラムで優秀な生徒が入学することによって向上していくことでしょう。

大学受験準備が間に合わず、薬学部を目指して浪人することを考えれば、とても経済的で安心できる制度ではないでしょうか。

詳しくは9月18日(月祝)開成進学フェアの、東大谷高校のブースでお聞きください。

 

 

園田学園高校 入試説明会&オープンキャンパス

2017年9月8日 金曜日

テニスファンの一人として、大きな時代の終わりを感じた、8月28日、2度目の引退を表明した伊達公子の母校である園田学園高校のお話です。

尼崎の阪急塚口駅から徒歩8分、住宅地の中に新たに建築された校舎に、BEAMSの制服を着た元気そうな生徒さんたちが吸い込まれていきます。

伊達公子だけでなく、ほかにもプロのアスリートを輩出している事からもわかるように、スポーツの分野でも頑張っている学校です。一部学校のHPから紹介しますと・・・

 

陸上競技部(2016年 走り幅跳び全国優勝)

テニス部(2015年 全国選抜 団体3位)

バドミントン部(2016年 全国団体ベスト16)

水泳部(2016年 全国出場 50m、100m自由形)

モダンダンス部(2016年 全国出場)

バレーボール部(2016年 近畿大会出場)

ソフトボール部(2016年 県3位)

バスケットボール部(2016年 県7位)

 

などなど、素晴らしい実績ぞろいです。

 

一方、この学校は海外研修にも力を入れています。ニュージーランドに学園が研修施設を保有しており、中学生は10日間、高校生の希望者は半年間、安全な環境で語学研修を受けることができます。その効果もあるのでしょうか、併設の園田学園女子大学・短期大学以外を受験する生徒も増えているようです。

 

というわけで、勉強もスポーツもしたい元気女子は、こちらの入試説明会に参加してみてはいかがでしょうか。阪急の駅が最寄ですがJRの駅からも歩けますので、大阪市内からでも通学は可能ですよ。

 

(クリックするとPDFが開きます)

 

 

【大学入試を】大谷中学校の「未来力」入試【先取り】

2017年9月7日 木曜日

大阪、天王寺駅の南、少し小高い住宅地にある、高校からの募集が無い完全6年制の女子進学校、大谷中学校・高等学校の説明会に行ってきました。会場はあべのハルカス23階の大谷大学の施設です。いやぁ気持ちいいです。それはさておき学校の授業内容も詳しく教えていただける充実の説明会でした。ありがとうございました。

まずは、男子校である清風学園で40年、教頭先生としても18年間お勤めの後、この春から女子校である大谷にいらっしゃった堀川校長先生のお話です。やはり女子校の女子の元気よさが新鮮に見えるのでしょうか、女子校の魅力が際立つ教育理念の説明、大谷の魅力が大変リアリティーをもって伝わってきました。

「やさしく」「かしこく」「うつくしく」・・・。いいお言葉です。

英語力の育成がウリの「凛花コース」の説明がありました。30年前から行われている海外研修についても説明がありました。オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・タイに姉妹校が8校、その他提携校が多数あり、エージェント任せではない自前の3か月か1年間(希望者)の海外研修が用意されています。また姉妹校から交換留学生が、2016年度は合計で60名ほど来ており、日本に居ながらでも国際交流ができるようになっています。

大学進学については進学校として素晴らしい実績です。昨年度卒業生215名のうち、現役で進学したのは92%、浪人になった17名の内、実は14名は合格校はあるが一浪を選んだそうですので、現役合格率としては98.6%と驚異的な数値になります。その内容でも京大1、阪大7、神戸大5を含み国公立63名、医学部医学科14名などとなっています。また指定校推薦枠も多く、関関同立で38名分、近大19、甲南3など全体で約500名分となっています。

さて、ここで理科の先生が登場。平素の取り組みを紹介していただきました。「医進コース」があるこの学校では理科教育にも力が入っています。化学では実験助手が常駐しており実験室にはドラフト(有害な気体が発生する実験を安全に行うブース)が2台も設置されています。物理では映像教材を作成するという取り組みを通じて、教科書レベルを超えたシミュレーションができたりします。生物の解剖については、カエルは2人で1匹、豚の目玉は1人1個という恵まれた環境で行われています。この解剖用のカエルは学校内で育てているそうで、自給自足だそうです。ちなみにプラナリアやボルボックスも培養して備蓄しているという徹底ぶりです。

もちろんこれほど本格的な授業が行われているので、科学に興味を持つ生徒も増えるだろうと思いながら聞いていたのですが、やはり「科学部」という部活も盛んで、そこの生徒さんが、科学コンテストの国際大会に参加、英語で堂々のプレゼンを行ったそうです。国内から参加した5校のうち、4校はSSHだそうですので、普通の学校からは大谷が唯一の出場だったわけですね。

さて、本日の説明会の目玉、「未来力」テスト、についてです。

1月13日(土)の午後に行われる「1次B」の凛花コースのみの実施ですが、作問例によると、500字~1500字程度の文章を読んで、要約し、読解し、解決方法やそこから予測されることを記述式で答えるという、子どもの思考力まで測れるように工夫された問題です。国語の先生から直々に出題意図と採点基準について説明がありましたが、こちらは学校の説明会で詳しく教えていただけると思います。また、「未来力」テスト型のプレテストも行われますので、子どもとしてはこちらを受験するのが手っ取り早いと思います。

というわけで、9月9日(土)に入試説明会が、11月11日(土)にプレテストが行われますので、大谷中をお考えの受験生・保護者の皆様はこちらにも参加しましょう。

 

 

京都産業大学 公募推薦入試対策講座

2017年9月6日 水曜日

1965年宇宙物理学者・荒木俊馬により、京都神山の地に創設された京都産業大学はマークも「射手座」がデザインされていますが、文系学部の定員が多く、その印象が強いという不思議な大学でした。しかし、2016年の宇宙物理・気象学科の新設に加えて、2018年には情報理工学部、2019年には生命科学部の開設を予定するなど、一気に理系シフトが進んでいます。そもそも世界最速の大型コンピューターを導入するなど情報科学の分野では有名な研究も行われていましたので、理学系の拡張は自然な流れだったともいえるでしょう。

このように拡大を続ける京都産業大学の公募推薦入試対策のイベントが各地で行われます。しかも個別相談も行われるという手厚さです。一人で対策を練るより効率的でしょうから、受験生は是非、参加しておいた方が良いでしょう。

(クリックするとPDFが開きます)

 

【先着順】四天王寺中学校 学校見学会のお知らせ【200組様限定】

2017年9月5日 火曜日

大阪の女子校でトップの大学合格実績を誇る四天王寺中学校・高等学校ですが、その実績から、とても厳しい学校だと思われています。登下校の生徒たちも重そうなカバンをいくつも持っていますので、家で行う課題も多いのでしょう。しかし、実際に入学した生徒によりますと、意外に部活が盛んで、行事・講演会などのイベントも多く、勉強一本ではなく、気が付けば楽しく過ごしている自分に驚いたそうです。特に文化部は充実しており、コーラス部は大阪府のコンクールで中学・高校と金賞を獲得し、自然科学部からは今年も日本生物学オリンピックに出場する生徒が出るなど、本格的です。

四天王寺中学校は入学したら勉強漬けだと思っている小学生は、是非見学会に参加して、その偏見を取り除いてください。

 

(クリックするとPDFが開きます)

中学校では長らく算国理社の4教科必須という入試が行われてきましたが、次の入試から算国理の3教科でも受験が可能になります。但し4教科で受験した場合でも、社会ありの400点満点と、社会無しの320点満点を1.25倍した高得点の方で判定してくれるとのことですので、4教科受験した方が損をすることはありません。むしろ社会の平均点が高い場合は得をするケースもあるでしょう。というわけで、そのあたりの詳しい話は学校の方で聞いてみましょう。

 

 

★学校説明会特集!(追手門学院中学校高等学校)

2017年9月4日 月曜日

追手門学院中学校高等学校(茨木)の学校説明会に行ってきました!8/29(火)まだ8月の夏休み?の最中に学校説明会がありました。今回は、大阪(梅田)にあるイベントホールで開催されました。約100組の参加だったでしょうか・・・。

まずは、学校長のご挨拶からでした。来年2018年に創立130年を迎えられ、さらに翌年の2019年には新校舎移転が実施されるということで益々前進される様子です。何か節目になることがあれば、新たな動きがあるのがつきものです。大いに期待できることと思います。

今回特に注目されることは2点。まず、中学校教育における成績の向上です。中1から中2、中3さらに高1と五ツ木模試・ベネッセ模試や進研模試の成績の伸びが飛躍しています。『リフレクション学習』(授業⇒週末課題⇒サイクルテスト⇒フィードバック講習のサイクル学習)が定着しつつあるのではないでしょうか。その他、『コミュニケーション教育』や『志の教育』『情報サイエンス教育』など様々な取り組みも後押ししているようです。

もう一点は、大学合格実績です。この数値については、以前から受験する生徒の学力からすると少し物足りなさを感じておりましたが、2015度⇒2017年度大学入試では、【国公立】68%増、【関関同立】23%増となっています。特に【国公立】については、2015年入試:28名、2016年度入試:29名、2017年度入試:47名と勢いが出てきた感じです。生徒数が増えても【国公立】の合格者数はなかなか増えないのが現状です。今後にさらに期待したいと思います。

 

★オープンスクールは、9/2(土)に実施され、「1,000名以上の生徒・保護者の皆さまにご参加いただきました。」とご連絡もいただきました。

★今後は・・・、

【中】授業見学9/27(水)/ 入試説明会10/21(土)11/18(土)〔プレテストあり〕/ ミニオープンスクール10/7(土)

【高】入試説明会10/14(土)11/11(土)12/9(土)/ イブニング説明会(高槻・池田・吹田・豊中)で11月実施予定

 

是非とも一度足を運んでみてください。

 

 

 

国立大学付属 入試見直し論

2017年9月1日 金曜日

29日に、国立大学の付属校はどうなるのか、という記事を書いたばかりですが、次はこのような新聞報道がありました。文部科学省の有識者会議の議論の内容のようです。

その主張を簡単にまとめると、国立大学の付属校は教員養成のためなので、これから教員が現場で直面するであろう様々な生徒を集めるべきだ、というものです。確かにエリート養成が目的ではないというのはわかるのですが、週休2日制が導入された時でも、付属校ではその数年前から土曜授業をなくしてカリキュラムの開発を行いましたし、20年ほど前に総合学習の研究授業が付属校でしばしば行われていた時でも、付属の生徒たちは教科の時間が削られたにも関わらず、自主学習用に与えられた問題集で、一般中学生以上の基礎学力を維持していたわけです。つまりある程度、学習面で優れた集団でなければ教育面での研究は成立しないのではと思うのです。

付属校の先生方の意見も含めて、今後十分な議論がなされることを期待します。

(画像をクリックするとPDFが開きます)

(読売新聞 2017年8月27日 朝刊より)