【勝手に】同志社大学・立命館大学 合格者の進学先【同立戦】

2022年8月9日 火曜日

京都に君臨する2つの難関大学、同志社と立命館。スポーツの「同立戦」(立命館の人だけは「立同戦」と順番にこだわって呼ぶ)の伝統的な応援合戦も有名ですが、受験生にはどのように見られているのでしょうか。そこで、まず開成教育グループから受験して、それぞれに合格した受験生の動向を調べてみました。資料としての信ぴょう性を高めるために、過去3年分を合算して割合を調べてみました。

まず、それぞれの大学の合格者の進学先です。進学先が不明な受験生もいますがこの資料では分母にも含んでいません。ご覧のように同志社合格者の、同志社への入学者は68.1%。今年に限ってみると7割を超えています。さすがに高いですね。一方立命館では62.5%。同志社や関西学院とダブル合格した場合はそちらに入学した受験生も居ます。

ところで、やはり国公立を第一志望にしている受験生は、力試しとして入試では記述式の割合が高い同志社を選ぶのであろう、と思いつつ大学設置者別の進学先を比較して見ると・・・あれ?国公立の割合では思ったほど違いがありません。国立に限っていえば、1ポイント差とほぼ同じような割合です。もしかすると同志社対策にエネルギーをかけすぎて、国公立対策が疎かになったのか?同志社の魅力が強くて、国公立よりも同志社を選んだのか?そこの検証はできませんが、ともかく国公立の併願校としてはどちらも同じように考えられているようです。というわけで、同立ダブル合格の場合は同志社の勝ち、国公立併願としては引き分け、というお話でした。