藍野高校 オープンスクール

2017年11月9日 木曜日

高齢化を迎えつつあるわが国では看護師の需要は高まっていると思うのですが、看護師養成系の高校はなぜか減っています。かつて大阪には府立白菊高校という衛生看護科のある公立高校がありましたが、残念ながら、2003年に廃校になりました。今は私立で3校、大東市のアナン学園高校、河内長野市の大阪暁光高校、そして茨木市の藍野高校が衛生看護科を設置しています。しかし、アナン学園、大阪暁光の2校は5年一貫教育で看護師になれるのに対し、藍野高校は3年で准看護師、その後系列の短大に進めば看護師が取れる、というシステムになっています。つまり大阪では高校卒業と准看護師の資格が3年で取得できる唯一の学校となります。准看護師というのは医師や看護師の監督のもとでしか業務ができないため、不自由な資格だという人もいますが、個人経営のクリニックなどのように准看護師を求めているところも多く、就職後にもう一度勉強して看護師になることも可能ですので、ひとまず18歳で看護の仕事に就けるというのは大きなメリットだといえるでしょう。

大阪唯一の学校ですから、遠くから志願する学生もいるでしょう。そのために女子寮が用意されています。食費込みで月5万円だそうです。(男子には寮はありません。)

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というわけで、1年でも早く看護のお仕事がしたいという中学生は、こちらのオープンスクール、説明会に参加してみてはいかがでしょうか。12月の対策講座もお勧めです。