関西大学 2021年度入試結果分析(その2)

2021年3月12日 金曜日

次は入学者数前年比でのランキングです。集約時点でまだ国公立の結果がすべて判明していませんので、ここでのランキングで上位の学部―学科に関しては、ほぼ「専願」的な受験だったことになります。実はランキングトップの「システム理工―物理・応用物理」に関して、2019年の同時期には入学者がほぼいなかったのですが、昨年から増加し始め、今年はさらに前年比2.5倍といった伸びになっています。当グループからの進学率(進学者÷合格数)は関西大学全体で27.4%ですが、「システム理工―物理・応用物理」は41.67%と高い割合になっています。因みにこれを超えるのは、今年は「システム理工―機械工」「社会―社会 メディア」「環境都市工―都市システム」の3つですが、いずれも例年入学率の低い募集単位となりますので、今年は国公立大学との併願が減少したのかも知れません。(続く)